劇場公開日 2022年7月29日

「ティーンネイジャー恋愛映画、まだ卒業出来ません」今夜、世界からこの恋が消えても シムウナさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ティーンネイジャー恋愛映画、まだ卒業出来ません

2022年8月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

もう、ティーンネイジャー向けの恋愛映画は
流石に厳しい年頃になったかなぁ~と思いつつ
映画館に足を運びました。

この映画鑑賞の理由は3つ

・三木監督の恋愛映画は全幅の信頼、安心感あり
・主題歌が心地良い
・めざましテレビで見た、福本莉子が可愛かった

前向性健忘症、眠るとその日の記憶を
忘れてしまう話は過去、何度も映画やドラマで
見ているので新鮮さはなく
きっと、まだ涙腺を刺激する奥の手が
用意されているはず。

予告編のある演出、そして映画冒頭のワンシーンで
確信しました。
キミスイ(君の膵臓をたべたい)のような
展開がある・・・と。
ちょっと予告編の演出、
ちょっと考えて欲しかったかなぁ

まぁ、それでも・・・
付き合う3つのルールの一つ。
”本気で好きにならないこと”の効果抜群でしたよ。

恋に制約があると燃え上がりますね
抑えられない気持ち、忘れたくないこの一瞬
華やかな花火を一瞬にして消えるシーン・・・
感情高ぶってしまって不覚にも泣いてしまった。

この映画の最大の涙腺決壊ポイントを
乗り越えたと思ったら
まさか、二人を傍で見ていた
泉(古川琴音)のある行動、
真織(福本莉子)もう一つの記憶によって
後悔、罪悪感・・・

苦しい、辛いよ。
この展開は・・・

スマホの自撮りシーンの二人、順撮りなのかな
すごく自然体で、こんな時代あったのかなぁ~
恋したくなります(笑)

40代、そろそろこの手の恋愛映画
卒業かと思ったけど
今でも、きゅんとなったり、
切なくて苦しくなったり
まだ、卒業出来ません。

シムウナ