THE3名様 リモートだけじゃ無理じゃね?のレビュー・感想・評価
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緩さ健在! 過度な期待を抱かず、ぜひ劇場でご鑑賞を
かつてDVDシリーズとして大人気を博し、5年間で11タイトルがリリースされ、累計33万本を売り上げるという、現在のパッケージ業界の苦境を知る身としては俄に信じられないほど、激烈なファンを多く抱えていた「THE3名様」。かつてメガホンをとった福田雄一は参加していないが、ずっとプロデューサーとして並走してきた森谷雄が監督を務め、原作者・石原まこちん氏の完全描き下ろし脚本が、いつものファミレスへと連れて行ってくれる。
12年ぶりなだけに、ビッグボーイの店内にも気づくか気づかないか……程度の変化が生じている。3人のトークは健在。いや、むしろ冴え渡っているといって良いかもしれない。
パフェおやじは旅立ってしまったけれど、キャスト、スタッフ、原作者は忘れてなどいませんよ。
ぜひ、劇場でご確認ください。あ、でも過度な期待とかする作品じゃありませんから。何も考えずに楽しんできてください。
【脱力系の笑い映画。シリーズを観ていない者にとってはウームな作品。】
■【収録内容】「時代が俺と寝たがる」、「宝堀り当ててぇっすわ」、「没入し過ぎだろっっっ」、「2人合わせて幹ふとし」、「飲むくんですっ!」、「12代目なのよ、これ」、「オンブオンブ」、「生身で成層圏突入」、「24時間ポテトチャレンジ」ほか。
何だけれど、「THE3名様」を観ていない者にとっては面白さが申し訳ないが、伝わってこなかった作品。
<こんなふたふやしたフリーターの、三人組がたむろするファミレスは嫌だなあ。
ファミレス自体、徐々に死語になるのではないかな。>
ノスタルジー
こんな感じだったっけ?という違和感と、こんな感じだったよな、という気分の両方を味わってしまった。多分やってることは変わってないんだろうけど、3人がどう見ても大人にしか見えないので、同じ行動でも印象か変わってしまう。社会の状況も劇中に出てきたユーチューバーに顕著なように激変してるし。なので作品の出来不出来に関係なく否応無しにノスタルジーに襲われる、そんな映画だった。
劇場じゃなくていい
最初はオンラインで集まろうとしてた3人の男が、近いからファミレスに集合し、なんてことない会話をしてるだけの話。
小ネタを3人で演じてて、面白いのも有ったが、劇場の大画面で観る必要はなく、テレビやタブレットでの視聴で十分なレベル。
塚本高史がファミレスのシートに土足で足を乗せてるのが終始気になった。
ウェートレスの安藤玉恵はなんか面白かったし、桃月なしこは可愛かった。
2022年1番笑い楽しかった記憶
2022年劇場鑑賞28本目 優秀作 74点
異様に評価が高かったので鑑賞。
結論、見て良かった笑
下手したら2022年年間ベスト10入りすらある笑
どうやら初の劇場版かつ12年ぶりのクランクインらしい、当方3人の役者さんはもちろん存じ上げていましたがこの作品は知らなくて、予告も見ずにいきほぼ前情報無しで大正解でした。
もう面白すぎ。今泉力哉監督の街の上でや愛なのに、猫は逃げたなどの盛大なフリからの最後の怒涛の会話激から織りなす笑いは昨今ありましたが、シンプルにただただ面白いのは本当に久しぶりな気がする。
確か♯80くらいから90くらいまで劇場で流れていたので、間違いなく♯80まで何かしらで必ず観たい。
是非。
やっぱり好きです
星ってどういう基準で付けるのかわからないのですが、不満がないので星5をつけちゃいます!!
20年来の佐藤隆太さんのファン同士の親友と2人で見に行きました。
3名様は家でゴロゴロしながら見るものだよねー!と友人と話していましたが、大画面で3名様ファンの皆さんとゲラゲラ笑いながらポテトとメロンソーダをいただきつつ見る3名様は最高でした!!
3人のおふざけが健在で大いに笑わせていただきました。そして最後はジーン…。啜り泣く声がたくさん聞こえてました。
期間延長になったので是非もう一度見に行きたいです。
トークイベントも最高でした。3名様、いや4名様幸せをありがとうございました。
また新作が出た時もぜひ劇場でファミ!したいです。
人生のハードルを下げてくれる作品。
ふと仕事が辛かったり、やる事に追われる時に無性に求めちゃう。
高校時代からリアルタイムでDVDを購入してセリフを覚えるまで何度もリピートし、腹が減った時には無意識にお腹すいちゃったぷ〜とか自然に出ちゃうほど脳に刷り込まれている。
待ちに待った新作、やっぱりユルさは健在。
最高に癒されました。
大人になったから分かるけど、3名様ってどこか哲学的なのかもな〜とか思ったり。
仕事とか恋とかにも恵まれない冴えない3人組だけど、裏切らない仲間だけがいる。
色々と試みるけど、結局何かになりたいわけじゃなく、3人で居る為のノリであって、稼いで今以上になろうとも、仲間を傷つけて今以下になろうとも思ってない。
で分かってる、お金も仕事も大した価値がなくて、3人でいることが最高に楽しくて、最高に幸せで、何よりも価値があるって。
だから観ると癒されるんだよな〜、何も押し付けないし、求めてこないし。
狭い自分の人生観でも、人と居て幸せと感じればそれで生きる価値じゃないかって言って貰えてるようで。
時代時代っていうけど、それぞれの時代はその時代で求められるものがあったわけで、皆が言うほど今の時代だけが生きづらかったり、難しかったりする事はないと思ってるけど、SNSとか発達しちゃったばかりに人と自分を比べちゃう事は多くなったよね。
でも自分が幸せなのがなにより良いと思うよ。
皆「いい意味で」ハードルを下げていきましょう。
TMT風に言って志賀おやじ、3名様ファンは一生あなたを愛してますよ。
何を見てるんだろうという感覚。でも、それがいい!
深夜のファミレスでのほんの一コマ。
安定の緩さなんだけど、期待通りだけでは無い想像を超えてくる3人のやり取りが絶妙。
頭空っぽにして見れる。
見た後もいい意味で空っぽ。
映画館で見る意味ある?とか考えることが野暮。
無駄遣いでいいんです。
12年振りの新作なのに、ジャンボまっつんミッキーはそのままで、わたし自身一気に青春時代に引き戻されたような感覚。
家でゴロゴロしながら見るのが今までのTHE3名様だったかもしれないけど、劇場で周りとクスクス笑いながら鑑賞するのも新鮮で面白い。
THE3名様好きにはもちろん、ぜひ多くの人に劇場で見てもらいたい作品。
とは言いましたが、あまり期待値をあげずに頭空っぽにして見るのがいいと思います。
パフェおやじは永遠です。
意味なんて、ないのが最高の意味
まるで時空が歪んでいるのかと思わされるほどの
変わらないキャラクターと脱力感。
くだらないとも言えてしまうほどの何気ない無駄な時間経過や会話。
でも、今この時代に改めて久し振りに観ると、
その無駄の必要性や愛おしささえ感じた。
この作品を映画で観ることこそ、最高の贅沢ではないか。
パフェ。素敵な1シーンにチームの愛を感じ、
共にウルっと来てしまいました。そういうトコです。
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