リボルバー・リリーのレビュー・感想・評価
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レトロな雰囲気を楽しむ
物語の筋も場面毎の描写もあまり現実的な感じがしなかった。
綾瀬はるか目当てでの鑑賞だったが作品の印象としては微妙。
切れのあるアクションシーンは格好良かったがアクション映画と
割り切った内容ではなかったし、物語がそれほど盛り上がらず
後半はちょっと飽きてきた。見終わっても充足感・爽快感はあまり
感じられなかった。
時代の雰囲気を再現した映像には魅入った。夜の場面が多かったが
光の使い方に趣があった。ドラマ性よりスタイリッシュな映像に
重点を置いた映画だと感じた。
共演者の顔ぶれは豪華だったし(一部演技が残念な出演者もいたが)、
もうちょっと脚本を工夫すればよりエンタメ性の高い映画にも
できただろうにもったいない。
東映の映画だし、今日は久しぶりに丸の内TOEI①で鑑賞。
シネマ・コンプレックスが流行る前から営業している、昔ながらの
映画館。建物が古くても定期的に改装したりメンテナンスが
行き届いているので中は綺麗。2階席最前列で観た。
約500席の規模にしてはスクリーンのサイズが小さいと感じたり
音の響き具合が独特で台詞が聞き取りにくいと感じたり(個人的な
印象)、そんなところがレトロっぽくて今日はむしろ映画の雰囲気に
合っていた。
綾瀬はるかさんのアクションはもっと評価されて良い!
時は大正時代、関東大震災から復興間近の東京。
ある秘密のスパイ養成機関出身のかつて凄腕女スパイであった小曾根百合(綾瀬はるかさん)が主人公である拳銃活劇?です。自身の過去の遺恨にもつながる一家惨殺事件に巻き込まれるストーリー。
アンティークというか大正ロマネスクというか・・・以前よりそんな古風なファッションがびっくりするくらいお似合いで高嶺の花感溢れる美人さんの綾瀬はるかさんが、唐突にキレキレのカンフーアクションをかまし、躊躇なくリボルバーぶっ放すもんだからそのギャップ驚かされます。
まあ、設定上過去にあまりに沢山やっちゃった(50人以上暗殺)から、今は不殺の誓いから「急所は外してる」とのこと。手当遅れれば失血死は免れないんでは、という突っ込みは禁止です(断言)!
それはさておき、素早くかつしなやかで、何より大変美しいそのシルエットは映画館の大画面映えして本当に魅力的でした。
日本映画は最近、るろ剣やキングダムなど漫画原作の本格アクションにやっと良作、秀作、なんだったら傑作(笑)がちらほら見え始めてきましたが、存在感というところを含めると主人公を張れる数少ない女優さんではないかと思います。彼女主演のTVシリーズ実写版「精霊の守り人」なんかはこれまた大変良くてアニメ化したものよりも好きです。
だけどこのアクション演技の適性を齢38になられる彼女のキャリアの中、劇場公開作品においてあまり有効に使ってこなかったのは本当に悔やまれます。
しかし、今作で彼女は現実アラフォーでアラサー・・・いや20代の動きのキレと見栄え、そして美肌であることがしっかり確認できました!
近いうちに続編でも、また違う作品でも良いのでまたアクションという舞台で是非活躍いただきたいと切に思いました。
綾瀬はるかさんのファンはもちろん、アクションファンは観て損はない良作と思います。
追伸
エンドロールで 鈴木亮平さんの名がありましたが、どこに居ましたか?
綾瀬はるかのガンアクションを楽しむ映画です
本作は、綾瀬はるかのガンアクションを楽しむ映画です。
裏の意味はそれしか見るものがありません。
予告編をうけてこれまでにないダーティ綾瀬はるかが見られるかと期待していたんですが、
まず人物描写が平凡(主人公の過去はわずかにありますが、他の方との関係は?)。
物語の筋書も平凡です。ピストル持って突撃さえすれば工夫無しでも相手を圧倒できるなんて、よっぽど出来の悪い漫画の中でしかお目にかかれないでしょう。
基本的な事柄についての説明も不十分です(物語の根幹に関わる特殊な形の契約にした理由がわからないし遊郭を舞台にしたのもわからない(情報収集のためかと思ったのですが、足を洗ったのならその必要もない))
実は主人公は呪術師なんでしょうか(撃った弾を百発百中であてる呪文はさておいて、相手の弾がそれる呪文や負傷した肉体を回復させる呪文はなんだかなあ・・。弾倉の収容能力以上に弾を撃てる呪文はありえん・・・)
期待度が高かったのですが残念です・・
これはやられた…
ハーフボイルドアクション リリー
残念ながら、
リボルバー・リリーと呼ばれる武勇伝の一つもない、
サスペンスもない、
置き屋のマダムの乱射劇か!?
