神は見返りを求めるのレビュー・感想・評価
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❇️下着姿になる岸井さんとムロさんの肩掛けが落ちるシーン最高‼️
神は見返りを求める
🇯🇵関東エリア
合コンで出会った泥酔した女子の介護をした事をきっかけに彼女のYoutube撮影を手伝う事から2人の距離が縮まる。
人の良すぎる田母神(ムロさん)の奮闘劇からのサスペンス映画⁉️
◉80B点。
❇️YouTuberの裏側など知れる若気の至りダークドラマだと思いました。
★彡凄くインパクトがあるストーリーでした。
身を削って成長していく2人が気づいた時にはどうなるのか?メッセージも感じられる良い作品でした。
★彡『今日クソ天気いいな〜』が伏線。
このフレーズも良かった。
🟡見所5!
1️⃣女優さんの新たな一面を発見できた。
この間観たボクサー役から一変し、不思議な魅力を感じる女優さんだなぁと思いました。
★彡なんか嫌な役でしたけど😅
2️⃣下着になった岸井さん。肩のショール的な掛け物がちょいちょい落ちるタイミングが⭕️
3️⃣若気の至りなのか⁈
★彡若い頃の感覚はこんな時もあった気がする。ほんのり苦いストーリー。
4️⃣YouTubeあるあると思われる業界の大変さ!プライベートなんかあったもんじゃない!★彡暴露系になってしまう思考も流れもなんかわかる。
5️⃣呪いの魔法か解ける瞬間に涙。
★彡この映画メッセージが素晴らしい👍
😅🥹😰🤔👋💁🏻♀️💁🏻♂️
キャラとストーリーを、ひねりにひねって、最後まで搾り汁を出そうとする怪作。
売れないYouTuber女子と、少し器用で孤独な中年男が出会う。
男の手助けもあり、ドイヒーコンテンツを量産するが、女子は売れっ子YouTuberに引き上げられるにつれ、中年男に冷たくあしらう。
そして、中年男は女子に対して暴力的なまでに執着していく。
(以下ネタバレあり)
男は経済的にも社会的にも孤立していくなか、暴露系YouTuberとなり、女子とディスり合いの泥仕合に発展。
その模様を利用しようとする周囲のYouTuberたちへの嫌悪感がMAXに達した女子は、中年男に対して歪な安心感を覚えてしまう。そして、過激な撮影により大火傷を負う。
病室で未成年迷惑系YouTuberの魔の手から女子を救った中年男は、それでもなお見返りを求め、女子と決定的な確執を残してしまうが、すべてを投げ打ってでも手に入れたかった、孤独を埋めるマスターピースを手に入れる。
人生の再出発を誓う男だが、二度と戻らない過去の幸せな世界に囚われつづける。
▼「出会いが最悪なふたりほど実は最高のパートナー」という定番シナリオパターンの真逆をやってる
・この作品では「出会いは最高だけど実は最悪のパートナー」という展開にしている
・しかも、主人公の両者が善vs悪のキャラで対立させるのではなく、悪vs悪(未熟vs未熟)というキャラで見事なまでに泥仕合に発展させる
・しかも!そこだけでは終わらず、中年男ってもしかしたら実はいい奴なのかも..?と思わせる仕掛けがあったり、女子の中で中年男に対する歪な安心感が芽生えたりと、キャラクターにどんどん捻りを加えていく
・主人公両者自身の豹変ぶりで捻りを加えたあと、中年男よりも邪悪なYouTuberどもといった、外的要因により、女子主人公に捻りを加えているのが、すごい曲芸。
・暴力まで振るわれたトラウマ級のストーキングされたのに、もう一度中年男に気持ちが傾くという無茶さに対して、なんとか説得力を持たせる必死な工夫だったと思う
▼とにかくキャラとストーリーを、ひねりにひねって、最後まで搾り汁を出そうとする演出と演技がものすごい。
・病院で、中年男が未成年迷惑系YouTuberに対する「顔を晒したらお前の人生終わり。気が向いたらネットに上げるから毎日ビクビクして過ごせ」という演技の中に、青年の今後を気遣う優しさが、滲み出ちゃってるのがすごい。
