「この手の話はコメディにすべき」月の満ち欠け アベちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
この手の話はコメディにすべき
この映画は公開当時それなりにヒットしてたが、ちょっと評価が低かったこともあり劇場に足が向かなかった。配信も始まり大泉洋と柴咲コウが出てるんなら見なきゃと思い鑑賞することにした。前世の記憶を持っての甦りは韓国ドラマでは定番で日本では近年の名作「ブラッシュアップライフ」を思い出すが、どうしても有村架純、目黒蓮の恋愛に共感できないし、悪役となった田中圭はとんでもない奴だし、甦りした子供たちも頑張ってたが、。ごめんなさい。としか言えない。このような話なら全く真逆のコメディに振り切った方が良かったのではないかと思う。
そのようななか大泉洋は安定の演技で妻子を亡くした父親役を好演。ラストシーンの新幹線の中での号泣にはホロリときました。
伊藤沙莉が「子どもは親を選んで生まれてくる。雲の上からどの人の子供になろうかと母さんを選ぶんですって」と言ってたが(そんなことある訳ないと思いつつ)私の一人娘はきっと私の妻をお母さんに選び生まれてくれたんだと思うと、とってもありがたい。
この世に何の未練もないが、生まれ変わり前世の記憶を持つならやはり妻子の近くにいて彼女たちを見守っていたいかなぁ、。
コメントする