かがみの孤城のレビュー・感想・評価
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予想外
原作の知識も前情報も無しに見てきました。
タイトルと看板から、鏡で繋がった古いお城の世界に行くのかな?程度でスタート
学校でのいじめ。それに立ち向かう女子中学生。現実世界には居場所がない。
お城の世界は救いだけれど、そこに馴染めない。仲間も6人いるが違和感が…
合計7人?連発されるヒント。小人か?お城と小人は白雪姫?鍵を探す?約1年もの長期間?
判らないことと不思議なことだらけ。真実はひとつか?
などと鑑賞しながら異世界に迷い込んだ気分です。
クライマックスでは涙が止まらなくなりましたが、画面展開が早すぎ!
もっと泣かせてよ。と思う中…
良い映画でした。
赤ずきんちゃん
原作は未読です
どんな物語なのか興味が
そそられた
仮面を被ったオオカミと
七人の赤ずきんちゃん
…学校に行けない
同じ中学の子供たち
鍵を誰が見つけるのか
アニメとしてはとても
見やすいstory
今、考えるテーマです
上手く鏡を使った
時空を越えたファンタジー
でも
鍵をみつける切っ掛けになった
六ひきの子やぎとオオカミの
絵が…
友だちの家に飾られていた
…そこが
分からなかった
最終的に願いを叶える
ことが出来て
清々しさを感じる
余談…
試写を当ててくれた
友に感謝です🙏
悩める少年少女だけでなく
試写会が当選したので、娘と一緒に鑑賞。
原作は辻村深月の同名小説で、本屋大賞を史上最多得票数で受賞した作品の劇場版アニメ。
絵柄から受ける印象とは違い、なかなかの本格的ミステリーで、本屋大賞受賞は伊達ではないと思えた。
序盤から散りばめられた伏線が見事に回収され、納得の結末・・・からのラスト。
とても苦しく切ないエピソードが多いが、悩める少年少女だけではなく、子供を持つ親御さんや、いろんな世代の人に観てほしい良作。
ただ作画に関しては、最近観た『すずめの戸締まり』や『THE FIRST SLAM DUNK』の精細な絵とリアルな動きに比べると、物足りなさを感じずにはいられない。
余談だが、高山みなみ演じるマサムネが発した、他のアニメでお馴染みのあの台詞は、きっとウケ狙いだと思うんだけど、どうだろう。たぶん原作にはないと思うんだが。
それもあって、原作が読みたくなり、早速ポチった。
7人の子供たちの悩みを共感
TOHO試写会に招待して頂いたので見てきました。
中学生なんて、もうはるか昔のこと過ぎて。あぁ…そんな時代もあったなぁと懐かしくなる。
7人それぞれに悩みを抱えて居場所がなくて、孤城に迷い込んでくるわけですが、
今現在、そのような状況に置かれている子供たちに夢とエールを送るような物語だなぁと感じました。一人で抱え込んでても何も解決しないよね。
後半は、謎がどんどん紐解かれていくので、とてもスカッと爽快感があります。
内容も映像も音楽もとても良いのですが、いかんせん声が合ってないのが非常に残念です。
高山みなみさんと、梶裕貴さんの安定感たるや。出てくるとそうそうコレコレと聞きやすい。やっぱりアニメは声が非常に重要なので、宣伝目的で配役を決めなければもっといい作品として完成されたものになっていただろうと思う。
クライマックスは爽快
歩むこと、踏み出すこと。
辻村深月さんの原作に感動したので、映画化するには内容が多すぎるのではないか、と心配しました。ちゃんと2時間の物語となっていて満足できる作品でした。
おおかみさま役の芦田愛菜さんの迫力のある声は、少女でありながらこの城の支配者だと納得。7人の子ども達の声も合っていました。
とても辛いことを扱っているので、気分良く見られるわけではありません。けれど綺麗な画面や魅力的なキャラクターに惹きつけられてのめり込んでいけます。
孤城を歩く時に響く靴音、階段を駆け上る足、朝の通学路、様々な場面での歩みが印象に残りました。
実は本編が終わったあと、最後に一番泣けました。あれはずるいです。映像作品ならではの演出でした。
原監督は裏切らない!心と涙腺をえぐる傑作ファンタジー
試写会に行って観てきました!
原作小説は未読です。ネタバレ・なぞに関する言及はしないのでご安心を。
まずは一言。
「めちゃくちゃ面白ですよ!まぁ鑑賞後は心も涙腺もズタボロですけどね」
ここからは各要素について感想を述べていきますよ。
まずはストーリーについて。
全体的にシリアスな感じで、ギャグシーンやほっこりするシーンはほぼなく、唯一の救いは主要人物たちの仲がいいところ。それゆえシリアス展開への耐性のない方は序盤中盤にかけて見るのがつらいと思うが、終盤には最大級の感動が待っていくので頑張ってみてほしい。
割とベタというか王道な導入なので、先が読めると思いきや一筋縄ではいかない展開も非常によく好奇心をたきつけられる。
どんな物語なのかはぜひ劇場に足を運んで自分の目で心で感じてみてほしい。
百聞は一見に如かずとよく言うだろう。
次は音楽。
存じ上げない作曲家さんだったため、あまり注目していなかったが、音楽もとても高品質なものだった。あまり多くを語ることはできないのが残念ではあるが、この作品になくてはならない要素の一つであることは間違いない。やはり音楽のちからはすさまじいのである。
私は曲の流行には疎いのだけれど、優里さんが歌い上げる主題歌は本作のストーリーに寄り添った歌詞でこれまた涙腺を熱くする。
最後に演出について。
いや~さすが原監督だなと思うほど光る演出が多かったですね。
ネタバレにならない限りで挙げてみると
・城の描き方と見せ方
・大人と子供の違い
・子供ならではの苦悩
本作は小説が原作となっており、原監督オリジナルの作品ではないんです。
しかし「オトナ帝国の逆襲」などを手掛けた原監督だからこそ描けた演出が随所で見ることができるんですよね。
特に大人と子供という関係性だったり、子供だけのコミュニティーの描き方には注目して観てほしいですね!
