「豪華な役者陣の中で存在感を放つ玉城ティナ」グッバイ・クルエル・ワールド トラヴィスさんの映画レビュー(感想・評価)
豪華な役者陣の中で存在感を放つ玉城ティナ
贅沢なキャストから届けられる極上の緊張感。
終始スクリーンに釘付け。
そんな中でも玉城ティナがとにかく最高。
ある場所であるモノを取り出した瞬間
その直前シーンで展開は想像出来るのですが
観客全員が最高に興奮したのでは?
登場人物が多いですが
感情移入出来るレベルまで丁寧に描かれ
(唯一感情移入出来ないのが斎藤工演じる萩原)
各々がこの先どうなるのか
こちらの感情を心地よく弄ばれ
ラストのカタルシスまで掴まれっ放し。
これがオリジナル脚本という素晴らしさ。
毎回、感情が無傷ではいられない
大森立嗣監督の作品に対する魅力的アプローチ。
自分の中で特別で言える数少ない監督。
殆どの役者が奇を衒うことのない芝居で
絶妙なリアリティに酔わせてくれる中
奥田瑛二だけが芝居感がキツく
個人的に唯一残念な点でした。
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琥珀糖さんのコメント
2022年12月11日
はじめまして 琥珀糖です。
フォロー&共感ありがとうございます。
大森立嗣監督作品は多彩な作品を撮る方ですね。
『日日是好日』や『まほろ駅前多田便利軒』と、
『マザー』では別人のような作品ですものね。
『マザー』には衝撃を受けました。
好きな監督さんです。