リボルバー・リリーのレビュー・感想・評価
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映像は美しいけど。。
白いドレスに赤い血、朝靄、夜の闇の中の移動等
舞台設定やビジュアルに対するこだわりはすごく感じたし、綾瀬はるかの美しさは際立っていた
大正浪漫というわけではないが、大正昭和初期のモダンなヘアスタイルや仕立て屋の洋装など、美しい
物語はというと、埼玉の奥地で発生した謎の一家惨殺から逃れた少年の逃亡劇、何故殺されたのか、犯人は?父親は?といった謎を追っていくストーリー展開。
正直最後クレジット見て、え、行定監督なの?って感じのハードアクションというか。。。撃ちまくり、撃たれまくり。ちょっとキルビルっぽい感じがありますね。
美化された殺しというか。
当時の軍部とか上海租界とかなんかロマンを感じる話ではありますが。。記号っぽく使われているというか。
リアリティはなさすぎました。。。
いやいや死ぬでしょっていうw少年漫画の主人公漫画並みに死なない。
ただただ綾瀬はるかを美しく愛でる、大正浪漫キルビルでした。
麗しき綾瀬はるか
原作は面白いんだろうと思う。
設定とか面白くて…巨額の金を巡る争奪戦なわけなのだけど、海軍とか陸軍とか幣原機関とか内務省とか。
なのだが、まぁ、湿っぽい。
監督のカラーなのだろうなぁ…相性があまり良くない感じ。
何につけ、陸軍が馬鹿過ぎて…萎える。
台詞も安っぽけりや、芝居も安っぽい。
陸軍の隊長とか喋ってて恥ずかしくないんだろうか?喉を締めりゃいいってもんでもなかろうに。
この台詞のチグハグ感というか、オリジナリティの無さというか…面白くなりそうな脚本を潰しまくったような感じだ。
別に陸軍に限った事ではないのだけれど、随所にそんな事を感じる。
銃撃戦の最中に赤ん坊が乱入してくるとか。
「は!?」って感じで、何が起こるのかと思いきや、普通に救出して終わりとか。
なんかこう、リズムを乱すにしてもそっち方向じゃないんじゃなかろうか。
綾瀬はるかさんはすこぶる良かった。
最初の草むらで倒れ込んだであろう相手に殴りかかる時のアクションなんか、結構好み。
そう、作品の雰囲気はすこぶるいいのだ。
上品な女性が凄腕の殺し屋で、沈着冷静で度胸も良ければ容姿もいい。
大正ロマンとも言えるファッションも映える。
その彼女は引退しながらも、何かと戦い続けているような背景も素敵だ。
彼女に忠誠を誓う仲間とのやり取りもいい感じではあるのだけれど、いかんせんソレを邪魔するものが多々あって苛立たしい。
タイトルからしてドストライクで「リボルバーリリー」ってゾクっとすんじゃん!
やっぱリボルバーを構える綾瀬さんは素敵だったよ!
めちゃくちゃ似合う。
マガジンじゃないのよ、リボルバーなのよ。
キャラも設定も大好物なんだけどなぁー。
山本五十六に銃口突きつけて「私はいつでもここに来る」なんて台詞も、ありがちだけどゾクっとする。
でも、その後、あらぬ方向に歩き出すんだよ。
まるで仲間を無視するかのように。
1人にしたかったんだろうとは思うけど、置いてかれた仲間の事を思うとやるせないのよ、コッチとしてわ。
…刃は心臓まで抉ってそうだしさぁ。
彼とのバトルはそこそこ面白かった。
毎回、リリーが負けちゃうんだけどね。
幣原機関の分派みたいな事なんだろうけど、コイツも出てきたら来たで、何故殺さないのか意味不明ではある。
リリーを生かしておく意味もないだろう。
ラストの霧は良かったのだけど…霧じゃなかったらどうやって海軍本部までたどり着くつもりだったのだろうか?
下水道から出てくるにしても、まだまだ距離はありそうなとこから出てくるし…スリルが足りないんだよなぁ、基本的に。そのスリルを極端に下げてるのが陸軍の言動なわけで…アクション作品には致命的な欠陥だ。
リリーの店まで襲撃しといて、その後放置気味とかだし、リリー達にも危機感無さそうだし。
リリー達に後ろ盾でもありゃいいんだろうけど、どうやらそんな雰囲気でも無さそうだ。
もっと芝居場を整理しないと見てられない。
最後の眼帯の男とかもさぁ…唐突過ぎんだよ。
ありゃなんだ?
幣原機関の新たな刺客か?
暗殺者向きの風貌じゃねぇなあ…。
アクション自体は面白くもあったけど、トータル的には赤点な印象。
豪華な出演者陣、派手なアクション、興味深いストーリー!…なのに…
なぜなんでしょうか?
テンポ?間?が悪いのか…
物凄く長く感じてしまいました💦
他の方も書かれてましたが、銃撃戦に緊張感が無い…って言うか、あれだけの武器を持った大人数の軍人が集まってるのに、どうして数人相手に手こずるのか?
なんかリアリティを感じられず、感情移入出来ませんでした。
綾瀬はるかさんは良かったです!
