アンビュランスのレビュー・感想・評価
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大きなスクリーンで体感したいスタイリッシュでエッジの効いた映像ばかりで構成されているチャレンジングなアクション・クライム映画。
本作はマイケル・ベイ監督作品なので、そこまでハードルを上げずに見たのですが、一言でいうと、良い意味で「攻めた映像満載のアクション・クライム映画」でした。
カット割りなどが成功し、凝ったカッコいい映像は、ここぞというシーンで使うものですが、本作では「全編がクライマックス」と言わんばかりに、とにかくスタイリッシュでエッジの効いた映像ばかりで構成されています。
そうなると、単調になってしまうのでは、という危惧も生まれるのですが、本作では物語の面白さも加わって、終始面白いと感じられます。
強いて言えば、部分的に映像酔いをする人は出るのかもしませんが、そこまでやり過ぎてはいなく、バランスはとれていると思います。
アフガニスタンからの帰還兵で黒人のウィリアムは妻の多額な手術代を工面するため、小さい頃に養子縁組で「兄」となったダニーにお金を借りようとします。しかし犯罪者であるダニーから「銀行強盗」の手伝いを依頼されます。さらに、たやすいはずの計画が想像以上に難航。急きょ逃走車として「救急車」を乗っ取り…という感じでストーリー自体はシンプルなのですが、タイトルの原題「Ambulance」は「救急車」という意味。
そのため、医療的な面からもハイクオリティーな映像が見られるなど、見どころ満載でもあるのです。
そして、ラストの展開も含め物語としても良く、映像とストーリーの両面から完成度の高い作品でした。
元軍人の弟とカリスマ的犯罪者である兄の行く末をあなたの目で確かめてほしい
見終わった後、想像以上に感動してしまい、しばらく呆然。余韻に包まれゆっくり帰る途中、地味に見えていた本作のポスターの前で立ち止まった。改めてポスターをよく見ると、ビルが立ち並ぶところで、ヘリやパトカーが救急車を追っている。そう、逃走車は救急車なのだ。
なんと、本作の舞台は現代のロサンゼルス。しかも、銀行強盗を決行するという信じ難い展開。しかし、銀行強盗に至るまでの理由と状況が具体的に示されているため、リアルな心理合戦に引き込まれていく。
元軍人の弟ウィリアムは、現場に同行すれば、簡単に終わると聞かされていた銀行強盗。ところが、あるトラブルをきっかけに追われる側になる。そこからアクションにギアが入り、急速に画面からスピード感が出てくる。
見る側も常にスピードについていくのがやっとで、迫力に圧倒されっぱなし。
ただ、臨場感満載のアクションだけではない。アクションと人間の心理描写が同じスピードで同時に進行していくところも本作の醍醐味である。逃走中でも、音楽を効果的に使い、兄弟のやり取りが回想されるシーンは印象的だった。
スピード感があり、一瞬さえ見逃せない映画という点では『 TENET
テネット』を思い浮かべるが、本作は見終わった後のモヤモヤ感がほとんどないくらいわかりやすく描かれているところも高評価に繋がった。
結末も見逃せない感動が待ち受けているので、是非とも劇場で!
やっぱりマイケル・ベイ作品は楽しめます
全編通してずっとハラハラドキドキ楽しめました
銀行強盗するわりにはあまりにも計画が雑に思えたし、警察に取り囲まれてからあんな銃撃戦になればあの展開になるのも当然でしょうという感じですが、そのへんは気にせず楽しむ作品と思います
そこからロサンゼルスの街中でひたすら鬼ごっこなのですが、いろんな事が起こるので全然退屈しなくてずっと楽しめました
予想できるラストなのに予想外の涙ポロリ
深い兄弟愛がとっても良い!
今作でもジェイク・ギレンホールのキレた時の演技は好きでした
そしてエイザ・ゴンザレスがホントかわいい
事前情報なしで観て、撮り方とか面白いなぁと思っていたら、エンドクレジットにマイケル・ベイの名前がシュッと出てきて、その出方もカッコ良くて、やっぱりマイケル・ベイ作品はとっても私好みでした
ノンストップ
☆☆☆★★ 〝 キ◯ガイに刃物はひと昔前〟 今の時代は、、、 《マ...
