リボルバー・リリーのレビュー・感想・評価
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公開せずにスチール写真の写真集だけ出してたら名作になったかも。
綾瀬はるか主演、大正時代が舞台、スパイ・アクション、史上最強のダークヒロイン誕生。「リボルバー・リリー」
期待度120パーセント。楽しみで仕方なかっただけに残念。(予告編がアニメになったあたりから嫌な予感はしてたけど)
絵になるシーンは多いけど、思わせぶりな脚本と演出と音楽が合わなかった。
群像劇でないのなら豪華キャスト要らないのに。
韓国映画の「暗殺」のようなの期待してた。
ジャニーズのタレントさん、上手い人とそうでない人の差が激しい。「だが、情熱はある」見て、ジャニーズって凄いなって思ってたけど、今回はかわいそう。
日系人か韓国の俳優さんが喋ってるみたいな日本語の台詞。彼だけじゃなかったから、多分脚本が悪いんだろう。
銃撃戦の中、歩いてきた赤ちゃんとか白髪の老婆とか、なんだったんだろう。
時代の雰囲気は出てたけど、時代背景が描かれてないから、陸軍と海軍の対立とか、国家の犬が描く夢とか、山本大佐の大義とか、ピンとこないんじゃないかな。
期待が大きかったから、不満が多くなったけど、綾瀬はるかの背中が見られただけでいいや。
綾瀬はるか主演、撮影と衣装、セット以外は全員入れ替えて、リボルバー・リリーと呼ばれていた時代の台湾が舞台の前日譚、オリジナルストーリーでリメイクしてほしいわ。できれば脚本と監督はクリストファー・マッカリーでお願いします。
綾瀬はるか、長谷川博己は泳げませんに続いて期待ハズレになってしまったけど、この二人でBarbieのパクリで「リカちゃん」やってくれないかな。
追記。
妄想リメイク。
綾瀬はるか主演、リボルバー・リリー三部作。
第一弾「リボルバー・リリー」
消えた陸軍資金を巡って、鍵を握る少年と追う陸軍精鋭部隊。少年を助ける元スパイ百合との逃避行。「グロリア」風に。監督 阪元裕吾(ベイビーわるきゅーれ)
共演
少年 羽村仁成に代わって原田猇之佑(サバカンの男の子、主演じゃない方)
陸軍の精鋭部隊長 ジェシーに代わって山田裕貴
陸軍の偉い人 板尾創路に代わって江口洋介
第二弾「リボルバー・リリー、ビギンズ」
日本統治下の東アジアで57人の殺害に関わったという女スパイ、リボルバー・リリー。謎の機関によって作られたダークヒロインの誕生と活躍を描く。
監督 韓国の若い人
共演 シシド・カフカ、豊川悦司、石橋蓮司
殺される人 ジェシー、板尾創路、佐藤二朗、阿部サダヲ、行定勲
第三弾「リボルバー・リリー、フォーエバー」
関東大震災から1年後の復興しつつある帝都東京で、陸軍、海軍、内務省、ヤクザ、謎の機関、莫大な資金を巡って五つ巴の戦いが始まる。リボルバー・リリーと仲間たちは少年を守ることができるのか。
監督 原田眞人
仲間たち 長谷川博己、シシド・カフカ、古川琴音
内務省 吹越満
陸軍 江口洋介、山田裕貴
海軍山本五十六 阿部サダヲに代わって大沢たかお
ヤクザ 佐藤二朗に代わって鈴木亮平(アイパッチなし)
どうでしょう。
主役が光り、着実に脇が固める!