主演 綾瀬はるか!!!
ありきと言える看板女優になった証の作品でしょう。
(^ν^)
咲き誇れ!
映画史上最強のダークヒロイン
ここに降臨!?
全然ダークと違うし!
正義感強いし、平和主義やし、家族、知人、仲間を大事にする人情家のリリー!
これからシリーズ化するのかなぁ
話の展開がやたらと脇道に流れて、
長くて遅く、ハードでなくなている。
銃🔫が熱くて持てなくなるくらい乱射するだけで、
これはハーフ ボイルドアクションだな。
(^○^)
綾瀬はるか主演で、
ハードボイルド作家・長浦京の代表作「リボルバー・リリー」を映画化したアクションサスペンス。
大正末期の1924年。
関東大震災からの復興で鉄筋コンクリートのモダンな建物が増え、活気にあふれた東京。
16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイ・小曽根百合は、いまは東京の花街の銘酒屋で女将をしていた。
しかしある時、消えた陸軍資金の鍵を握る少年・慎太と出会ったことで、百合は慎太とともに陸軍の精鋭部隊から追われる身となる。
冷徹非情な美しき諜報員として「リボルバー・リリー」と呼ばれた百合を、綾瀬が演じる。
共演に、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司ら豪華キャストが集結した。
予算とキャストの無駄遣い
機関に育てられた特殊戦闘能力を持つ今は引退した凄腕の女スパイが、とある事件をきっかけに知り合った少年と共に、旧日本陸軍に追われながら徐々に自身の惜別したはずの過去と向き合っていくことになる。
……という内容。
本来90〜100分くらいで撮れるものをうすーく引き伸ばしてる感が否めない。
よく揶揄される邦画の悪いところがほとんど出ているように思う。
山本五十六役の阿部サダヲさんの声の出し方と長谷川博己さんのスーツ姿と優男演技は良かった。
しかし予算がキャスティングで枯渇したのかというくらい残念ながら内容が安い。
音響と音楽がストーリーの邪魔をする不思議な作品。
板尾創路さんや佐藤二郎さんといった元のキャラクターが濃い演者使う時はよほど上手く描いてあげないと平時のイメージを覆せないので難しいのだけれど、その難しさを難しいまま放置してあるので何も生み出せていない。
「なぜこの役者を使ったのか」が見えないので、やはりはじめから役者ありきでしかないという印象。
「こういう佐藤二郎さんなら怖いだろうなぁ、怪演だなぁ」といった制作側の意図が透けて見えてしまい、単なる「佐藤二郎」でしかなく、世界観の崩壊に繋がっていく。
上記は一例だが、ジャニーズの男の子たちも良心的に言ってもう少し頑張りましょう、といったところ。
少なくとも、他の役者の演技を邪魔しないくらいの演技力を身につけてから出て欲しいもの。
あと、この作品は観客のレベルをかなり低く見ていると思われる描写が多い。
たとえば、長谷川博己さん演じる岩見が内務省に拉致されて、そこから脱出するシーン。
あえて最初に時計を抜いて、岩見が役人の隙を作って空き瓶に手を伸ばし、暗転→百合たちと合流→場面が切り替わる前に役人の頭を瓶で殴るシーンを再度インサートする。
こういったこの後に起こることが分かっているからこそ省略したはずのシーンを、わざわざ逐一補完していく。
それがゆえ140分という冗長さを作る原因になり、さらにそういった余計な緻密さを発揮したが故に陸軍や機関の後輩の手際のお粗末さが際立っていく。
敵味方の弾丸の命中率の差は、近代武器と火縄銃くらいの差があるように感じられた。
さらに主役の百合の立ち位置だ。
特殊戦闘能力を持つスパイの中でも最高傑作と呼ばれる設定だが、果たして「?」と思ってしまう描写が多い。
シシド・カフカ扮するランブルに勤める元・馬賊の頭領の方が強いのではないか? 最後まで無傷だし。
原作ではどのような描写かわからないが、扉を開けて(あるいは窓際で?)射線が通る位置に赤子を放置しておくところや、守護対象であるはずの少年があっちこっちにふらふらといなくなり攫われかけた、あるいは攫われることを防げないところなどが気になって仕方ない。
原作は未読なのだが、設定は良かった。
非常に魅力的な設定だ。
突き詰められていない中途半端な映画描写や設定、ただ原作から拾ったのであろう要素(白装束の老婆は一体何もので、何をしていた?)など、そういった観客を舐めた描写が散見される。
「いつもの(大作と呼ばれる)邦画」の一作といったところか。
観る価値なしとまでは言わないが、観ても何かが残るタイプのものではない。
最後に、公式X(Twitter)でのツイートの煽り文句に「装弾数たった六発で、彼女は何を狙うのか」と書いてあったが、本編で銃弾の不安は何もない。
横にいる少年のポケットが四次元ポケットかと思えるくらいに、湯水のように出てくる。
また狙うも何も、ゲームの無双シリーズのように雑兵が突っ立っているので、適当に撃てば当たる。
どこの誰が作った宣伝文句か知らないが、ろくでもない。
雰囲気は文芸ハードボイルド
監督は、文芸的ハードボイルドにしたかったのかな?