・この今後を案ずる優しさは、アダルティーなボディペインティングに走るYouTuber女子に対するものとリンクして、あぁ根はいい奴なんだなぁ的な印象を持たすひねりを、ここでも加える。
・しかしその直後、病室で大火傷の女子に対してカメラ回して嫌われる &「ありがとう」マスターベーションを繰り広げる中年男を見せて、やっぱだめだわこいつという捻りを即座に加える。笑
・中年男は真の満足も得られたことだし、再出発するかと思いきや、未成年YouTuberの焦りと恨みを買い、刺される。
・裏切りに裏切った挙句、主要キャラをラストで全滅させるという展開は、マカロニウエスタン的なド定番な流れに持っていってしっかり締めるという。。
・1時間40分というコンパクトな尺の中で
、レール捻りまくりのジェットコースターすぎるシナリオに、最大限の遠心力を与える主人公たちの演技力。ただただ、すごいものを観た。。。
・主人公同士はどっちもどっちで悪。そしてそれを取り巻く人間たちはもっと悪。という究極性悪説な設定のお話。
▼強烈なキャラのあとに、より強烈なキャラをだすというカブせ方
・悪いもの(主人公たち)を登場させて、いろいろやったあとに、もっと悪なもの(YouTuberたちや会社の同僚)を登場させてる
・未熟なもの(主人公たち)のあとに、もっと未熟なもの(少年迷惑系YouTuber)を登場させてる
・あとからもっと強烈なキャラを出していくという被せ方は、ポンジュノ監督の「母なる証明」や「パラサイト」でみられる、弱者を出したあとに、もっと弱者を出すというカブせ方に似ている
youtuberの裏とモラルの大切さ
とても物語は面白かったです。
ラストは、そうなるんだなぁ〜
バットエンドかぁと思い観ました。
結果自分に返ってくる。
yotuber動画の暴走、モラル、
人と人との繋がり方、価値観、
色々な事を感じられる映画でした。
信憑性がありすぎて、
yotuberの世界は
こんななんだろうなと感じれた。
社会的に訴えてくる内容でビックリしました。
軽い映画と思ったので面白かった。
変貌
辛辣な物語だった。
ラストから感じるのは異常さでもあり、乱痴気騒ぎだった。
YouTubeを取り巻く環境が作中の物と酷似してるかどうかは俺には分からないのだけれど、UPされていくコンテンツに刹那的な物を感じなくはない。
勿論、あっち側だけのコンテンツしかない訳ではなく、プラットフォームとしてフラットな部分はあるのだろうけれど。
ビートたけしさんが師匠に言われた言葉だったかな?
「笑われるんじゃない、笑わせるんだ」
芸人としての信念みたいなものでもあるのだろうけれど、配信者の人達にも何らかの信念みたいなものがあるのだろうけれど、この作品を見るに共感できるようなモノは見えてこなかった。
昨今のテレビを観たいとも思わないのだけれど、出演してる芸人さん達には覚悟と信念があるのだろう。むしろ本能に近いモノでもあるのかもしれない。
冒頭は静かに始まる。
コレはもう演技力の成せる業なのだろうけど、見れてしまう。ムロ氏と岸井さん。台詞以外の情報を巧みに挿入してくる。
物語が動き出すまでの充実した序章だった。
底辺の女性YouTuberに無償で協力するスタッフ。
様々な関係性に置き換える事ができると思う。
当初の田母神には下心もあったのだろう。
いつか報われる享受できる下心が。
その辺のズルさを棚上げしつつ、得る事の出来なかった報酬にブチキレる。
伝わってるはず、なんて幻想はないのだろうと思う。
俺も色んな場面で失敗してきた。
ユリの言葉も辛辣である。
そこまで言うかと、愕然とする。
結果、彼女は消費されていくコンテンツの為に一生ものの傷を負う。作中ではコレ以降語られる事はないが、彼女が今後の人生で何を思うのかにも考えさせられる。
昨今はネットタトゥーなんて単語もあって、見えない傷まで刻まれる環境でもある。
そのコンテンツを配信したマイルズってグループの人達は業務上過失傷害とかに問われる事はないのだろうか?