綾瀬はるかを堪能する
大正時代から昭和初期のレトロ感は好きですが
役者としてはジェシーと佐藤二朗がいい味を出してる。清水尋也も怪演と言っていいのかも知れないが、役柄の立ち位置が今ひとつ不明(原作では明確だった)。
綾瀬はるかも頑張ってはいるが、原作のイメージに近いのは、むしろシシドカフカではなかろうか。
脚本もイマイチ。
「軍備ではなく経済で国を守る」みたいな台詞が白々しい。国際的経済競争の成れの果てが武力衝突なのに。浅すぎる。
どんなに激しい銃撃戦の最中(さなか)でも、主人公たちが決して致命傷を負わないのは、まあお約束なので許せるとしても。
あと、美術もCGも演出も作り込みが雑な感じ。
爆発シーンがほぼCGなのがまるわかり。観客は気持ちよく騙されたいのに。
終盤、羽村仁成と綾瀬はるかが海岸で並んでお菓子を食べるシーン。あれはひどい。センスのかけらもない。
でも、列車の中のシーンが二度ほどあるけれど、あれは好きでした。
ドンパチ銃撃戦も片方向
大正末期、関東大震災後の東京、埼玉が舞台。
大正時代の服装、街並みが描かれる。
主人公は元敏腕スパイ、消えた陸軍資金のカギを握る少年と出会い、
事件に巻き込まれる。
その主人公を演じたのは綾瀬はるかさん。
相変わらず、演技もアクションもすごいよね。
少年はすみません、初めてみましたが、ジャニーズJrらしい。
さらには、長谷川博己さん、佐藤二朗さん、吹越満さん、板尾創路さん、
阿部サダヲさん、野村萬斎さん、トヨエツさん・・・
ほかにも多数の超豪華キャスト!!
といったところだが、ストーリーいまいち、陸軍何してんの?
銃撃下手すぎるし、あんなに当たらないものなのか。
霧の中の戦いも、こうも差が出るものなのか。
海軍、前にバリケード作られて何してんの?
山本五十六、あんな人だったの?って、感じ。
最後のシーンも、不死身か?と言わんばかり。
豪華キャストなのに、なにかもったいない。
綾瀬はるかのアクション、スタイルの良さばかりが目立った。
他の方々も実力者ぞろいで、演技は素晴らしいのに。
さきほど、本屋にいって、原作?を手に取ると、文庫で600ページ。
これを2時間半にまとめたのかは読んでみないとわからないけど、
ちょっとがっかりだった。
守りたいものがある
レビューを見ないまま、映画館に行きました
だって綾瀬はるかさんの映画だもの…
番宣だけで期待大でした。笑
行く事は決まってました。
出演者は豪華過ぎ
あれ?鈴木亮平さん?出番が…
短いのでは?
佐藤二郎さん、鎌倉殿の13人の
比企一族思い出しちゃった。
ジェシーもいい味出してた。
長谷川博己さん、安牌でかっこいい
トヨエツも出てた、渋すぎる。
最後に白いドレスに着替えたという事は
衣装が血で染まる?
ドキドキが最後まで続きました
是非映画館で観てください。
日本の分岐点で命を張ったリリー
時代は大正時代の末期。戦争による利権獲得か国際協調による経済成長か。
二者択一で対立する帝国陸軍と帝国海軍。
帝国海軍の戦争回避論者山本五十六の思惑。
関東大震災後の昭和にさしかかるこの時代こそが、日本の分岐点であったことを教えてくれる。
戦いは人を守らない。
リリーの言葉で、戦争回避の分岐点だったと改めて痛感する。
リリーの反戦魂が、巨額の資金の強奪を図る帝国陸軍に相対して、リボルバーで炸裂する。
リリーの熱き平和への思いが、血に染まった純白のドレスに投影する。
「はい、泳げません」で共演した、綾瀬はるかと長谷川博己が再演。「はい-」とは段違いのコラボで、迫力満点の壮絶なアクションと銃撃戦を展開してくれる。
本作で彼女が、そんじゃそこらの女優ではないことを思い知らされた。
後半がだれた感じに
綾瀬はるかってこんなにアクションできたんだなぁと前半は感心 後半はどうなるんだって関心 さぁ陸軍対海軍の図式になって陸軍の包囲網を突破して海軍にたどり着いたら勝ちかぁ なるほど。
霧の中の対決?んー見えない わからない
あれ?ど素人の女の子まで陸軍に勝っちゃってるよf(^_^;
なんか陸軍の弱さだけが際立ってリリーが強いのかどうかわからなくなってしまった。前半のワクワクが消えてしまった。
これでは、綾瀬はるかが可哀想
とにかく綾瀬さんが綺麗でかっこいい!!
