IDOL NEVER DiES
劇場公開日:2022年5月6日
解説
「片腕マシンガール」「惡の華」の井口昇が監督・脚本を手がけ、「電撃ネットワーク」のギュウゾウが主宰するアイドルイベント「ギュウ農フェス」とタッグを組んだ青春SF群像劇。世界が終焉を迎えるという予言が世間を騒がせる中、アイドルグループ「イブニングローリー」は配信ライブとミュージックビデオ撮影のため栃木県某所で合宿を行うことに。しかし初日からメンバーやスタッフが失踪するトラブルが発生し、日頃から他のメンバーと折り合いがつかずにいたメグはついに脱退を決意する。翌朝、メグは合宿所からの帰り道で、失踪していたメンバーの変死体を発見。その直後、メグ自身も謎の怪電波に襲われてしまう。主人公メグ役に「恋は雨上がりのように」の桃果。「11人いる!」など数々の映画音楽を手がけてきた福田裕彦が音楽監督を担当。
2022年製作/82分/G/日本
配給:ギュウ農シネマ
スタッフ・キャスト
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2022年5月25日
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鑑賞方法:映画館
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一日がループして、その度に人物が入れ替わっているという設定の話なの。
登場人物が内面を無茶目に話したりする井口監督の脚本なんだけど、それで作品が崩れてないのがすごいなあ。
はじめ主役のアイドル以外は魅力的に見えないんだよね。
でも入れ替わって、主役の地位になると途端に輝く。演出の違いなんだろうけど、そこが面白かったな。
入れ替わったときに、お腹から顔を出して話してるの可愛い。そんなシュールな演出を真顔でやってるのも面白かったよ。
敵役のアイドルが可愛く見えないんだよね。どうしちゃったんだろうという感じで。
でも終了後のメイキングで見たらみんな可愛かった。やっぱり敵役で可愛さ出していくって大変なんだな。
監督は井口昇さんだけど、総監修が違うから、そんなに趣味全開じゃないのね。
だから変態的なシーンは抑えめだったよ。
オーディションを経て結成した5人組アイドルグループが合宿で訪れた栃木で世界の危機に直面し巻き起こる話。
ちょっとオカルトな出来事と笑いを交えて進めていくけれど、何でそんな判断?の連続に回想だったり妄想だったりも入って来ちゃって、いくらなんでも設定がぐちゃぐちゃ過ぎて良くわからないし、いうほど笑いに振ってないし…。
耳鳴りからの展開からやっとこ言いたいことがみえて面白くなってきたけれど、それじゃあパラドックスじゃね?とか、衝突の衝撃にしても何で君?みたいな…と思ったらあーそういう落とし方ですか…。まあ、こういう作品だからそんなものかとは思ったけれど、やっぱりだとしたら…。
それも含めて何でもありで飲み込めれば楽しめるかなと、演者さんのファンの方向けという感じ。
それにしてもチョイ役対バン?グループとメインのグループが楽曲披露していたけれど、フルサイズ2曲は長いっす(汗)
因みに、上映時間82分の内約10分はメイキングで、しかも本編でメインじゃないグループのw