「インド人女性の頑張りを描いた作品」燃えあがる女性記者たち てつさんの映画レビュー(感想・評価)
インド人女性の頑張りを描いた作品
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インド半島のパキスタンやバングラデシュで女性の権利向上のために頑張っている女性を描いた作品としては、『わたしはマララ』『メイド・イン・バングラデシュ』『世界のはしっこ、ちいさな教室』があり、アメリカに出かけて自己主張に目覚める主婦を描いた作品では、『マダム・イン・ニューヨーク』があり、白人ジャーナリストがインドに留学してインド人女性に取材していた『グロリアス』というのもあったが、インド人女性が国内で自己主張する作品はなかったようである。途中からの鑑賞であったが、バングラデシュ同様、女性が未婚で働くことへの社会的圧力は強いようである。また、フェミニズムへのバッシングも強い。しかし、彼女たちは怯まず取材活動を続け、会社を発展させていた。宗教活動に便乗しようとする与党の選挙活動にも忖度せず、民主主義の精神を担おうとする使命感に溢れているところが凄い。
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