病院内で経過の配信をする始末。
病床のユリを撮影しにくるYouTuberさえいる。
…人の心を無くしたようにも見える。
配信し得られるものは金だ。
名声もあるのかもしれないけれど、それも金に付随してくるもののように思う。
何か踏み止まるモノが必要に思う。
その行為を支える信念のようなものが。
ソレがあり、尚且つ刹那的なモノを量産するのならばソレはもうソレだ。いつか共有できる日もくるのだろう。
ないのならば暴走でしかないし、人の欲に際限もない。
くだらないコンテンツを嘲笑しながら観てる視聴者も、くだらない時間を浪費してんだろうなぁと思う。
人と関わる以上、人は物ではないしコンテンツでもない。ちゃんとリスペクトと感謝を怠るべきではないのだ。
全く別の作品で、まだ観た事ないのだけれど「めんたいぴりり」って作品の予告に「与えた恩は水に流せ、受けた恩は心に刻め」なんて台詞があった。
万人がそう思う事が出来たなら、ちっとはマシな世の中にもなるんじゃないかと思う。
俺、YouTuberと呼ばれる人達のコンテンツをほぼ見ないのだけど…まぁでも趣向の差なのだろうな。
映画を俺は観るけれど、観ない理由がある人もいるから、その人達には映画は価値の無いものなのだろうな。
ムロ氏も岸井さんも熱演だったし、脇を固めた役者陣もしっかりとした仕事だった。
内容の割には実に見やすい作品だったと思う。
ムロツヨシは深い演技がいい
不安な気持ちになる
・誰も彼もが心がなく(ラストに岸井ゆきのに現れたと思いたい)観ていて辛い気持ちになっていった。全員の二面性が面白かったけど、とにかく誰も彼も自分のためっていうスタンスの寂しさが悲しいかなとてもリアルに感じられて不安な気持ちになった。それがとても面白かった。
・タイトルが見返りを求めるだったので、前半の無理している姿がひっくり返るんだろうなと思ったら、思った以上にひっくり返って驚いた。
・時折、大きい声を出すシーンが多くて、今後、街中で観たら、これらのシーンを思い出しそうだと思った。
・冒頭のマスク男が、ちょこちょこ関わってきてラストに傘で背中を刺すシーンを見て、日常の道具がいかに凶器になるのかと考えさせられた。
胸糞悪い〜けど面白い
う〜ん。後味悪し…
予告編を見たときから気になっていた映画でした。
アマゾンプライムで鑑賞。
出演者みんな悪い人って言われてますが、
やっぱり田母神さんはいい人かなって思います。
「今まで本当にありがとう。」
その言葉が欲しかっただけじゃないかな〜?
ゆりちゃんは酷いです。
感謝の気持ちがなさ過ぎ。変貌もすごい。
でも、それだけ岸井ゆきのちゃんの演技は上手なんですよね。
田母神さんの同僚の梅川はホント、クソです!
ああいう人って居ますよね。
フォロワー数増やすために、なんで「やらされる」ユリちゃん。
結局は自分で何も成し遂げてない。
虚しい…
あの覆面の中学生YouTuberは、あの後どうなるのか?
自分を守るためにあそこまでやっちゃうって、
恐ろしい…
救いが無いな〜
次はハッピーエンドの映画観よう。
(^◇^;)
人が変わっていく姿
優しい人ほど怒ると怖いってよく言うけど、やっぱり無条件の優しさなんてないよなあと思った。
そして人が変わっていく、田母神さんもゆりちゃんも、その姿がすごくリアルだった。
田母神さんの豹変っぷりったら、とんでもなかった、ムロさんすごいなあ…そして怒りに身をまかせない方を選ぶ田母神さんは、やっぱり優しい人なんだと思った。
でも、誰かに優しさをもらったら返すなり、しっかりお礼をするなり、仕事ならばその対価を渡さないとだよなあと改めて思った。
YouTuberを通して、華やかな世界の裏側と人の怖さ(調子のいい同僚を含め)いろんなものが詰まった映画でした。
ありがとう、というゆりちゃんのシーンを見返す田母神さんのシーンは、いかにその言葉が欲しかったか切実で、胸いっぱいで涙が出た。
最後の血まみれになりながら踊るシーンはJOKERのよう。
ホラー映画並みにドキドキしながら観たけど、とても良い映画でした。
いい意味で?胸糞悪い
動画
完璧な善人なんて居ない
snsで話題になっていて知った本作
アマプラで配信開始されたので観てみた
鬱映画は好きだけど今回も後味にため息をつく展開
でも中盤の田母神を無下に扱うゆりちゃんの描写を見ている時よりもクライマックスが痛々しくなかったのは気の所為?
