運命のイタズラのレビュー・感想・評価
全7件を表示
レビューの採点は『運命のいたずら』の方
そう言った概念は一般的ではないそうだが、期待造反理論と言う事だと思う。
つまり、どんなに善人であっても、泥棒行為を止めぬ限り、泥棒は泥棒と言う事だ。
緊張感が全く無い。想定した3つくらいの一番想像出来て、且つ、一番悪いパターンだった。
それは兎も角、
この映画と同じ題名のスペイン映画がある。『運命のいたずら』と言う。
この映画は始まりから惹かれた『ジョン・エヴァレット・ミレー』の『オフィーリア』から始まり『ヨハネス・フェルメール』の『ターバンの少女』等の作品をリスペクトしていた。また、ビゼーの『真珠採り』が『アルフレード・クラウス』のオペラとして背後を飾っていた。話もスペインの内戦の話で、ブランコ政権の時代を否定的に見るイデオロギーを有している。親ブランコならばいざしらず、LGBTの件も含めて、このイデオロギーに異議を唱える者はいないと思う。『ミツバチのささやき』や『バンズラビリンス』に酷似するなぁと感じていたら、主演女優のバイオレット役がバンズラビリンスの主演女優だと後から知った。(ここにもエヴァレットとバイオレット偶然か?)何故評価されないのだろう?と思う。
また、何故エイガ・ドット・コムで取り上げられないのだ!!と思った。
レビューの採点は『運命のいたずら』の方
原題の「棚ぼた」の方がしっくりくるストーリー
登場人物4人、別荘内のみ、それでも全然退屈せず、むしろ気持ち良い緊張感で楽しめました
ジェシー・プレモンス演じるクズ夫がほんとピッタリ
人員整理するお金持ちって現実の世界でもあんな考え方なのかとリアルに思えたりしましたが、言ってる事は確かにそうなのだろうとも
最初から何回かある強盗のあの動作、きっと伏線と思ってたらやはりそうきたか!と
あのラストは、あれはあれでハッピーエンドの一つのかたちで、私は好きです
登場人物に興味を持てなかった!!
このレベルのお屋敷は洋ゲーの中でしか見た事が無いですが、無機質な感じが良かったです。3人で喋っているだけで退屈です。終盤で感情の吐露みたいなものがあるものの、それまでの時間でキャラに愛着も持てないのでつまらなかったです。
金持ちの気分
チャーリー・マクダウェル監督 × 脚本も書けるジェイソン・シーゲル × ノリノリにクソ野郎演じるジェシー・プレモンス(好きな2人) in NETFLIX =『ザ・ディスカバリー』チーム再びで贈る犯罪ドラマ・スリラー。あと、これ誰も賛同してくれないかもしれないけどブラックコメディだよね?
おれは好き、こう言いたい。ファーストカットから引き込まれ、独特な調子に狂わされる。ずっと地を這うように不穏な音楽もそうした世界をしっかりと引き立てる。強盗と家主が鉢合わせるところから始まるという舞台劇的な設定。
強盗という予期せぬ来客・外的要因が来たことで、広がる波紋。"完璧な"人生と"幸せ"が音を立てて崩れ始める。そして、結構視点人物になるリリー・コリンズ。今解き放たれる、自分自身の足で一歩踏みしめる。あのとき選び進めなかった道へと己の意志で。吹っ切れた!
…これはなかなか寝つけない深夜にでも見たい。ごまんとありそうな(そして調べてみると案外ない?)このありがち邦題も、本作に関しては結構マッチしているのかも。なんて思った。嫌いじゃない、むしろ好き。
勝手に関連作『袋小路』『ミッドサマー』
うーーん、、
セリフの無い一人の男と蜜柑畑の長閑な景色から始まるストーリー。
なんだ、強盗だったのか。
そして家主夫婦と鉢合わせ。
お宝いただいて逃げるまではよかったが車を停めていた場所にカメラが仕掛けられていて、屋敷に戻る羽目に。
二人をいつでも逃げられそうな程度に軟禁して、これから生活していくためのお金を要求する。
一晩待つ間、妻と犯人が語り合う。
お、これはひょっとして?とロマンスが生まれるワケもなく、静かに時間だけが無駄に過ぎていく。
途中庭師も人質に加わり、ひょんなことから
命を落としてしまう。
妻の慈善事業を小馬鹿にする成金夫とはそもそもソリが合わず、財力で結婚したことを後悔して子供を作らないことを決めていたが、最後に犯人から夫に、鞄の中に避妊ピルがあったことをばらされてしまう。
冒頭から何度か犯人が靴紐を結ぶシーンがあるが、
妻(リリー)が一撃を喰らわせるための隙に結び付く。
旦那まで銃で撃ち殺してしまったリリーは、犯人と夫とのやり合いに見せかけ、明日への一歩を踏み出す。
原題はwindfall
日本語に訳すと、棚ぼた。
リリーにとっての棚ぼただったわけですね!?
いたずら?
いたずらと呼ぶにはちょっと…だった。
摂食障害を患う役も演じたリリー、相変わらずスリムで。
パワー・オブ・ザ・ドッグのお兄さん役、個性派俳優ジェシーも成金?役が適役(笑)で健在。
ジェイソン・シーゲルもよく見かける俳優さん。
この3人は製作にも関わっている。
まず、あの家に侵入した理由がよくわからず。
豪邸なのにセキュリティ甘いのは別荘だから?
要求金額に対して「そんなに少なくていいの?」なんてね、めっちゃ嫌味もいいところだが。
途中登場の庭師。
なぜ窓に??これは劇中でも、観てる方もわからず。
んー?
最初、ただの強盗、空き巣映画ではなさそうで面白かったので、意外な展開を期待しつつ観たが、意外と言えばそうかもしれないが、誰も救われないような展開になってしまった。
最後の妻の秘密が一番の意外か。
死体を片付けたら、何事もなかったかのように生きていけるのか?怖い怖い
全7件を表示