映画.com内のレビューとしてよく見られるのが、「分からないから自分が理解できないからつまらない」という意見です。
本作は膨大な伏線や謎を取り扱う作品である以上、描き方によっては分からない方があふれてしまう可能性もなくはありません。
しかしその点において本作はまったく問題ありません。
なんというか分かりやすく工夫が施されているんですよね。
ですから普段映像作品を見ない方に対してとても優しい教科書的と書くと語弊があるかもしれませんが、まぁそんな感じです。
ただ一つ言わせてもらうと、観客の理解力をもうちょっと期待してくれても良かったかなって。
種明かしの演出がちょっとくどいかな..
例えるならば、問題に対するヒントを出し尽くした上で、懇切丁寧に解答解説をしている感じ。
まとめ
映像表現や物語が非常にハイクオリティであり、誰に対しても視聴のハードルが低い作品。
学校という閉鎖的なコミュニティーに所属する少年少女ならではの苦悩が思う存分描かれ感動のラストへつながっていく非常に映画映えする作品。
この作品のすべての謎が解き明かされたわけではないので、ちょっとのモヤモヤは残るけれどそこは家に帰ってからじっくり考察して自分なりの見解を出してみよう!
個人的2022年NO,1アニメ映画!
原監督をはじめとする制作陣、最高の作品をありがとう。
辻村深月(原作)のファンタジー
一ツ橋ホールでの試写会にて鑑賞。
わかりやすい物語で、描画も綺麗で丁寧なアニメーション映画である。
ファンタジー世界に浸りたい人、不思議な物語を見てみたいという人……世代を問わずに楽しめる映画であるので、カップルや子連れなどで観に行くこともできる映画に見えた。
……と言いつつ、自分は2人が入場できる試写状だったが、1人で観た(笑)
この作品の原作は辻村深月なので、観終わると「よく、こんな事を考えるなぁ~」と思ってしまう。
また、このアニメーション映画監督は原恵一であり、『映画クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲』や『河童のクゥと夏休み』などの佳作を送り出しているので期待して当然。
若い学生たち7人(=女子学生3人&男子学生4人)、そして本作予告編でもインパクト強い印象の「狼のお面をかぶった少女?」が出会う。
そして、不思議な世界での出来事、現実社会での出来事をパラレルで描いたあたりは上手い展開。
ただ、順を追って見ていくと「なるほど…」と思うのだが、「もう少し笑える場面があっても良かったのではないだろうか?」というあたりが惜しい。
原作は文庫本が発売された時に「辻村深月なので読んでみようか?」と思ったが、司馬遼太郎の「竜馬がゆく(全8巻)」の真ん中ぐらいを読んでいた時だったので、「また後で…」と思ったら映画を観ちゃった(笑)
そこそこ面白い映画ではあるが、[原作=辻村深月]×[監督=原恵一]という期待値には満たなかった感のあるアニメーション映画であった。
<映倫No.123546>
親切すぎるヒントの数々が…
試写会で見た
(試写会につき、ネタバレなしではあるとは思うけど、念のためネタバレありの扱いにしています)
今年356本目(合計631本目/今月(2022年12月度)9本目)。
大阪市のテレビ局開催の試写会で一足早くみてきました。
あるお城になぜか集められた7人の子と、そのお城をつかさどるオオカミさまを通じて、お城の秘密とそれぞれのキャラクタの過去と未来を描いていく映画です。
試写会であること、さらに試写会で「2つ、重要で見落としやすい点があるけど、もしわからなかったら本上映の時にまた来てね」(概要)というように、「どこにヒントがあるでしょう?」というタイプの映画です(謎解き要素もあります)。
特によかったのが音で、かなりのこだわりを感じました。この点は、2020年で高く評価された「ヴァイオレット~」と同じ程度のものを想定されるとよいかな、と思います(いわゆる一般のドルビーシネマ等でなくても、音にこだわりがあることは開始1分でわかります)。
この映画、いろいろな見方ができると思いますが、一つに「数字」というものがあります。ネタバレにならない程度にちらっと触れておきましょう(ネタバレには関係しませんが、てがかりのヒントになります)。
・ いくつかのヒント
→ この冬の時期、日本で21時ごろに見える星座で、赤い星で0.8等星ほどの1等星を持つ星座であって、その星座でとても有名なもので、それを天体望遠鏡で見ると「何個かの星」に見ることができ、「日本の有名な古典」でもでてきて、さらに「車の名称」にもなっていて、日本語名では一般に「3文字」(漢字では、通常一文字)で表記されるものは何でしょう?
さて、公式ホームページで登場人物の一覧を見ると…?
そして、この映画の登場人物は(広い意味でとると)何名でしょう?
→ 登場人物(公式サイト等参照)の中で、明らかに「苗字」で名乗っている子がひとりいますが、「自己紹介のときに、「下の名前ではなく」、あえて苗字で名乗ることがある理由で、特に「本人が気にすること」」として考えられるものは、何でしょう?
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