リボルバー・リリーのレビュー・感想・評価
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ウソでしょ…
こんな王道の企画、グロリアでもアジョシでもいいけど、なにしろ優れた先行作品がたくさんある手堅い題材なのに、こんなにしくじることってある?
大正時代を舞台に、かつて特務機関の工作員であった百合は事件の鍵を握る子供を守るため、軍を相手に孤独な闘いに身を投じる……
って、このプロットがつまらないわけないじゃん!なんでだよ(両手両脚をばたつかせて地面を転がりながら)!!
アクションや銃の扱いに関しては識者に任せるとしても、ドラマの部分、孤独なエージェントとして育てられたヒロインの悲哀とか、守護対象の子供との絆とか、最低限盛り上げなきゃいけないエモがゼロ。えっこの映画、演出力、低すぎ…?
そりゃこの内容で予算が10億って相当つらいんだろうけど、スタッフはがんばってセットや衣装、小道具を用意しているように見えけどなー。
謎キャスティング(あんな未来の海軍総司令官おるかい!とか)はあるけど、キャストはみんながんばってたと思う。ジェシーとかアイドル勢もそんなに悪く見えなかった。
なのに肝心のドラマがアレってさー。
莫大な資金が云々とかいうのはあくまでマクガフィンなんだから、説明なんか後回しでいいのに。まずはこのヒロインのキャラクターをしっかり描いてほしかった。。
長谷川博己に恨みはないけど出番多すぎ。奴がせっせとお膳立てしてくれるもんだから、ぜんぜんヒロインが追い込まれてる感じがしない。あくまでヒロイン+子供が強大な敵に追われてて、果たして2人は生き残れるのか、ってのがキモのはずでは?
子供との関係性も、反発したりお互いのために自分を犠牲にするとか、もっと明確にやってくんないと変化したり深まってるのかどうか、イマイチよくわからない。
あとはご都合。いくらなんでもヒロイン無敵すぎとか、もう言い出すとキリがない。そう、土砂降りの直後の地面がぬかるんでないとか、マンホールからどうやって上がったんだろうとか、もうほんとにねー。
冒頭の東映印が残念に思えるジャンル的勘所の耐えられない軽さ。この世代の監督って、子供の頃からある程度その手の作品通ってきてるんじゃないのかなぁ。
ただ、シシド・カフカと綾瀬はるかが背中を預けてクールに戦う中盤の銃撃戦はよかった。
この2人の台湾最強バディ時代がみたい。。
終盤で破綻した感は否めないものの、中盤までの「虚の中の実」の描き方が秀逸な一作
”特務機関に所属していた凄腕の女性スパイ、という設定そのものがそもそも現実離れしているものの、大震災後の東京を丁寧に作り込んだ美術、陰影を活かした重厚な撮影、そして観客に新鮮な驚きを与える演出などがうまくかみ合っていて、「ほんとに当時の日本はこんな感じだったのかも…」と思わせるような説得力、現実感がありました。
銃撃戦が増えていく中盤あたりから、ちょっと現実味という側面が弱くなってくるのですが、それでも観客側の安易な解釈を拒むような、もつれた人間関係、複雑な内面を垣間見せる演技によって、「劇場で観るべき上質のドラマを観ている」という印象は持続しました。
終盤の展開では、それまで本作が保ってきた、虚構の世界観という「虚」の中で調和がとれていた現実味(または説得力)という「実」が、完全に崩壊した感はありましたが、元海軍軍人の岩見を演じた長谷川博己、そしてもちろん主人公小曾根百合を演じた綾瀬はるかの演技は最後まで見ごたえがありました。
特にラストは非常に秀逸で、それまでの演出上の消化不良感を吹き飛ばしてくれるような切れ味がありました。
部外者からすら見えてしまう課題は色々あるものの、本作が示した物語の語り方、映像の見せ方をさらに追求していくことで、次にどんな作品が作り出されるのか、楽しみになる作品でした!
