劇場公開日 2023年9月29日

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まなみ100%のレビュー・感想・評価

全47件中、41~47件目を表示

2.5本当はどれくらい好きだったの?

2023年9月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

主人公の高校生からの10年間を描いている作品のようですが、まず感じたのは、ずいぶん身勝手な男だなと言う思い。それと主人公は本当にまなみちゃんが100%だったのでしょうか?100%ってあんなに軽い物なのでしょうか?僕には想いが感じられませんでした。ごめんなさい。

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たつのこ

5.0だって、本気じゃないでしょ

2023年8月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

幸せ

公開前舞台挨拶付き上映。

高校生のボクは入部した器械体操部でまなみちゃんという魅力的な女子に出会う。
その後、環境が変わり様々な人と出会いや別れを経験していくが、ボクにとってまなみちゃんはずっと大好きな特別な存在だった。
そんなまなみちゃんとボクの10年の物語。

クラウドファンディングをやっている頃からキャストと設定に惹かれて1年くらいずっと楽しみにしていた作品。
まなみちゃんのことが100%だった男(監督)のほぼ100%実話の話。
彼女への態度だったり、浮気体質なところだったり、かなりクズ男として描かれていて、監督はよく自分をモデルにここまで描いたなというのが第一印象なんだけど、何故か全く否定することもできない。
自分にも潜在的にこういった部分があると気付かされる。
彼女はいるけどまなみちゃんと結婚したい、この感情が分からなくもない。

「好き」という感情は本当に難しい。
“ボク”もきっと「好き」が分からないのだろう。
物凄くどうしようもないくらいずっとまなみちゃんのことが好き。
だけど、その挨拶くらい当たり前の愛をいざ言葉にしてしまうと軽くなってしまう、嘘っぽくなってしまう。
そして、その愛は本当に愛を伝えたい人に伝わらない。
彼女が結婚する。
どんなに想いがあってもそこまでに伝わらなければおしまい。
舞台挨拶で仰っていたが、実際にはまなみちゃんは結婚していないし、監督自身も断ち切れていない部分がありそうな感じだった。
だが、たとえずっと愛し続けている唯一無二の存在だろうと、「好き」の気持ちが分散している時点で踏ん切りを付けるべきなのかもしれない。
あの結婚式のシーンには監督なりの覚悟が見えた。
(この話をこれ以上すると今現在の自分に痛いほど刺さるのでこの辺で……)

恋愛のリアリティのみではない。
いわゆる青春のあの頃が鮮明に蘇った人も多いはず。
思春期の無敵感だったり、正義に走るイタさだったり、仲間とのバカ騒ぎだったり、そんな日常の片隅にいつもいて見つけられるとちょっと嬉しいあの子の存在だったり。
楽しい思い出も苦い経験も、今思えばみんな今の自分に繋がっていて、今の自分もまだ大人の階段を登り始めたばかりだけど、ノスタルジックでエモーショナルでちょっとセンチメンタルな気持ちにもなる。
思い出が走馬灯のように頭を巡る、合唱のシーン。
合唱曲の『虹』が本当にいい曲で、やはりその中でも輝きながら歌っているまなみちゃんとそれを眺めるボクを観たらもう自然と目が潤んでしまう。
もう2度と戻ってこない最高の時間だから、楽しかったことも悔しかったことも思い出しては胸を締め付けてやまない。
それぞれ浮かぶ景色は違えど、この映画を観て郷愁を感じた人は自分なりの“あの頃”に思いを馳せるはずだ。

この映画は瀬尾先輩の一件があって監督が制作を決めたらしい(舞台挨拶より)。
伝えたいことは伝えられるうちに伝える。
なんだってそうだ。
瀬尾先輩が教えてくれた大切なこと。
魅力的な登場人物と魅力的なシーンの連続。
この感動を味わいに公開されたらもう一度観に行こう。
(2人の靴踏みシーン控えめに言って最高です)

