三姉妹のレビュー・感想・評価
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「キョウダイ」ってそんなに単純な関係じゃないですよ
演技派女優達の揃い踏みってことで楽しみにしてました、、、が。なんだかなぁ・・・感がいっぱいです。性格や生活スタイルが異なる三姉妹。彼女らがどう繋がってどんな反応をみせクライマックスを迎えるのかなぁ?と序盤はワクワクしてました。(エキセントリックすぎる三女には最後まで慣れませんでしたが)三姉妹を通して何を描いてくれるんだろうかなぁ?と思っていたら、、、、え?それ?って感じの終わり方でございまして・・・。クライマックスのあの会合だけで全てを描こうって無理じゃない?
第一、これまでに何回もあの会合やってたんじゃぁなかったのかなぁ?違ったかなぁ?
結局ね、姉妹としての過去があるから、現状があり、、これからもあるってことなんだろうけど、おいおい、その過去ってそんなに簡単なものなのかい?って言いたくなっちゃうんです。かなり大変なことで、ワオーーー!って本音叫んだだけでなんとかなるもんじゃぁないんじゃ?だから、一気のラストシーンもしらけましたよ、私は。「嘘でしょ?」って。そんなあっさり?って。いやいや、この三姉妹の間にはもっともっと難しい感情がうずまいてるはずだし、宗教の信仰心も絡んでるし。
何かで聞きましたが韓国映画は「分かりやすくスッキリさせないと受け入れてもらえない」のだそうで、だとするならこうなっちゃうかぁ。仕方ないかぁ。
だからでしょうかねぇ、三姉妹それぞれもわかりやすいステレオタイプにしかみえないし、姉妹、兄弟の間柄特有の関係性を描いているわけではないから物足りなさを感じるんですね。結局同じ記憶を持っているかどうか?だけのお話な訳で。わかりやすい設定をこれでもかとばら撒いて、わかりやすい決着させた感じなんです。心情の移ろいとか、微妙な変化、グラデーションかつマーブルのような人間模様の作品って期待しちゃぁいけなかったんだなぁ。
最後に・・・あの終始、いきなり怒鳴り散らす姿を見続けるのは・・・流石に疲れました、僕には。
合わなかったなぁ・・・。
評点程には…
三姉妹の題名ですが、弟もいたけど…。この弟のとった行動がまた良かった‼️幼い兄弟姉妹がトラウマを抱えたまま、各々の道を進んで行くが、皆上手くいかない。トラウマが足を引っ張っている感あるが…。トラウマを引きずるのか、それを神に託すのか等々。引きこもり気味の長女の娘が最後に良い味を出した。女姉妹だとこんな感じなのかな…。男兄弟版を観てみたい
❗
最期だけ「海街diary」
韓国映画らしい韓国映画
他の人が書いているほど醜くもなく奇を衒った訳でもない
今の韓国の貧富の格差が激しいことや宗教事情を如実に表している
確かに少し大げさな表現かな?と
韓国は日本よりも封建的なんですね
未来は見えないが最後は救われる映画です
ジャンルはホラーでしたっけ😂
登場人物がエキセントリック過ぎるし、ラストの方はホラーなのかスプラッターなのかと勘違いするほどのイカれっぷり。
笑い声が漏れてしまうほどでした。がしかし、上手いことまとめてくれて、まあ良かったじゃないの、なんてわりと足取り軽くスクリーンを後にすることができました。
前日鑑賞したベイビー・ブローカーと併せて、お国柄の違いを感じた訳ですが、国は違えどと思ったのは、親の呪縛からはそう簡単に逃れられるものじゃない、ですね。
今回も、虐待の経験がなんでも謝るようにさせてしまうであるとか、宗教であったり、過度の飲酒というように「ああはなりたくない」と心に決めて大人になって行くはずなのに、気が付けば同じ道を歩んでしまっていることはどこでもあり得る事なのだと強く、そして恐ろしく感じました。
親は選べないものですから、難しいですけれど自分の人生、どのように生きていくのかを考えるには良い作品だったと思います。
突然大声&奇をてらう行動の繰り返しで飽きる
どんな姉妹の結び付きを描くのかと期待したが大したことは無く、基本はそれぞれの生活の紹介。
静かなシーンで誰かが怒る、わめき散らす、を繰り返すが、段々読めて来て飽きる。