それだったら、細見慎太役には演技ができる俳優をキャスティングしないと無理だよね。綾瀬はるかが、せっかくクールなセリフを決めても、相手役が素人くさい演技じゃ雰囲気が台無し。
幻想とか幻覚がインサートされてもいいんだけど、リアルとごっちゃになって、せっかくのアクションシーンに水を差している。
こんな中でも、光っていたのが、シシド・カフカと古川琴音。シシド・カフカは雰囲気もたたずまいもハードボイルドそのものだし、古川琴音は、ニヒルな笑顔で百合をサポートする。
女性3人組だけのスピンオフが見てみたい。
佐藤二朗のサイコキャラ、板尾創路の下衆キャラがあるかと思えば、阿部サダヲが演じる将校は、やたらと真っ直ぐで、チグハグ感は否めない。
色々ともったいない作品でございます。
強い女は美しい
観に行く数時間前に、レビューの点数を見てしまい、少し期待値を下げて観たせいか、そこまで酷いとは感じなかったし、それなりに楽しめた。
このテのジャンルは、随所にツッコミどころが満載というのが楽しみ方の一つかなと思う。
小曽根チームは射撃の名手揃いなのに陸軍は、射撃訓練したことないのかというくらい、縁日の射的より酷い。
ついでに陸軍チームは、ちょっと演技が力みすぎかなぁ。
綾瀬さんは、普段おっとり天然なのに、体術までカッコよくてさすがだな。
シシドカフカさんはとても美しくて好きだけど、銃をぶっ放す空飛ぶカフカが、めちゃくちゃカッコいい。
そして独特の雰囲気を持ってて好きな女優さんの一人、古川琴音さん。アンタも強いんかい。
女優陣の活躍は見事。
すまれらけぬ
幣原機関の諜報員として世界各国で57人を殺害した過去を持つ玉の井の飲み屋の女将が、陸軍から追われる少年を助けることになる話。
かつての知人国松が起こしたとされる一家惨殺事件を確認しに秩父を訪れ巻き起こっていくストーリー。
飲み屋の名前がランブルって、過去捨ててますか?な主人公w
ハードボイルドって言えば確かにそうだけれど、ポンコツ陸軍に無双しまくりのガンアクションがメインの作品ですね。
実在した組織や人物を絡めたフィクションで面白くはあったけれど、後輩くんのやってることがブレちゃっていたり、琴子は一般人じゃ?からのなぜか無策に等しい特攻だったりと、これだけの尺とキャストを使っておいて結構雑な雰囲気映画でちょっと勿体なかった。
拾っていないネタもかなりあったし、ラストもフリみたいな感じだし、もしかしてあわよくば続編作りたい感じですかね…。
そう言えば、陸軍の某2名ぐらいが演技ついて行けてなかったね。
予告編に期待をし過ぎてしまい
好みなんだが…
設定、世界観、キャラはどストライク。
戦う女性って良いよね。かっこいい。
全体的に悪く無いんですよ。
話も分かりやすく、起承転結がしっかりしているので面白く見られる。
…んだけど、良い点が悪い点にもなっていて、あまり捻りが無い。アクションも思ったよりは良いんだけど、やっぱ派手さは弱め。
平均的によくできているけど、強みが無いので、見応えは無いんだよねぇ。
勿体無いかなぁ…
人間ドラマという部分もちょっと薄いんだよね。スローを使いながらアクションをメインに据えるか、もう少し軍の内部や主人公の出生の深掘りなど、強みがあると、良作になったかなと思う。
本当に好みの設定なんだけどなぁw
何か強みがないと…
綾瀬はるかが撃ちまくる映画と思いきや…
時代背景をセットや台詞、演出に取り込んだしっかりとした映画作りが見事❗
まずは長谷川さんがクールでカッコよすぎる🎵タバコの煙をも操るような姿や台詞回し…そして、綾瀬はるかさん😌
見たい作品は完全シャットアウト人間なので、ただ撃ちまくる映画だと思いきや、強さの中に怒りや悲しみ、焦りなどを表した演技が一番の見所👍アクションシーンは細身でありながらも反動に負けず目を瞑らずこなしていた😲シシド・カフカ含め回り役者が素敵で成長していく姿が良かった✨