綾瀬はるかの新境地・ダークヒロイン
生活感のないイメージが強い女優・綾瀬はるかが、そのイメージを最大限に発揮して、ハードボイルドアクション作品のダークヒロインに挑んだ意欲作。今までは生活感のなさをファンタージとか天然キャラで活かしてきたが、今回は真逆に振り切って、非情な元諜報員役に挑んでいる。銃撃戦、格闘戦ともに見事に熟し見応え十分の作品である。
本作の舞台は、関東大震災翌年の大正末期。主人公は元凄腕諜報員・小曽根百合(綾瀬はるか)。今は、東京の花街で銘酒店の女将をしていた。ある時、消えた陸軍資金の謎を解くキーマンである少年・慎太と出会ったことで、主人公と慎太は陸軍に狙われることになる・・・。
陸軍の精鋭部隊を敵に回しての、主人公の銃撃戦での素早い銃捌き、格闘戦での俊敏な身のこなしが素晴らしい。何より迷いがない鋭く冷たい眼光が決まっている。カッコ良い。綾瀬はるかの新境地を魅せている。本作は彼女のアクション女優としての始点となるだろう。大河ドラマ『八重の桜』の銃撃戦での銃の構え方、『レジェンド&バタフライ』の格闘戦での身のこなしなどの布石はあったが、本作でアクション女優としての才能が一気に開花した感がある。
戦う相手は陸軍である。常に、多勢に無勢状態での戦いであり、如何に優れた戦闘能力を持つ主人公でも正攻法では勝てない。味方が必要である。終盤のクライマックスシーンでは、霧という気象条件を味方にして獅子奮迅の戦いを魅せる。映像は戦いを俯瞰して捉えているので、霧中の戦いは映像が不鮮明で見難くいが、それは、陸軍から見た戦い難さを表現し、我々観客に実感させていると推察できる。
アクション以外にも、陸軍と海軍の確執などにも触れ、多士済々の登場人物が作品を盛り上げてはいるが、長尺で散漫になった感は否めない。アクション映画の要素に絞って欲しかった。その方が、アクション映画の醍醐味は更に増しただろう。
ラストシーンは続編を予感させる。アクションに徹した続編に期待したい。
新しい日本の女性アクション映画の誕生
とにかく綾瀬はるかのアクションシーンに痺れた。日本における女性アクション映画が誕生しつつあると感じた。強く続編を望むし、今すぐ劇場に足をはこんでその衝撃に立ち会って下さい。
綾瀬はるかがかっこ良すぎる
綾瀬はるかのアクションが好きなので、見に行きました
予備知識ゼロでしたが、ストーリー、アクション、豪華キャスト、全て良かったです
長谷川博己と綾瀬はるかって‥
『八重の桜』!? そこでまた興奮
終始ハラハラしながら見たので、138分はあっという間でした
強い女性サイコー
また見たいです
綾瀬はるかの無駄遣い
まず暗い場面、雨、霧、ぼかし等で背景を
見えづらくしたのはCGに予算を
割けなかったからなのか?
要所要所に俳優の見せ場の為か知らんが
古臭い1対1のカンフーアクション。
嫌いらんだろタイトル回収せい。
そして逃走しているにもかかわらずよく分からん場面。どうしてそこ行った?緊張感無い。
クライマックスに待つ悲しそうな音楽とスローモーションの演出、敵が一人ずつ交互に現れ大袈裟に倒れていく。
何を見せられてるのか・・・。
ラストに傷だらけで1人歩く主人公。
周りの味方は何してんの?と、
まだまだ色々あるが綾瀬はるかが可愛いので
スクリーンで見れて良かった。
綾瀬はるか版ガントレット!
ストーリーは荒唐無稽でありえない…まあ、ありえなくてもいいんだけどね。
ありえなくてもいいんだけど、ならばもう少しカタルシスが欲しかった。
映像は様式美。綾瀬はるかのアクションを楽しむ活劇映画。
ラストはクリント・イーストウッドのガントレットを思いだしたね。
まあガントレットも大概なストーリーと映像だったけど。
戦争に異を唱える。
とにかく綾瀬はるかがカッコ美しい。彼女のアクションだけでも見応えあり。
陸軍海軍、特に陸軍は同胞にさえ大儀のためと刃を向け信じられない行動をするが、立ち向かう綾瀬はるかと長谷川博己は強く優しくカッコいい。
ストーリーも良く出来ており最後の最後まで目が離せないほど、退屈させない映画。
最後に戦争をしないということが難しく、また戦争をすることが愚かな事で誰も幸せにはなれないことを観る者に訴える映画なのだとも感じました。
すこし残念
うーん、長かった…
ファンタジーなのか、サスペンスなのか、なんなのか…
とっちらかっているというか…