ラストも微妙…
開始10分で隣から荒い鼻息聴こえてきて、と思ったら実は軽いイビキでエンディング10分前まで続いていた…
極端だけどリアルかも。
自己中でアル中の三女が、なんだかんだ言っても一番幸せなのかも。旦那さんに愛され、継子とは上手くいっていないが無視されてるわけでは無い。甘え上手というわけでは無いが人の関心を上手く集められる三女の気質ゆえかな。
体裁つくろって陰湿な次女や人の目を気にしてばかり謝ってばかりの長女、どちらも旦那とは上手くやっていけず孤軍奮闘(奮闘してないけど)が寂しい。子供達がお母さん大好きなのは救い。
三姉妹各々のストーリーがあり、他人の生活を垣間見るような流れ。どう結ぶのかなってところで…実は弟もいて、ラストあたりでそうゆうオチかと三姉妹の性格形成に結びつく。
辛辣にも程がある宗教描写がエゲツナイ、ドン底で辛酸を舐めた三姉妹の快進撃が痛快なトラジコメディ
ポスタービジュアルからは想像がつかない重量級のドラマ、というか悲惨過ぎて笑ってしまうトラジコメディ。娘との不仲、夫の不倫、スランプといった人生の壁にぶつかった三姉妹の自業自得とジタバタがとにかく痛々しくて誰にも感情移入が出来ずひたすらイライラさせられますが、実はこれは巧みなミスリード。三人が現状打破に打って出るところからグッと引き寄せられてしまい彼女達の快進撃が突然眩しくなります。冒頭に放り込まれる意味深なカット、次女ミヨンと三女ミオクの会話に見え隠れする過去の闇、幼少期の写真といった積み上げられたドラマの断片が一気に雪崩を起こす終盤のカオスに涙腺が決壊、ジャンルもあらすじも異なりますが『リトル・ミス・サンシャイン』によく似た爽快感を感じました。
本作で印象的なのは宗教描写。福音派教会の敬虔な信者達が誰も救われず、ドン底にいる人に手を差し伸べる怪しい別の宗派が高額の祈祷料を掠め取るという自分の近所にも転がっているであろう弱肉強食がリアル過ぎて吐きそうになりました。
姉妹の特性を感じながら
やっぱり1番上は損よね。
なんて思ってしまったが、そんな話ではない。
それぞれの抱える問題と、それぞれの親との関わり方。
まったく受け止め方も人生も違うが、切り離せないのが家族って訳だよね。いろいろ考えてしまうな。
三女の無茶振りに引きがちだったが、奮闘振りに涙腺が崩壊した。え!そこ?!
しんどい…
三人三様…いや四人四様にしんどい事情があり、それをしっかり見せられるのでなんともしんどい…
特に三女の事情はビタイチ感情移入できず、それはそれはしんどい…
終盤明らかになる事実やそれを招いたある出来事も、いっさいカタルシスをもたらすようなものではなく、やはりしんどいままなんだけど、それでもなにか一筋の希望のようなものを仄めかす…
主要キャストの演技は素晴らしいのだけれど、それはやはりしんどさをもたらすばかりのものなのだった…
そんなんで良く帰る気になるね。
それぞれにソウルに住み子供もいる悩める三姉妹の話。
元夫の借金を払い続ける花屋の長女、教会に入れ込み合唱団の指揮もする次女、劇団の脚本家をする情緒不安定な三女という設定で話をみせていくけれど、その他登場人物含め、誰が誰でどんな状況にいるのか解らない状態のままシーンを行ったり来たりするのでちょっと入り込みにくい序盤。
金髪は自己中ヒステリー、姉ちゃんは妹に振り回されるけど仕切り屋でお祈り命、もう1人は言いたいこと言えないし娘の育て方間違えた感じというのはわかったけど。
まあ日本でもこういう人達いるし、映画としてもある話しだなとは思うけれど、ゴネたもん勝ちだったりとりあえずヒステリックに大声上げたもん勝ちな自己中さんばかりでなんだかな…弟含めまともな人間誰も居なくて、みんなガチのメンヘラですか?
そしてそれはすべて育った環境のせい?
良いことは自分の手柄悪いことは人のせいですね。
話としては嫌いじゃないけれど、いくらなんでも全員はやり過ぎに感じるし、投げっぱなしでそれでもやっぱり家族ですでは締まらなかった。
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