3年で57人の殺害に関与した元スパイの小曾根百合は、銘酒屋の女将をしている。
彼女はある日、家族を殺され、父親に託された陸軍資金の鍵を握る少年と出会ったことで、陸軍の精鋭部隊から追われることになります。
列車内のアクションはよかったです!
列車から飛び降り逃げる途中に地元の男に見つかるのですがまさかの同じ機関の諜報員とは思わなかった😳
あと水中爆発はすごかったー
どんな原理なのか…
気になった笑
そしてそのあとのアクションもよかった!
最後の霧の中での銃撃戦がはらはらしました
あと白のドレスが似合ってて綺麗でした…
3人が途中から参加してきたのは上がりました!
百合さんは死なないように急所は外して撃っててやっぱり凄腕のスパイですね
すごい…
少年は無事に海軍に保護
半年後に無事に再開してチョコを食べれてなにより
1番びっくりしたのが最後に暗殺者Xとして
鈴木亮平さんが出てきたのがほんとびっくり😳
これは続編がある感じなんですかね🤔
あったらあったで楽しみなんですけどね
途中から理解が追いつかなくなってきたことありましたがなんだかんだで楽しめました😊
原作もあるみたいなのでそちらも読んでみたくなりました
あと綾瀬さんのアクションはやっぱりすごい!!
そして着物もそうだしドレスもかなりお似合いでお綺麗でした☺️
面白い映画をありがとうございました!
ストーリーも設定もおもしろいはずなのに…
原作未読ですが、綾瀬はるかさん主演で女性諜報員の活躍を描くという予告に惹かれて公開初日のファーストショーで鑑賞してきました。中高年男性中心に大入りで、綾瀬はるかさんの人気と作品への期待の高さを感じました。
ストーリーは、大正末期の東京でカフェを営む、元凄腕スパイ・小曽根百合が、消えた陸軍資金の鍵を握るとして追われる少年・慎太を守り、陸軍を相手に壮絶な戦いを繰り広げるというもの。国家の裏の思惑を描くストーリーと小曽根百合のアクションの二つが大きな見どころとなっています。
まずは小曽根百合という人物を軽く紹介し、何か訳ありな少年・慎太との出会いから話を起こし、慎太がもつ秘密、陸軍の狙い、小曽根が絡む理由、海軍の立ち位置などを描いていきます。重要な部分をしっかりおさえているので、全体の構図はつかみやすいです。その中に、渦中の人物である細見欣也の正体に迫るというミステリー要素、ベレッタ、肩の銃創、白いドレス、過去の回想、ヤクザ組長の存在などの伏線、山本五十六の思惑などの史実との絡みを入れ、おもしろみを加えています。
ただ、時系列をいじっているので多少わかりにくい面があったり、冗長と感じるシーンや不要と思えるシーンがあったりで、どうもテンポが上がりません。幣原機関の南始の存在や謎の老婆のシーンも、物語にどのような効果をもたらしているのかよくわかりませんでした。おかげで、アクションシーンもちょいちょい挟んではいるのですが、イマイチ引き込まれるものがなかったのは残念でした。
そのウリのアクションシーンも、画面が暗かったり霧がかってたりで、とにかく見にくくて心躍りません。雰囲気としてのよさは感じますが、肝心のアクションが映えないのは非常にもったいないです。また、銃撃戦の見せ方もいただけません。百合が大勢の陸軍兵を相手にした大きな見せ場が二度あるのですが、中盤では一発しか弾を食らわないし、終盤では食らっても不死身です。逆に、敵の陸軍兵はあっけなくやられていき、なんなら一人ずつ順番にやられていくようで、時代劇の殺陣で一人ずつ斬られていくような懐かしさを感じるほどです。VFXもややチープでちょっと萎えます。
全体としては、期待に届かない残念な作品でした。とはいえ、大正モガとしての美しさ、悲しき過去を背負った演技、銃撃も近接格闘もこなす身のこなしと、主演の綾瀬はるかさんをたっぷりと堪能できる作品には仕上がっています。絵的にも、大正ロマンを思わせるセットや衣装や小道具などから、ノスタルジックな気分を味わえるので、見る価値がないとは思いません。
主演は綾瀬はるかさんで、その起用意図にしっかり応える演技を披露しています。脇を固めるのは、長谷川博己さん、シシド・カフカさん、古川琴音さん、清水尋也さん、阿部サダヲさん、野村萬斎さん、豊川悦司さんら豪華な顔ぶれ。この中に、津山役でジェシーさんが入るのですが、演技がやや見劣りして気の毒でした。
綾瀬はるか版ターミネーター❗️アクション最高❗️
綾瀬はるかがカッコよくて綺麗で美しい
原作との違いはあるけど違和感はさほど。
シシドカフカカッコいいいいいいいいいい!
