リーサル・ウイルス 全人類厳戒態勢
 2021年製作/90分/スペイン
原題または英題:COVID-21: Virus letal 
スタッフ・キャスト
- 監督
 - ダニエル・H・トラード
 - 製作
 - ダニエル・H・トラード
 - 脚本
 - ダニエル・H・トラード
 - 撮影
 - ペペ・アノン
 - 編集
 - ダニエル・H・トラード
 - 音楽
 - ダニエル・H・トラード
 
-   

クリスチャン・スタム
 -   

ロレッタ・ホープ
 -   

トマス・パレデス
 -   

ラモン・アルバレス
 
 2021年製作/90分/スペイン
原題または英題:COVID-21: Virus letal 

クリスチャン・スタム

ロレッタ・ホープ

トマス・パレデス

ラモン・アルバレス
B級であっても一番あり得るお話。
問題はVIRUSと細菌を間違えている事。
但し、人間の体液で感染としている。
男が相変わらずおバカさんなところが良いですね。
まぁ、どのくらい女性が残っているか分からないけど、全世界が汚染の対象のようだから、人類の種は耐えたのだろうが。灯りが付いているので、発電所は動いているだろうし、温暖化ではなくて寒冷化ってのが良いね。こんな状況では原発は運転出来ませんからね。
とにかく、しぶといのは疑問だけど、復活しないのは良い。静かにしていればよって来ないとしながらも、SHOTGUN撃つ浅はかさ。プロの軍人はナイフを使っていた。やはり、続編作ってチャンバラにすべきだ。
 人類の所為で急速に進んだ温暖化により南極の氷河が融解し、先史時代の化石がこんにちは。調査団が派遣されたことで化石と共に眠っていた新型ウィルスの存在も明らかになり、あれよあれよと世界中に広がっていった...
 ウィルスは人々を凶暴化させ世界中大混乱。各国政府は戒厳令を敷きパンデミックの収束を試みるも効果無く制御不能に。なんやかんやあり事態の解決に向けとある女性科学者に白羽の矢が立つのだが、精鋭部隊が最優先事項であった護送任務そっちのけで無謀な救助活動に奔ってしまい博士と逸れてしまうのだった。人類の命運や如何に...
 ジャケからの期待で逸れた博士を捜索する軍人さんたちがメインのお話になるのかと思えば、逸れてしまった博士とその先で出会ったとある男性とのロードムービーがメイン。
 秩序が崩壊した世界において、人間に希望を抱き自身も人類の希望となり得る生化学者の女性と、有事以前から人間に絶望していた孤独な男性とが織り成すドラマから人類の行く末を憂い且つ問うことが主題なのだろう。
 しかし、2人の人間像は終始ぼやけているというかブレブレで、根拠やその実態を伴わない漠然とした感想を下地とした上っ面なディベートをベラベラと繰り広げての問題提起であるので、どうにも寄り添えない。う~む・・・
「PANDEMIC パンデミック」(2016)...