良い、俳優の方々が揃われているのになぁ...残念
ただ、あの少年は、個人的に、もう少し意志の強そうな顔の子にして欲しかったかな
別にジャニーズでもええのですよ、きちんと演技ができて、眼に力があれば
個人的に、ジャニーズに、そこまで詳しくないしね
ジェシーさんという方は、良かったです
予想した内容ではなかった
なんとなく戦争が関連してるかな〜と思ってたけど本筋はそこじゃなかった。現代だからこそ表現できる、戦争への考えを深める映画ではある。
銃撃戦や殺人、などのアクションやシリアスな雰囲気が大好きな私にはぶっ刺さり。清水さんはやっぱり良い刺激を与える演技をされるな、という印象。
大正時代ならではの女性のファッションも楽しめた。
しかし、CGがひどい。余りにも撮影感が強い場面が複数あって気になった。
予告映像(?)で特に注目されてたアクションシーンもあまり印象に残るものはなかったかなぁ…頑張ってるんだろうけどせっかくの見せ方が微妙、と思った。
タイトルが合ってないな。
リボルバーはあんまり関係ないし、話も話なので、カタカナとしてもこんな軽い名前にすべきではなかった。作品としては、陸海軍部間の不仲やそれぞれの組織での上下関係の有様など軍部の切り取り方は本当に良かった、設定&戦闘シーン含めて名作に近い。欠点としては兵士がライフルを構えてるのに全然当たらないところ、BGM無しでの台詞の場面が長くて見てる方が疲れる、一番の難点はこの作品も日本映画特有の、あっと思わせるような突然の横槍、割り込み話で、観る者の緊張感、興味を繋げていく手法から一歩も出てないところ。邦画の場合それしか無いんだろうね。
良く工夫してました。
本日TOHO池袋にて鑑賞しました。
いつでも1100円クーポンにて鑑賞しました。
レビューみて躊躇してしまいましたが。
良かったと思います。
ネタバレします。
私、日本映画では、観客目線と制作側目線で見ることにしているので、全然みれました。
まあ、大ヒットは、しないかなあ~‼️
時代考証は、良かったと思います。
衣装とか、街並みとか電話☎️良かったです。
問題のアクションですが、確かにアクションでいくと日本アクションでした。
これは、単に制作費だけの課題だと感じました。
故大林宣彦監督が、言われていた
「限られた制約で作品作るのも仕事の1つである。」等発言していました。
ラストの濃霧🌁のシーンですが、昔は、雨の後良くありました、懐かしいです。
残念なのは、中間あたりの撃ち合いですが、子供の登場ですが、ないの方が自然かなあーと思いました。
今回は、なんと言っても
謎のおばさんです。
肩口に絵を描いて治療するおばさん
謎めいて良かったです。笑笑🤣😆🧐。
この映画の関係者の皆様お疲れ様です。
ありがとうございます😊。
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
予告編にやられた
映画館で見た予告編で気になっていた作品
観賞前のワクワクは見事に裏切られました
個人的にまったくお勧め出来ませんが、綾瀬はるかがほぼ全シーン出ていると言っても過言では無いので、美しい彼女をたくさん見せてもらえた感謝で星2つ付けました
髪型のバリエーションをもう何種類か見せてくれていたら、もう一つ星を付けてましたね
でもまあ本音は途中から「まだ終わらないのか、、」で頭の中がいっぱいになっていました
下調べなしに観に行きましたが
この作品は漫画原作ですか?
映像としての見せ場はたくさんあったし、瞬間を切り取ればいい絵になるシーンのオンパレードでしたが、活劇となって動きが付くと、決めポーズまでの過程にしか感じられず、全てがイマイチでした
脚本も、ここでそんなこと言う?と疑問に思うセリフが頻繁に出てきたし、天候や服装の一貫性の無さと移り変わりの見せ方が雑でチグハグなシーンも気になりました
あと、有名な軍人の名前を突然ポンと置かれても、納得感がなく安易だなとしか思えなかったのも残念なポイントでした
力を入れたシーンのはずの銃撃戦も、主人公チームは棒立ちでも無敵状態で相手は1発でやられるイージーモード、屋内や霧の中での銃撃は発砲している場所がバレたら狙い撃ちされて当然なのに場所移動はほとんどなく、さらに色街?での銃撃戦では唐突な赤ちゃんの登場で笑いがこらえられなくなりました
