「綾瀬はるか主演なので最低でも3.0なのですが、、、、3.0が限界です」リボルバー・リリー スキピオさんの映画レビュー(感想・評価)
綾瀬はるか主演なので最低でも3.0なのですが、、、、3.0が限界です
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関東大震災のあと、大正末期の軍部の特務機関を中心としたガンアクションもの。綾瀬はるかはスパイというより、殺し屋ですかね。
この特務機関が「横流しで売却した軍事物資を元手に金融で巨額の利益を得た上海の特務機関」という不思議な設定。う〜ん戦前の特務って満州かインドじゃね?と思うのですが、、、大正末期って軍縮だから軍事物資が余るのは分かるが、かえって売れないんじゃ、、、とか、まあコレは要らぬ詮索。
アクション映画なのだから、アクションがカッコ良ければよい!けど、、、リリーさんがあまり強そうではない。ラストの不死身っぷりは、あれで良いのだが、もっと強いリリーを始めにバーンと見せて、そこからコメディやらライバルとの死闘やら、ってのが定番でしょ?
セットの安っぽさは「大震災から1年で建替られたばかり」という意味なんですかね。震災後、浅草では飲み屋の再建が遅れ、玉ノ井(東向島)が栄えた訳ではあるので、街全体が軽い感じが出て正しいのかも。でもセットが安っぽい。
山本大佐の部屋に飾ってある色紙が「決断」ってのもな〜、提督の決断、のパロディですかね〜。ここってギャグ入れる場面かな〜と。
アクションを魅せる娯楽作でも、軍部やスパイのサスペンスでも、映像が綺麗でもなく、綾瀬はるかを観る、ってだけの映画でした。続編もありそうな終わり方でしたね、まあ、綾瀬はるかなので観るでしょうが、、、
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