「東映セントラルフィルムのような犯罪映画?」グッバイ・クルエル・ワールド 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
東映セントラルフィルムのような犯罪映画?
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もっとテンポよく、お洒落(スタイリッシュ)にすれば面白かったろうに。
西島秀俊はもとヤクザに見えないし。(奥野瑛太は見えすぎてたけど)
撃たれても刺されてもなかなか死なないのに、鶴見慎吾だけはすぐ死んじゃうし。
斎藤工(悪役いいな)はマスクして顔隠してるけどあんなに目立つ刺青隠してないし。
劇中曲の入れ方や、そもそも選曲にセンスないし。(ブレットトレインのヒーローなんか涙が出るほどかっこよかったよ)
最後のカリフォルニア・ドリーミングは、なんで?って感じだし。
ヤクザから足を洗ってただ静かに暮らしたいって、強盗してる奴に同情できないし。
それぞれにバックグラウンドが描かれてるけど、感情移入できないし。
逆にもっとドライに描いた方が悲しさが増したんじゃないかな。
期待が大きかったからいろいろ不満はあるけど、こういった昔の東映セントラルフィルムによくあった犯罪映画好きだな。
同じ仲間割れ(仲間じゃないか)なら、直前に観たファン・ジョンミンの誘拐犯たちのがよかったな。
ポンポさんみたいなプロデューサーがいて、90分くらいに編集してくれてたら傑作になってたかも。
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