主人公の百合さんについては、ゲームのラスボス並みに硬い!とにかく硬い!!冒頭で新調した白い洋服は何か物凄い繊維で編まれたものなのでしょうか?撃たれて大量出血して、足も撃たれて瀕死なはずなのに、足を引きずって歩く程度の消耗具合って、少し前に肩撃たれて寝込んでた人と同一人物とは思えませんでした
元伝説のスパイ?らしいですが、スパイの強さってシルベスター・スタローンとかアーノルド・シュワルツネッガーみたいな強さでは無いと思うのですが、最近はジョン・ウィックみたいな暗殺者もいるし、ああいう百合さんみたいなのもありなんですかね
百合さんについては、始めの設定と後半の設定に矛盾があった気がするのも不満のひとつ。冒頭では、もう殺さないみたいなセリフがあったような気がしましたが、後々殺しまくってますよね、途中で説明もなかったしモヤモヤしました
全編にわたって納得がいかない場面、セリフ、設定が多く、久しぶりに失敗したなと思った映画鑑賞でした
映像は美しいけど。。
白いドレスに赤い血、朝靄、夜の闇の中の移動等
舞台設定やビジュアルに対するこだわりはすごく感じたし、綾瀬はるかの美しさは際立っていた
大正浪漫というわけではないが、大正昭和初期のモダンなヘアスタイルや仕立て屋の洋装など、美しい
物語はというと、埼玉の奥地で発生した謎の一家惨殺から逃れた少年の逃亡劇、何故殺されたのか、犯人は?父親は?といった謎を追っていくストーリー展開。
正直最後クレジット見て、え、行定監督なの?って感じのハードアクションというか。。。撃ちまくり、撃たれまくり。ちょっとキルビルっぽい感じがありますね。
美化された殺しというか。
当時の軍部とか上海租界とかなんかロマンを感じる話ではありますが。。記号っぽく使われているというか。
リアリティはなさすぎました。。。
いやいや死ぬでしょっていうw少年漫画の主人公漫画並みに死なない。
ただただ綾瀬はるかを美しく愛でる、大正浪漫キルビルでした。
麗しき綾瀬はるか
原作は面白いんだろうと思う。
設定とか面白くて…巨額の金を巡る争奪戦なわけなのだけど、海軍とか陸軍とか幣原機関とか内務省とか。
なのだが、まぁ、湿っぽい。
監督のカラーなのだろうなぁ…相性があまり良くない感じ。
何につけ、陸軍が馬鹿過ぎて…萎える。
台詞も安っぽけりや、芝居も安っぽい。
陸軍の隊長とか喋ってて恥ずかしくないんだろうか?喉を締めりゃいいってもんでもなかろうに。
この台詞のチグハグ感というか、オリジナリティの無さというか…面白くなりそうな脚本を潰しまくったような感じだ。
別に陸軍に限った事ではないのだけれど、随所にそんな事を感じる。
銃撃戦の最中に赤ん坊が乱入してくるとか。
「は!?」って感じで、何が起こるのかと思いきや、普通に救出して終わりとか。
なんかこう、リズムを乱すにしてもそっち方向じゃないんじゃなかろうか。
綾瀬はるかさんはすこぶる良かった。
最初の草むらで倒れ込んだであろう相手に殴りかかる時のアクションなんか、結構好み。
そう、作品の雰囲気はすこぶるいいのだ。
上品な女性が凄腕の殺し屋で、沈着冷静で度胸も良ければ容姿もいい。
大正ロマンとも言えるファッションも映える。
その彼女は引退しながらも、何かと戦い続けているような背景も素敵だ。
彼女に忠誠を誓う仲間とのやり取りもいい感じではあるのだけれど、いかんせんソレを邪魔するものが多々あって苛立たしい。
タイトルからしてドストライクで「リボルバーリリー」ってゾクっとすんじゃん!
やっぱリボルバーを構える綾瀬さんは素敵だったよ!
めちゃくちゃ似合う。
マガジンじゃないのよ、リボルバーなのよ。
キャラも設定も大好物なんだけどなぁー。
山本五十六に銃口突きつけて「私はいつでもここに来る」なんて台詞も、ありがちだけどゾクっとする。
でも、その後、あらぬ方向に歩き出すんだよ。
まるで仲間を無視するかのように。
1人にしたかったんだろうとは思うけど、置いてかれた仲間の事を思うとやるせないのよ、コッチとしてわ。
…刃は心臓まで抉ってそうだしさぁ。
彼とのバトルはそこそこ面白かった。
毎回、リリーが負けちゃうんだけどね。
幣原機関の分派みたいな事なんだろうけど、コイツも出てきたら来たで、何故殺さないのか意味不明ではある。
リリーを生かしておく意味もないだろう。
ラストの霧は良かったのだけど…霧じゃなかったらどうやって海軍本部までたどり着くつもりだったのだろうか?