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唐揚げ

4.5共感!?はできないが自身を重ねてしまう大傑作

2023年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

初恋の人を10年間追いかける話と聞き、見る前までは苦手な恋愛映画と思っていたが、
その10年間の紆余曲折にリアリティがあり、とても見応えがありました。
主人公の言動や行動に重みがなく、嫌悪感を抱く人も少なくはないと思いますが、笑
目の前のことに真摯に生きていたら、結ばれていたのだろうか。。
同じような後悔を繰り返すのが恋愛であり、さらには人間であることに改めて気付かされました。面白かったです。

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GEN

4.5全シーン青木柚くんが出ていて、柚くんファンの私にとっては『柚くん1...

2023年7月23日
スマートフォンから投稿

全シーン青木柚くんが出ていて、柚くんファンの私にとっては『柚くん100%』でした💕

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お

5.0荒削りな中にも血気迫るものが宿った傑作

2023年7月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

幸せ

2回目の鑑賞。

名映画監督の歴史上の偉人の人生の軌跡を辿る。みたいな映画は往々にしてあるが、弱冠20代の青年監督が自分の人生を追憶する。というのは趣きがある。
主演の青木柚、中村守里の演技はもちろんのこと、アンサンブルキャストの演技も素晴らしかった。
まるで自分がボクと同じ10年を辿ったかのようなノスタルジーを感じた。

総じて、荒削りな部分を含めて監督の正に「今しか作れない」作品であることが感じられ、何か血気迫るものが宿る傑作だった。

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なつみかん

2.0監督自虐コメディなんですね

2023年7月22日
Androidアプリから投稿

悲しい

単純

高校生の頃に好きになった女の子の結婚式に参加することになった青年が10年間の思いを振り返る話。

高校1年生の時、彼女がいるのにも関わらず、前方倒立回転跳びをするまなみに惹かれて友人達と共に器械体操部に入った主人公が、色々なところにちょっかいかけるチャラっぷりをみせつつもまなみちゃんも好きなんですな様子をみせていくストーリー。

ちょっと可愛らしく画かれてはいるけれど、まあクソ野郎だよねw
ただ、それに気付かないところは少し哀し気にも感じられる。
実在のまなみさんに聞いてみないとわからないけれど、ちゃんと出来ていたらまなみとの結婚も実現出来ていたかも!?

哀し気なところがもう少し主人公の糧になる様な感じなら、成長みたいなものにもなるのかなと思うけれど、その変化もみられなくてちょっと中途半端なコメディになってしまっていた様に感じた。

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Bacchus

4.5どれだけ言葉にしても後悔は残るけど

2023年1月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

川北ゆめき監督の作品、初めて観させていただきました。10年間の月日を描く作品となれば、割と退屈な時間もありそうですが、そんな時間は全くありませんでした。シンプルに面白い、鮮やかさがある。誰もが共感できる瞬間があり、心が温かくなる作品でした。

青木柚さん、無防備で人懐こい若者を演じさせると、なぜこんなに無敵なんでしょうか。それなのにピリッとした怖さも待ち合わせてるので、こういう色気ある方はきっとトップになるんだろうなと思います。

そして、瀬野先輩を演じた伊藤万理華さん、熊野を演じた下川恭平さんはじめ、脇を固める演者の方々もとにかく素晴らしいです。

どれだけ言葉にしても、後から考えればもっと伝えられたと後悔は残ります。

どれだけしてあげても、もっと恩返ししたかったと涙が出てくるものです。

そういう後悔は、人生に必要なのかもしれません。後悔や涙があったとしても「あの時言葉にして良かった」「あの時行動できて良かった」「きっと幸せだった」と信じられるように生きたいです。縁する大切な人たちにちゃんと感謝を、想いを言葉にして伝えたくなる作品でした。

監督、演者の皆さん、素晴らしい作品を本当にありがとうございました

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