なにかをしてもらえたらできる範囲でも返したい、とできているか分からないけど意識している自分だけど本当にできているのか不安になった
ただゆりちゃんや周りのYouTuberたちに嫌悪感を覚えるくらいには落ちこぼれてない自分の価値観を再確認はできたかも
どれだけ優しい人でも何か見返りを期待してしまうのは絶対にある、それを狂気的な展開で魅せる吉田監督、恐ろしい、ヒメアノ〜ルも数年前に観たけど面白かったな
ムロツヨシのネタに走らない演技をもっと観たい!と思った
ちょうど良いかなぁ。
この映画を見た後でもYoutuberになりたいか?
「こうはなりたくない人」しかいない映画というのも珍しい。
そして後半の展開を思えば「パンズ・ラビリンス」並みのポスター詐欺である。
さわやかポップなラブストーリーを期待した人は、行き場のない気持ちで映画館を後にしたことだろう。
Youtuberがかなり露悪的に描かれてはいるが、自分や他人のプライバシーや尊厳を少なからず切り売りして「面白い」と思われるようなコンテンツを作る職業なのには変わりはない。それも芸能人よりは安い稼ぎで。
映画や小説のように後世に残るわけでもない。
最も、残るものを作り続けるのはそんなに偉いのか?というのがテーマでもある。
たとえ一時的にせよ有名になったりお金持ちになったもん勝ちといわれればそれまでではあるが、作中のYoutuberのように人の不幸をコンテンツとして消費するような行為は人として大切なことが欠けてしまっているように思える。
後半、見返りを求めるムロツヨシの怪演はロビン・ウィリアムズの映画「ストーカー」を思わせる。見返りを求めないというのであれば貫き通さなくてはいけない。見返りが欲しいなら最初に交渉しなくてはいけない。それができない相手とは距離を置くしかない。
普段、優しい人から、ついしてもらって当たり前と享受していることに対して、きちんとお礼を言える人間でありたいものだ。
YouTuberの終焉
監督と脚本は『純喫茶磯辺』『ヒメアノ〜ル』『犬猿』『愛しのアイリーン』『BLUE/ブルー』『空白』の吉田恵輔
YouTubeをめぐる人間関係の崩壊
底辺YouTuberの優里と合コンで知り合った田母神が流れで彼女の番組作りを手伝うことになったが彼女のチャンネルは不人気のまま
優里は他の人に乗り換え人気YouTuberの仲間入り
田母神のボディーペイント批判をきっかけに二人は疎遠になる
そのうえ番組で優里にたびたびディスられた田母神は「恩を仇で返しやがって」とYouTuberとして復讐を始める
岸井ゆきのパンツ丸見えにドキッとした
岸井ゆきのの上半身ヌードにはドキドキしたがYouTubeなのでオッパイはボカシが入っていた
「あれっ乳首がない」「ヌーブラかな」と一瞬思ったがボカシだった
正直ちょっとがっかりしたがその反面で見えなくて良かったとも思えた
それにしても男の背中には興奮しないのに女の背中にはなぜ興奮するのだろうか
背中だよ背中
犬や猫の後ろ姿には和むけど
田母神と優里が撮り棒を竹刀のように叩き合うシーン好き
動画を作る際に花火が多すぎて優里が全身大火傷になるニュースは笑ったが入院中の姿はリアルでグロくとてもじゃないが笑えなかった
たけしの番組でダチョウ倶楽部の竜ちゃんが3人で海に飛び込んだ時に風向きの関係か背中の火薬が多めで髪の後ろがちょっと焼けてたことを思い出した
「嫌い」「ありがとう」のシーン好き
胸糞悪い作品だけどこれは良作
さすが吉田恵輔監督
今のところハズレなし
吉田監督の暴力的表現好き
悲劇というか喜劇というか人間の狂気を描く姿はどんなホラー映画よりも怖い
借金を断られ自殺する男の葬儀会場の前のシーンもブラックで面白かった
僕は所謂一般人のYouTuberがあまり好きじゃないしあの系統の独特のノリが嫌いなのでああいうのは殆ど観たことがない
ドッキリとか最近のテレビもそうだけど全然面白くない