…まずはコレに尽きた。
ただ奈加死なない!??!?!は?!?!
いや壮絶な戦いで死んでいったような…?
それどころじゃなくてまぁ色々違うような?
色々というか全然違うともいうような????
原作読み終わったあとの疲労感は全くなくてあっさりしてた。
あの疲労感味わうのか…と思っていたから覚悟して
行ったんだけどあっさりで。
綾瀬はるかは綺麗で
長谷川博己は聡明で
シシドカフカは凛として
古川琴音は妖艶で
日本陸軍は糞で
日本海軍は卑怯で
原作通りなんだけどなぁ。鑑賞後に感じる薄味感。
秩父から逃走道中なんなく東京きたから?
弟の存在なくて単なるひ弱な子供でしかなかったから?
刺されてんのに全然死なない百合に心寄せられるかなった?
あー…百合に追い詰められてる感がないからか!?!?
原作百合は最後の海軍の門潜るまで壮絶だったんだけど
映画百合は撃たれても撃たれても不死身すぎたwww
星4つ付けてたけど、3つに修正しておきます。
綾瀬・シシドがかっこいい!
綾瀬はるかがみたくて、ほとんど予見ゼロで、公開初日に「リボルバーリリー」を観に行った。綾瀬はるか演じる冷徹非情な美しき諜報員・小曾根百合。いろいろ意見はあるでしょうが、いやー、とてもよかったですよ。★は3.8かな。十分楽しめました。
褒めておきながら、★を4にしなかった理由はいくつかありますが、全体的にちょっと無理はある映画。そこはしょうがないにしても、ヒール役の陸軍指揮官(板尾創路)と小曾根を支援する海軍大佐山本五十六(阿部サダヲ)の二人があまりに役不足で迫力がなく、主役の綾瀬も、他の長谷川博己や野村萬斎、豊川悦司など豪華脇役をも埋没させたし、最終的には映画全体のスケールを小さくしてしまったように思う。今の邦画界としては巨額の費用をかけた映画なのだから、この二人の役不足がホントに残念。本作を台無しにしてましたねえ。まあ、私の好みの役者ではない、ってだけかもしれませんが…。
加えて、綾瀬さんのアクションは100点だったとしても、あれだけ力を注いで演じたのだから、彼女のもう少しエロチックな場面がエンタメとして必要だったと思ったのは私だけではないかもしれない。それと、行定監督は、本格的なアクションエンタメ映画向きではないですね。
高評価は、綾瀬はるかとならんで、元馬賊のシシド・カフカが超かっこよかったこと。それと悪人以外はほとんど死なない演出は、全編かなりドキドキする戦闘シーンが多いだけに、おばかな私的には、好みの映画でした。同じ東映の超大作「レジバタ」よりは倍くらい面白かったと私は思います。これも私がキムタク信長が嫌いなだけかも(笑)
華麗なダークヒロイン
大正時代の敏腕女スパイを描いたアクションサスペンス。ダークヒロインを演じた主演の綾瀬はるかは彼女らしい華麗なアクションシーンが素晴らしく見応えがある。しかしその反面、共演している豪華キャスト陣の良さが全く活かされていないように感じた。ストーリーも間延びしていて全体的に面白みに欠ける印象。
2023-119
収穫は久しぶりの緑魔子さんw。
アイドルや人気役者の引き出しを最大限に活かすことが定評(多分)の行定勲監督による大正時代を舞台にしたクラシカルな雰囲気漂うアクション映画。
主演の綾瀬はるかの運動神経を余すとこなく堪能させるための演出がたくさんあるのが嬉しい。
少年の手を引きながら銃を構えるシルエットは「グロリア」を思い出させるほど様になっている。
ラストの死装束のような真っ白な衣装でバリケードへ向かって行く姿は覚悟を感じひたすらカッコいい。
相棒役?のシシドカフカも長身だがなで肩なので和服がよく似合い、ライフルを構える姿はポスターを見ているかのよう。
緑魔子さんと石橋蓮司さんの起用は行定マジックw、監督どうもありがとう!
