「思い切って大人も楽しめるジュブナイル映画にしたら良かったのでは?」“それ”がいる森 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
思い切って大人も楽しめるジュブナイル映画にしたら良かったのでは?
途中までプレデターかサインみたいな雰囲気があったが、結果そこまで振り切れずなんとも消化不良で昔の水曜スペシャル的なノリでチープ感満載な作品だった。
子供達の使い方があまり上手くない監督なのか、大人ばりの責任感と勇敢さを子役に演じさせ気持ち悪さしか残らなかった。
急に不自然に勇敢になる同級生の意味不明さには呆気に取られた。
「それ」の存在を頭ごなしに否定する人達は漏れなく惨殺される、というのはまあまあ気持ちは良った。
監督こだわりの「それ」のサイズは大人から子供まで細かく分けていたとのことだが、観ている側にはあまり伝わらなかったのではなかろうか。
中田さんは言わずと知れた一時代を築いたジャパニーズホラーの名匠だが、正直言って肩透かしを喰らった気持ちになり残念だった。
この人大丈夫かな?
ファンの方達には申し訳ないが、相葉くんもう少し上手にできないものかと。(ごめんなさい)
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