「島崎藤村」破戒 いやよセブンさんの映画レビュー(感想・評価)
島崎藤村
小説を読み、市川崑作品も観た記憶があるが、今、映画化する理由はなんだろう。
瀬川丑松(間宮祥太朗)は、当時、穢多と呼ばれ蔑まれていた部落出身だった。
亡き父親からは絶対に身分を明かしててはいけない、と言われていた。
小学校の教員をしていたが、下宿先の娘、志保(石井杏奈)に恋をする。
そのうち差別意識丸出しの輩が現れ、次第に追い込まれていく。
一旦、収まったかのような日本社会の差別意識だが、ここへきて先行きが怪しくなってきた。
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