下水道から出てくるにしても、まだまだ距離はありそうなとこから出てくるし…スリルが足りないんだよなぁ、基本的に。そのスリルを極端に下げてるのが陸軍の言動なわけで…アクション作品には致命的な欠陥だ。
リリーの店まで襲撃しといて、その後放置気味とかだし、リリー達にも危機感無さそうだし。
リリー達に後ろ盾でもありゃいいんだろうけど、どうやらそんな雰囲気でも無さそうだ。
もっと芝居場を整理しないと見てられない。
最後の眼帯の男とかもさぁ…唐突過ぎんだよ。
ありゃなんだ?
幣原機関の新たな刺客か?
暗殺者向きの風貌じゃねぇなあ…。
アクション自体は面白くもあったけど、トータル的には赤点な印象。
豪華な出演者陣、派手なアクション、興味深いストーリー!…なのに…
なぜなんでしょうか?
テンポ?間?が悪いのか…
物凄く長く感じてしまいました💦
他の方も書かれてましたが、銃撃戦に緊張感が無い…って言うか、あれだけの武器を持った大人数の軍人が集まってるのに、どうして数人相手に手こずるのか?
なんかリアリティを感じられず、感情移入出来ませんでした。
綾瀬はるかさんは良かったです!
日本を代表するアクション俳優ですね♪
モガ・綾瀬はるかに満足
無双するモガ綾瀬はるかや舞台美術面がツボなら、細かいことは置いといて
ビジュアルの良さを堪能しましょう^^と言いたくなる作品でした。
長谷川博己のキャラクターもすごくよかったし
テイラー野村萬斎もすごく似合っててよかったですね
シシド・カフカも古川琴音もおいしかった!
いろいろロマンの塊でした。
ほったらかされた伏線や、機動力が削がれる負傷ラインのよくわからなさとか、
そういうところはちょいちょい気になるっちゃ気になりましたが
個人的には前述の“良い面”が気になる部分を凌駕してくれたので大満足でした。
伏線ほったらかしどころか終いには知らん人も出てきたので2作目の予定があるんですかね?
あれば観ようと思います。
「はい、泳げません」のコンビ復活。
こんなに超人的に強い女スナイパーは実際いないが、綾瀬はるかが演じると、いるかも(いてほしい)と思えてしまう。時代背景がそれらしく描いてあるから、事実に基づいていると言われても信じそうだ。日本が日中戦争から太平洋戦争へと無謀な戦いに突入していく時代、軍の力が強くなって暴走をしそうになっている状況である。軍の特務機関ができて、裏の仕事をするスパイが養成されたのは本当かもしれない。そのスパイの最高傑作が「リボルバー・リリー」というわけだ。しかし小曾根百合は10年前にスパイをやめている。それがまた戦いに巻き込まれていくのも、彼女が背負った何か逃れられない定めのようなものが感じられる。心ならずも始めた戦いだが、やるとなったら凄まじいまでの戦闘能力を発揮するのがかっこいい。それに何と言っても姿も戦い方も美しい。ヒロインの「強さ」と「美しさ」はとても計算されていてこの映画の一番の魅力になっている。
小曾根百合は、戦いからは何も生まれないと悟ってスパイから身を引いた。以前の彼女の活躍は描かれていないから想像するだけだが、指令された暗殺を何の感情も交えずに実行していたことだろう。それが、元夫から託された少年を守ることに使命を感じて再び戦うことになった。リボルバー・リリーがかっこいいのも、本心では避けたい戦いをしなくてはならない「孤独感」みたいなものが感じられるからかもしれない。
孤独なダークヒロインを蘇らせた綾瀬はるかと、彼女を支える謎の弁護士長谷川博己のコンビに拍手を送りたい。
とにかく豪華。歌舞伎のような映画。
豪華だった。とにかく豪華。豪華だけれど世界的にみればさほどではないのかも。しかし豪華。配役もまさかってくらいてんこ盛り。
20年代のアクションなんて金のかかる要素満載。そこに綾瀬はるかがファッションショーのように着せ替えで登場して銃を構えての決めポーズを連発。なかなかやらないこの時代の列車からのアクションあり、これは作らなくても、という装置をいろいろ作ってはいる。「スパイの妻」の数倍はかかってるだろう。が、行定監督はすべて絵で捉えていて躍動感がない。列車も舟の上もCGで、思い描く派手なシーンが絵でしかない。アクション映画なのに躍動感がないとはどういうことか。
おまけに俳優陣はみんな各々見栄を切るかのようにしつこい芝居をしていて衣装の豪華さもあり、歌舞伎を見ているかのようだった。さっさと殺せ、などと不謹慎な思いを何度もした。時代的な共感性か「アンタッチャブル」的なシーンがあるがこれがうまく行ってなくて失笑。
この予算のまま別の監督が撮ったらもうちょっと面白かっただろうな、と思った。
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