3つのとりこ
劇場公開日:2022年4月23日
解説
短編映画を中心に映画制作をしている小川貴之監督の初劇場公開作品。2017年から21年にかけて小川監督が手がけた3つの作品を集めた。上空に正体不明のバルーンが出現した東京を舞台に、失踪した息子を捜す母親と、息子の恋人とのやりとりをサスペンスフルに描いた「それは、ただの終わり」(21年製作/55分)、宇宙飛行士へのインタビューを控えた若手サイエンスライターが思いもよらない宇宙観に遭遇する姿を、オールつくばロケで描いた「ASTRO AGE」(19年製作/24分)、妻に内緒でひたすら釣りに興じる男が、ある失敗から調子を狂わせていく様子をつづったシリアスコメディ「つれない男」(17年製作/12分)の3作品で構成。出演は「それが、ただの終わり」に黒沢あすか、山口まゆ、「ASTRO AGE」に小西桜子ら。
2022年製作/91分/日本
配給:六本企画
スタッフ・キャスト
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2022年4月24日
Androidアプリから投稿
何かに傾倒する人達を描いた3編のオムニバス
つれない男
仕事に行くフリをして毎日渓流釣りに興じる男の話。
まあコメディなのは判ったけれど、この落とし方が自分には良くわからず。☆0.5
ASTROAGE
宇宙飛行士にインタビューすることが決まった若手の記者が練習を通じて意識を変える話。
訳の判らない練習相手とのやり取りが、主人公に気付きを与え成長したってことで。☆2.0
それはただの終わり
失踪した息子を捜しに東京やって来た母親が息子の彼女と行方を追う話。
バルーンの設定いりますか?なお話しだけど、世間体を気にしつつうちの子に 限ってな母親と、心中を心配する彼女がぶつかったりすれ違ったり。登場しない息子の人物像を周りの人の証言だけでみせていく感じはなかなかユニークで、それでいてちょっと不穏なな内容で、なかなか面白かった。☆2.5