レスキュードッグ・ルビーのレビュー・感想・評価

ラストの展開にこれはさすがに脚色でしょ！と思ったらそれこそ史実通りだったという、驚きと感動がありました。殺処分寸前だったルビーと彼が出会えてほんとうによかったなぁ。その後はどんな捜査や捜索をしてきたのかもっと見てみたかったけど、尺的に難しいかな。素敵な映画が見れて満足です。

犬が可愛く、保護犬から共に駆け上がった実話は凄いですが、映画自体は表面的で、子供向けな気がしました。

犬飼ってないのにいきなりレスキュードッグ育てるなんて無謀過ぎる。
それにどうしても警察犬を育てたいという思いが全然伝わってこない
でもなんとかなってしまったんだからすごいね。

『おさるのジョージ』に出てくる黄色い帽子のおじさんを彷徨させる主人公。
実話をもとに"信じる"をテーマにした犬と仕事と家族の話。
妊娠中の奥さんがキーマンだと思った。
ドラマチックな展開。
映像もBGMも満点。

警察犬物のくくりでは、よくある内容だけど。
保護犬から警察犬に。
警察犬部隊に入りたい主人公との、絆ができるまで。
「バディ」は、自分の不足しているものを補ってくれるものではなく。
対等な関係。ちょっとほろり。

エンドロールの実際の話も、あったかい。

こういうお話になりますよね。
ガスティンさん、flashのイメージ払拭に頑張ってました。
ちょっと優等生過ぎるきらいがあったけど
彼のイメージには合ってたかな。
でも私としては　悪役　演じてほしいですね。