「現実の青春って、100%でぶつかれないよね。」まなみ100% やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
現実の青春って、100%でぶつかれないよね。
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青春って、何事も全力の100%でぶつかるイメージが有りますよね。
青春恋愛映画なんかも、相手に100%でぶつかる事が多いし。
だけど、実際の青春って、気持ちが揺れ動いたり、傷付く事を恐れてセーブしてしまったり、100%では物事にぶつかれないですよね。
この映画の主人公もまなみに100%でぶつかっていたら、違う今になっていたでしょう。
ただ、まなみには本気でないと言われますが、主人公は100%ではないものの本気だったとは思うの。
その辺の微妙なズレこそが、縁の無さなのかもしれません。
この映画、主人公の目線でのみ話が進んで行くんです。
だから女性陣が何を考えているかは想像するしかないんだけど、それが良かったかな。
明るい雰囲気の映画なんだけど、リアルな切なさを感じられるのは、その辺りにも要因が有るのかな。
この映画、私は好き。
監督、まなみ(のモデルになった人)と結婚して、それで映画作って欲しいな。
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