「愛は勝つ」ブラックライト ノリック007さんの映画レビュー(感想・評価)
愛は勝つ
ブラックライトというタイトルは、初代FBI長官のジョン・エドガー・フーヴァー(1935年3月23日~1972年5月2日)が行っていた極秘プログラム名です。
初代FBI長官のジョン・エドガー・フーヴァーの時代には、大きな社会的な影響を与える人々(ジョン・F・ケネディ米国大統領、キング牧師、マルコム・X)が暗殺されてきました。
初代FBI長官のジョン・エドガー・フーヴァーは、FBIの記録とは別に非公式に政治家達の情報を収集してファイルに収録することでその影響力を行使し、免職されることなく、
死ぬまでFBI長官を務めました。
現代にも、このようなことが行われるという意味で、ブラックライトというタイトルが付けられました。
現代の日本人には分かりにくいタイトルです。
映倫区分は、「G」なので、どなたでも鑑賞できます。
連邦議会員を目指し、演説を行い、支持を集め、大きな社会的な影響を与えるソフィア・フロレスという女性が暗殺されます。
主人公は、通称”フィクサー”と呼ばれ、人を殺したことがきっかけで、FBI長官の直属で、極秘任務で潜入捜査をしている秘密捜査官に危険が迫った際、
人を殺さずに、手段を問わずに、潜入捜査を救出し更生させるという陰の任務を行っています。
主人公は、オペレーション・ユニティに所属し、極秘任務で潜入捜査をしていて、ソフィア・フロレスの暗殺に関わり、警察に逮捕され、危険が迫った
秘密捜査官を留置所から連れ出し、秘密捜査官からFBIが一般人の殺しに関与しているという話を聞かされ、逃げられるという失敗を犯します。
主人公は、FBI長官に失敗を報告し、引退したいと伝えます。
FBI長官は、主人公に留置所から連れ出した秘密捜査官を連れ戻すように命令します。
FBI長官は、オペレーション・ユニティの捜査官に留置所から連れ出した秘密捜査官の殺害を命令します。
留置所から連れ出した秘密捜査官は、ワシントン・ニュースサイクル新聞社のジャーナリストにオペレーション・ユニティについて伝えて、ソフィア・フロレス暗殺の真相を伝えようとします。
主人公は、ジャーナリストに会っている留置所から連れ出した秘密捜査官を見つけます。
留置所から連れ出した秘密捜査官は、主人公を見て、逃走します。
オペレーション・ユニティの捜査官は、主人公とジャーナリストが見ている前で、留置所から連れ出した秘密捜査官を殺害します。
主人公は、ジャーナリストからオペレーション・ユニティの存在を知り、オペレーション・ユニティを追求しようとします。
FBI長官は、主人公の娘と孫娘を誘拐し、主人公を脅迫します。
主人公は、娘と孫娘を探しながら、FBI長官とオペレーション・ユニティの捜査官と対決します。
バーチャルプロダクションという新しい撮影方法を用い激しいカーチェイスが見どころで、パンフレットには車についての説明が書いてあります。
ストーリーは王道で、銃撃戦も楽しめます。
リーアム・ニーソンは、「MEMORY メモリー」という次回作が公開予定で、引退せずに、まだまだ楽しませてくれそうです。
自分は、「MEMORY メモリー」も鑑賞予定です。