大好きなシーンはラストの清水尋也との一騎打ち❗撃ち合ったすぐは勝敗が分からないが、頭を撃ち抜いて池に倒れた後に頭と心臓から血が流れていたシーン。ちゃんと急所を撃っていたことが分かるのがスゴく好き👍
ただのアクション映画と思ってたけど、出演者の顔が皆良く、劇場栄えする作品でした😏
佐藤二朗さんの顔がデカすぎてビビります
まず本筋からは離れますが、綾瀬はるかさんと佐藤二朗さんが並んで映るシーンがあり、その二人の顔の対比が、なんか体内のホルモンバランスに不調があるのでは?と心配になるほど佐藤さんの顔がデカくて、まるで『シュレック』みたいだな、と思いました
また、綾瀬さんの熱演は素晴らしいのですが、観客のほうの問題として、やはり天性の輝きというか明るく華やかなイメージが強すぎて、「過去に訳ありな女」というのがどうしてもしっくりこない感じ(どちらかというとシシド・カフカさんのほうが向いていたかも)
それと一番気になったのは、最強の暗殺者が陸軍を相手にするなら、闇討ちとか罠を仕掛けるとかして戦うところなのに、今作では潔いほどリボルバーをぶっぱなしてまともに撃ち合います
例えるなら、必殺仕事人なんかで、5人ほどの仕事人たちが大人数集まる大名屋敷に、正面から乗り込んでいくような感じ
結果、敵である陸軍部隊は壊滅させられるんですが……いくらなんでも陸軍弱すぎるでしょ……
というわけで、突っ込みどころもありますが、綾瀬はるかさんの美しさは紛れもないものなので、それだけでも一見の価値はありそうです
大正とか戦前って良いよねー!!
予告が大変魅力的だったので、上映二日目に観てきました。
まず、カンカン帽に洋装…良いよねぇ!(香港映画でもカンカン帽=刺客ですよね。)
所々、時代考証が怪しいところがありましたが、序盤は楽しく鑑賞できました。
um…俳優陣も一流で申し分無いのですが、やはり平凡な作品に悪くまとまってしまっています。
超人に寄せているなら「ダークタワー」のガンスリンガー並みのアクションをして欲しかった。
とは言え、豊川悦司、石橋蓮司もカッコ良く、綾瀬はるかのモガ(モダンガール)もキュートで楽しめました。
是非、邦画アクションに飢えている方は是非、ご観賞下さいませ♪
追記:ゴールデンカムイがこうならない事を切実に願います。…多分なっちゃうんだろうなぁ…
お盆ジュール 盆ウィケン
アクション女優として頑張る綾瀬はるか
つまらなくてカッコよくない
綾瀬はるかの美しさ以外何も良いところがありませんでした。
不満ばかりの感想になります、ごめんなさい。。
伝説の女スパイ・小曾根百合が少年を守りながら華麗なガンアクションを繰り広げる!的な、アクションムービーを期待していました。確かにアクションシーンは多かった。
が、どれもこれものっぺりしたアクションに終始し、スピード感ゼロ、緊張感ゼロ、ハラハラ感ゼロ。敵も味方もなぜここでトドメをささない?!の連続で、序盤から期待値はゼロに。無双っぷりを表現したいのであろう1対多数の構図も全然機能しておらず、魅力が伝わらない。。
アクションシーン以外もとにかく冗長的で、めっちゃくちゃタメを作って話す人ばかりでなんだコレ。妙にサムくなってしまうのが残念すぎる。
長谷川さんをはじめとする豪華キャストも勿体ない使い方に終始し、最後のカタルシスもなく、伏線のようなものは全て肩透かしのまま、モヤモヤして終了。
「戦闘にも身だしなみが大事」という教えに従うため、綺麗なドレスで闘う綾瀬はるか以外見どころが何もありませんでした。
如何にも日本的なアクションシーン
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