日本を代表するアクション俳優ですね♪
モガ・綾瀬はるかに満足
「はい、泳げません」のコンビ復活。
こんなに超人的に強い女スナイパーは実際いないが、綾瀬はるかが演じると、いるかも(いてほしい)と思えてしまう。時代背景がそれらしく描いてあるから、事実に基づいていると言われても信じそうだ。日本が日中戦争から太平洋戦争へと無謀な戦いに突入していく時代、軍の力が強くなって暴走をしそうになっている状況である。軍の特務機関ができて、裏の仕事をするスパイが養成されたのは本当かもしれない。そのスパイの最高傑作が「リボルバー・リリー」というわけだ。しかし小曾根百合は10年前にスパイをやめている。それがまた戦いに巻き込まれていくのも、彼女が背負った何か逃れられない定めのようなものが感じられる。心ならずも始めた戦いだが、やるとなったら凄まじいまでの戦闘能力を発揮するのがかっこいい。それに何と言っても姿も戦い方も美しい。ヒロインの「強さ」と「美しさ」はとても計算されていてこの映画の一番の魅力になっている。
小曾根百合は、戦いからは何も生まれないと悟ってスパイから身を引いた。以前の彼女の活躍は描かれていないから想像するだけだが、指令された暗殺を何の感情も交えずに実行していたことだろう。それが、元夫から託された少年を守ることに使命を感じて再び戦うことになった。リボルバー・リリーがかっこいいのも、本心では避けたい戦いをしなくてはならない「孤独感」みたいなものが感じられるからかもしれない。
孤独なダークヒロインを蘇らせた綾瀬はるかと、彼女を支える謎の弁護士長谷川博己のコンビに拍手を送りたい。
とにかく豪華。歌舞伎のような映画。
豪華だった。とにかく豪華。豪華だけれど世界的にみればさほどではないのかも。しかし豪華。配役もまさかってくらいてんこ盛り。
20年代のアクションなんて金のかかる要素満載。そこに綾瀬はるかがファッションショーのように着せ替えで登場して銃を構えての決めポーズを連発。なかなかやらないこの時代の列車からのアクションあり、これは作らなくても、という装置をいろいろ作ってはいる。「スパイの妻」の数倍はかかってるだろう。が、行定監督はすべて絵で捉えていて躍動感がない。列車も舟の上もCGで、思い描く派手なシーンが絵でしかない。アクション映画なのに躍動感がないとはどういうことか。
おまけに俳優陣はみんな各々見栄を切るかのようにしつこい芝居をしていて衣装の豪華さもあり、歌舞伎を見ているかのようだった。さっさと殺せ、などと不謹慎な思いを何度もした。時代的な共感性か「アンタッチャブル」的なシーンがあるがこれがうまく行ってなくて失笑。
この予算のまま別の監督が撮ったらもうちょっと面白かっただろうな、と思った。
本作こそ、東映は"周年映画"に指定して、宣伝費を多くかける冪だった。
原作は昔に読んだ筈だが、あまり記憶には残っておらず。しかしポスターが かっこよくて、観ました!
駄作「レジェンド&バタフライ」で、良いアクション&演技をしていた綾瀬はるかさん、今回も 主役 にふさわしい素晴らしい演技でした。
大河ドラマでもその独特な演技で、存在感があった古川琴音さんは、散弾銃を撃つシーンでも様に成り、初登シーンでは"どら焼きを1個持って行く"アドリブを入れたりと、実に興味深いキャラなので、今後も期待して観ていきたい。
劇中、馬賊の女性が登場するが、馬賊とは日本の忍者の1930年代版みたいなもので、西部劇中の騎兵隊側インディアンみたいに、ウィンチェスターを撃たせるよりも、その辺の隠密・諜報活躍があると、歴史好きな人は喜ぶのだが。。。
良い演技はしているし、恋愛映画ではセリフ回しにも"味 (あじ)” があって"大好きな俳優さんなのだが、豊悦さんは やはり下手だった。
主役:リリーの服は、流石にどれもこれも素晴らしい仕立てだったが
他の男優さんのスーツも、長谷川博己さん以外、みな良い仕立てでしたが
中でも、内務省官僚役の吹越満さんのベージュ系スーツ服が1番仕立てが良かった。
よって、この二人(長谷川さん、吹越さん)が同時に出てくる面談シーンでの 服の対比の演出が素晴らしかった。
また映画に出てくる帽子も、リリーの帽子を含め、みな良い形と仕立ての絶品でした。
誰か、著名な帽子デザイナーが入っていたのか? エンドロールでは見過ごしてしまいました。
リボルバー式拳銃(S&WのM1917)を持つリリーは、弾の入れ替えもスムーズで、どのシーンも絵に成っており、とてもカッコ良かった。
おまけに、モ式大型拳銃(モーゼルC96)1940年、南部14式拳銃、26式拳銃、38式小銃、ウィンチェスターM1894ライフル と言った、期待していなかった銃が次々に画面に登場し、ミリタリーファンの僕は大喜び!
しかし、映画の中で わざわざ2回も"奇怪な2別ロック"説明をした”ベレッタM1915” は銃器小道具を扱った、MGC ?には資料も模型も保有していなかったのか、
わざわざ見せているのに、機構が違っていた。
これは原作者が”銃知識 ”自慢する為だけに、原作に書き入れた部位を、それ以上の意味があると深読み過ぎて、無理やり映像化した為の事だろう。
模型がないなら、この手のカットは撮影はしても、本編からはカットして、映画に入れこまない方が良かったでしょう。
映画では2重ロックの説明ではなく、「ロックを外さないと撃てない」と、おそらく演出側も、この意味を理解せず、「子供だから、安全装置を知らない」と誤解解釈しているのでしょう。
しかし相変わらず、東映映画の興ざめする"銃口から出る炎(マズルフラッシュ)"は、SFXの時代なのだから、何とかならないのだろうか。。。
この映画を観ていて「野生の証明(角川映画)」をまた 観たくなってしまった。
「S&W M1917 リボルバー」
アクションシーンが美しい。。。
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