「しっかり作られてる」リボルバー・リリー ともちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
しっかり作られてる
ストーリーや役者陣、セットなどしっかり作られていて凄く面白いです!
その中で1点だけ凄く残念なことが、、、。
最後の一瞬のワンシーンまで、あの俳優が出演するのに、割と重要な役である、陸軍大佐の役者が目立ってしまいます。台詞は完全に棒読みだし、悪さもないし、貫禄も無い。折角の作品がと思われて仕方ありません。
俳優でも無く、今までの実績もなく特に評価されてる訳でも無いと思うのですが、何故あの人を起用したのでしょう???
ヤクザの組長が子供を返す条件で耳打ちした内容ってなんだったんですか?
フォローありがとうございます
大佐役は、板尾創路ですかね? 確かに今作は精彩に欠けた面は否めません しかし過去作は決して悪い演技ではない、そしてクセのあるキャラを演じるのは大変得意です 私の好きな『空気人形』とか、壇密主演の『私の奴隷になりなさい』とか、サイコ味のあるネジが外れた役柄は本当に巧いです 但し、今作にはそのキャラにプラス大事な"ボスキャラ"感が無かったですね 本当に御貴殿のご指摘の通りです 阿部サダヲの海軍大佐も相俟って、今作のキャスティングにはかなり恣意を感じます
佐藤二朗の取引は、ネット上では『陸軍側に子供を渡さないこと 陸軍側にいくとお金が渡らない』という意見が散見されてました しかし何だか私には理解出来ません
陸軍のスパイ的もしくは出入業者的立ち位置のあの役は、原作ではトヨエツが演じていた男の子供ということになるようです その辺り、原作と映画では改変されているようですが・・・ いずれにせよ、ラストの板尾を射殺する件とのセットで、金が別口(板尾の上司、もしくは海軍大佐)から依頼されていたと考察すれば無理ないかなと思案しましたが、でもそれを匂わすカットもないですし、普通あの場面ならば下衆の願いを話しますよねw(一晩、云々かんぬん) で、板尾には自分が子供を逃がした口封じで・・・ というのがスマートのような・・・
フワフワなとりとめない拙文、大変失礼しました