あの白い老婆なんなの?
綾瀬はるかだからバシッと決まる流れるように美しい殺陣やガンアクションが満載だが、最低限のリアリティを求めたくなるのは野暮だろうか。
格闘でのリアリティには相当こだわっているにもかかわらず、陸軍の弾は不自然なほど全て的を外し、濃霧では片方のみ視界が良好、綾瀬さんのみ何発喰らってもまだ戦えるなど、銃撃戦のみファンタジーというのは正直言っていただけない。
海軍司令部がポツンと空き地に建ってるのも日本映画の限界を感じさせ興醒め。
CGでも良いのでもう少し頑張って欲しかった。
あと少し長すぎたかなあ。
監督のセンスに座布団一枚!
"蜂蜜氷糖梨(フォンミンビンタンリー)"
関東大震災(大正12年(1923年))から1年前後の元女スパイの活劇作品 大正モダン華やぐ帝都東京、そして秩父から行田、上尾と通り、玉の井迄の行程をスパイアクション風に描く造りとなっている
クライマックスは海軍省前の突破シーン それにしても俳優陣の豪華さは他の映画よりも群を抜く出演である
なにせ、ラストの眼帯男役鈴木亮平に至ってはポストクレディットでもよかったのではと思う程の贅沢さである
佐藤二朗との約束や、陸軍省の内幕への射殺等々、謎な部分も含めて次回作を制作陣としては演出しているのであろう 原作未読なのでどれほどの時代考証がなされているかは不明だか、雰囲気だけでもあの時代のノスタルジーが感じられるのではないだろうか
さて、感想なのだが、兎に角今作の効果音である銃声音の大きさに驚く 残響音も含めたリアリティに富むあの爆音は、特徴づけたい意図を厭が応にも感じる演出だ 格闘シーンは2つ程差込まれているが、あくまでガンアクションが主体である 綾瀬はるかといえば、NHKの"精霊の守り人"のあのアクションが思い出される そういえば、あのドラマも子供を護る用心棒役だったなぁとその概視感が頭を過ぎる 今作品もこの世のモノではない老婆が出現し弾摘出切開痕を癒す幻想シーンがあったので、プロットは似ているのかもしれない あの時の綾瀬嬢のキレキレのアクションに比べれば、今作はガンアクション故、あまり突出した演技は感じられない 出演者それぞれが殆ど銃を手にする大変希有な作品という面では興味深いが、大正時代、簡単に銃が手に入る物騒な状況だったのだろうか?(苦笑 ま、あくまで作劇だからそこを突っ込んでも野暮であろう
但し、もう少しストーリーを掘り下げても良かったのかも知れない 『バニシング契約』や、マクガフィンである父親から託された書類とみせて実はそれをくるんでいた手ぬぐいにヒントとか、スパイ映画をたらしめる小片は散りばめられているが、原作自体がそうなのか、深みを感じ得ないのである 他のレビューでも指摘されている通り、"脆弱な陸軍"という演出も、さもありなんと同意するのだが、どうせならば一発も撃たれない奇跡さを主人公に纏わすのも面白いかもと思う 元々破綻している展開なので、ファンタジー寄りにコンセプトを傾けてもと思ったのだが。。。
戦争観とかが差込まれたり、オープニングの自白強要シーンでのオーバーリアリティの演出とか、何か一貫性が感じられないのは、観賞していて困惑した次第である
とはいえ、『引き金を引く』という行為の通常性、惰性を、撃つことを躊躇するという役回りの子供に未来を託すという帰着には納得しているのだが。銃なんか撃たずに甘い菓子を食べている時代の方が幸せだしね^^
全374件中、301~320件目を表示