「制作陣が1番怖い」“それ”がいる森 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
制作陣が1番怖い
相変わらず、予告だけは面白そうな中田秀夫監督作品。だけど、「事故物件 恐い間取り」より遥かに面白くなさそう。正直、私的にあの作品はかなり楽しめたんですが、ホラーとしてはダメダメだったため、またこの人に任せていいのかという不安はあります。不安を抱えながらも公開日に見に行ったのですが、まあ予想通りかな笑
良かった点としては、意外にも相葉雅紀がハマっていたということ。別に演技がうまいわけじゃないんだけど、作品の雰囲気とマッチしていて、演出のおかげか彼のおかげか、終始緊張感はありました。怖いか怖くないかと言われれば怖くは全く無いのだけど、事故物件よりはビックリしたかもしれない。
あと、割とテンポが良くて退屈しなかったこと。
ホラー映画は結構の確率でだれるのだけど、豪華キャスト勢揃いってこともあって絵が飽きず、なんならのめり込めるくらい中盤は面白かった。監督お気に入りの江口のりこは活かしきれなかった感あるけど、松本穂香は特に目が大きいのもあって、ホラー映画の引っ張りだこになりそうなくらいいい味出してました。
ただ、″それ″の存在が序盤も序盤に分かってしまうのがまじで最低。予告ではさんざん釣っておいて、呆気なく登場してしまうって、何なの? しかもその存在についての説明がほぼゼロだし、演出は酷いし、驚きなんてあったんじゃない。何より現実離れしすぎている。全く馴染んでいない。何がどうなってこれで満足してしまうのか。終盤はツッコミのオンパレード。意味わからな過ぎて笑えてくるね笑
ツッコミどころと言えば、スマホについて疑問点が多すぎる。そもそも、今どきの小学生ってスマホを学校に持っていくの?しかも、校内使用おっけーなの?小学生事情は分からないけど、流石に持ってきては良いとしても使用は出来ないでしょう。あと、一週間放置されていたスマホが充電無しで使えるわけないでしょう。Google Pixelでもそこまで持ちません。
あと、子どもたちの演技がわざとなのかと思うくらい下手くそだし、伏線の張り方ゴミだし、小学生レベルの終わらせ方でガックシ。何も解決していないのにハッピーエンドみたいなのはなんで?挙句の果てには謎の儀式みたいな音楽がエンドロールで流れ、おしまい。この脚本で行こう!と思ったことが1番怖い。ある意味ゾッとしますね。
嬉しかったことは酒向芳がまた出ていたこと。「異動辞令は音楽隊!」「沈黙のパレード」「ヘルドッグス」に続き、ここ1ヶ月で4作品目。そして、またもやいい味を出してくれる。こんだけ出演しているんだから、No imageじゃねぇだろ!
見終わった直後は3.5かなと思ったけど、やっぱり不満点が多いから3.0に。でも、レビューを書いているとホラー映画舐めんな!という怒りが湧いてきて、2.5にしました。良かった点がありはするんだけど、映画自体の評価と言うよりも役者の評価だったから、作品に対してだったら2.5が妥当だろうと。見る方はクソを覚悟してご覧下さい...。
こういう全国規模のジャパニーズホラーで怖かったと思えた覚えがない。次のホラーは「貞子DX」。クソ映画臭漂いますが、大大大好きな小芝風花が主演なので結構期待。汚名返上となるか日本ホラー!
返信イイねありがとうございました。ど共感でございます。貞子 自体は嫌いなのですが、「デジタル・・・なんとか」いうよりは私的解釈的には「デラックス」のぶっ飛び、イカれたタイトルでムビチケ購入してしまいました。IQ200。霊とか貞子に構ってないで、MIT かハーバード、カルテックにでも留学して近代科学に貢献してほしいです?アメリカに貞子は飛べないでしょうからね・・そこが摩訶不思議なんですけどね。ありがとうございました😊
相葉くんが健闘。テンポも良い。 ですが子役さんの演技がサッカーシーンも山の中のお笑いもイマイチと「それの存在」「江口さんが霞んでいる」極めて共感でした。\( ˆoˆ )/
サプライズさん共感ありがとうございます。
凄く共感できます。わたしも相葉ちゃんがいたからと思うところがあり観終わった直後はどう評価したら良いか分からずでした。
少したってから…
まあ、なかなか観ることはなかった作品かな~と思い低めの★を少し上げました。