「ストーリーも森田剛も最高!アート映画」DEATH DAYS せんさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーも森田剛も最高!アート映画
「そうして私たちはプールに金魚を、」でサンダンス映画祭でグランプリを受賞した、長久允監督が「ヒメアノ~ル」などで演技力が話題の森田剛を主演に制作した短編映画。
誕生日のように「死ぬ日」が決まっている設定のストーリー。ただし、いつ死ぬのかは不明なので、毎年「今日死ぬかも知れない」と思いながらその一日を過ごすことになります。
タイトルから想像する怖い映画ではなく、「死」と「生」がテーマの日常の話です。シリアスでありながら始終コメディ要素が散りばめており、各エピソードや台詞でふふっと笑ってしまいました。
森田剛さんは普通としての存在感がよく、アップの表情も心を掴まれる演技でした。
石橋静河さんは映画的というか、作品のミューズ的存在でとっても素敵でした。
大体が室内で撮影されていますが、画が凝っているので、私的には映画館でじっくり堪能して欲しいです。
ウォン・カーウァイや岩井俊二監督などアーティスティックな作品が好きな方には刺さると思います。
“エモい”だけでは語り尽くせない作品。
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