「度肝抜かれる伏線回収とエンドロールのエモさが半端じゃない…」かがみの孤城 かずくんさんの映画レビュー(感想・評価)
度肝抜かれる伏線回収とエンドロールのエモさが半端じゃない…
普段涙腺ボロボロの僕が泣くのを忘れるぐらいに引き込まれた…あれ?これ凄くないか?
ざっくり言えば不登校の少年少女が、新学期までに願いを叶えること。
一瞬ペラペラな感じがするが、結構…重い。
虐めに留まらず、現代でも聞くような背景まで彫り込むからしんどい。
…筈なのに。同じ仲間との和気藹々とした空気や、互いを思いあう姿がその空気感を軽くしている。
寧ろ純粋無垢だったり、変わらず大人ぶる某眼鏡君だったり、内気な子だったり、はたまたイケメンだったり…。
大人になってからわかる、「あーいたよなこういう奴」という気持ちと共に、何故かほっこりする。
多分、短い期間で同じ境遇の人達との絆なんだろうなぁ…確かにこれは本屋の大賞取れるわ。
伏線も終盤の短い中でそれなりに掘り下げ、細かいところまでもが伏線だったという凄さ。
アニメになってリアルに描ける分、細かいところまで丁寧に描写されていた。
因みに、タイトルにもある通りエンドロールで帰る人よ。
こればかりは帰っちゃ駄目だ…エモい…エモいぞコノヤロー!
特典も好き…あー、これは小説買っても良いかもしれない…
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