たけしの番組でらっきょがいつものように裸になったらそれを観ていたらっきょの母親ならびに一族一同とご対面するドッキリくらい大笑いするレベルの作品は今はない
不正解のお笑い芸人たちがバスと共に海に沈むやつも涙が出るほど面白かったけどあれはドッキリじゃなくてヤラセか
あと語尾に「っす」とか「っすか」つける奴きらい
YouTubeのコメント欄にまでやってきて語尾に草つけるねらー同様に
配役
イベント会社に勤めつつその合間に優里の配信作業を手伝っていた田母神尚樹にムロツヨシ
コールセンターで勤務していた不人気YouTuberだった川合優里に岸井ゆきの
田母神が勤務するイベント会社の後輩で軽くて嘘つきの梅川葉に若葉竜也
優里と協力するようになった人気YouTuberコンビ『マイルズ』の一員チョレイに吉村界人
優里と協力するようになった人気YouTuberコンビ『マイルズ』の一員カビゴンに淡梨
すかしているニューヨーク帰りのデザイナーで優里の新たな神の村上アレンに栁俊太郎
梅川の大学時代の友人・印旛に田村健太郎
梅川の大学時代の友人・長井に中山求一郎
田母神と梅川の元同僚で田母神に度々借金を借りていた南場慎介に廣瀬祐樹
学ラン姿に懐かしいカバンを肩にかけ変なお面を被って活動する少年YouTuberハイパーマリオに下川恭平
人気YouTuberキムニーに前原滉
優里が勤めていたコールセンターの同僚だった吉田美咲に青山ひかる
ダンサーのチカに永井ちひろ
YouTuber優里に憧れる少女ひまりに立花ちやめ
あとあれはジェイコムじゃなくてジェイコブだった
YouTubeで流せば?
まともな人が一人もいない映画でした。
・・・なんてことを言う私がまともじゃないのでしょうか。
人間なんて表裏一体、いろいろあるけど
折り合いつけてそれでも生きているのが人間なのでしょうか。
まともな私から見るあなたは変人で、
そんなあなたから見える私は狂人なのでしょうか。
というこの映画の根底には、
やはりYouTuberに対する、そこはかとない偏見が垣間見え
ジェネレーションギャップというギャップを自ら生み出した
大人たちの欺瞞がチラつきます。
この映画はどのような層が見たいと思い、
どのような世代が面白いと思ったのか知りませんが、
おそらくムロツヨシ世代(映画世代)でしょう。
ボロボロになりながら、背中を刺され、
血を流しながら、「まだ、まだ、まだやれる」
なぜなら、今日はクソ天気いいから。
でもホントに見せたいのは
ムロツヨシ世代でありながら、「もう、無理」と
決め込んで、PCモニターの前に居座り続ける
逃げたムロツヨシ世代でしょう。
その人たちがYouTubeを見ている途中で
この映画が流れてきたらメチャささるとおもうので、
映画館じゃなくYouTubeで流せればよかったのに。
と、思います。
サブスクじゃなくね、YouTubeでね。
ま、ありえないのですが。
相対的に良い
あんまり好きじゃないんですよ、なんか世間一般のイメージのまま
脚色して共感を得ようとする描き方。
これもyou tuberは世間では考えられない突拍子もないことして短絡的でバカという視点で
それを皮肉り上から目線で映像化。
女性が裸でボディペイント?撮影許可なく店のメニューのレビュー?(しかも堂々と)
何これ?あり得ないしさすがに馬鹿にしすぎw
って思ったけど、
最後まで見ると、この胸くそな世界感に妙に引き込まれた。
きらびやかな世界って正直胸くそだろうし
光が強ければ強いほど闇は濃いとも言うし、
朱に交われば赤くなるという言葉もあるから
みんな気づかない内に少しずつ狂っていくんだろうな。
こんな世界もあり得るなと思わされた。
この映画の登場人物は誰もがおかしく映るけど
誰もが自分は間違っていないと思っている。
人間の小ささや愚かさがシュールに、現代社会に上手く投影されて
描かれているなと感じました。
全210件中、41~60件目を表示