☆☆☆★★
〝 キ◯ガイに刃物はひと昔前〟
今の時代は、、、
《マイケル・ベイにドローンはやりたい放題》
簡単な感想で。
目まぐるし銃撃戦。目眩くカーチェイス。
マイケル・ベイの真骨頂ここにあり。
中身の薄っぺらさも健在なり(笑)
いや良いんですけどね
最初の1時間辺りまでは「相変わらずで中身空っぽだなあ〜」…って思いながら観ていたのですが。
舞台空間が救急車車内に移行。一応タイトルがタイトルだけに、解るっちゃ解るものの。何でまた狭っ苦しい車内に舞台を選んじゃつたんだよ!…と、その理由が釈然としないのがマイケル・ベイ印なんでしょうねえ。
いや良いんですけどね。
そこで警官の命を助ける事に躍起になるに至り段々と「何だこれ!」と、、、
一応台詞で、それっぽく説明はしていたのだけれど。考えれば考える程に、その理由がハッキリ言っちゃうと今ひとつ分からない(・・?)
いや良いんですけどね。
ところが…ですが。
ところどころで「頭わりいな〜」感満載の展開が続けば続く程…あ〜ら不思議。次第に楽しくなって来るって言う。
クリストファー・クロスで爆笑したわ(爆)
それにしても、一体何台の車を壊せば気が済むんだ〜!…と言いたくなる程、壊しまくってましたなあ〜。
いや良いんですけどね。
マイケル・ベイにドローンと車と弾丸に火薬を与えてしまったら、後はもう破壊の限りを尽くすのは目に見えてますから。
…ってところで、頭空っぽにして観るとひたすら楽しく感じる作品でしょうけど。「ん?ちょっと待てよ!」とばかりに、「何が何でも助ける必要はあったのか?」と考えたなら。頭の中に【?】マークが充満してしまう…って言うマイケル・ベイ印でございました。
いや良いんですけどね。
2022年3月26日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン3
これぞマイケル・ベイ作品
マイケル・ベイ×ジェイク・ギレンホールの傑作!
常に面白いです。
中弛み箇所ゼロ!
最後の最後まで展開も読めず、アクションもド派手かつ多数のドローン撮影によって壮大さが際立っていた。
ストーリーもありがちなドンパチ系かと思いきや、しっかり感動もあり、前述の通り展開が読めないから目が離せない。
何を隠そう私はジェイク・ギレンホールのファンなので、彼のイカれ演技はやはり圧巻の一言!!
サイコな一面と家族想いな人間らしさもあるお陰でなんと魅力的なことか、、、
ヒロインを演じていたエイザゴンザレスの美しさと迫真の演技にも心打たれた。
とにかくどのキャラも引き立っていて、皆応援したくなるような良作。
ド派手なアクションだけに留まらず、わかりやすく惹き込まれやすい脚本と演出で、素晴らしい作品でした✨
【共感先(明確な主人公)を持たせないことで「観ている側の複雑な感情」を生み出してくれる新しいジャンルの映画】
・2022年公開のアメリカのアクションスリラー映画。
・元海兵隊の主人公ウィルは妻の手術のためにお金が必要だが保険会社から保険金が下りない困った状態。そこで養子縁組の兄弟でありカリスマ的な銀行強盗犯罪者の兄ダニーからお金を借りようとする。すると「もっと稼げるから」とフェデラル銀行への銀行強盗計画に半ば無理やり一枚かまされることになる。「寝ていても終わる」という兄の言葉とは裏腹に、想定外のことが発生し、お金を持ちながらも警察から追われる状態に。逃げる際に乗り込んだ救急車には、銀行強盗時に銃で撃たれた警官とそれを手当する救命救急士キャムの2名が。その2人を人質として、警官が逃げるウィルとダニーだが一体どうなるのか…という大枠ストーリー。
・監督は「マイケル・ベイ」さん。アルマゲドンやパールハーバー、ザ・ロックなど数々のメガヒット作を生み出した監督さんです。
・元ネタは2005年のデンマーク映画「25ミニッツ」で、そのリメイクのようです。
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[お薦めのポイント]
1.さすがマイケル・ベイさん。ハラハラアクションの数々が見ごたえ抜群
2.「この人!」という主人公を持たせない構成が物語の先を読ませない
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【1.さすがマイケル・ベイさん。ハラハラアクションの数々が見ごたえ抜群】
・タブレットにて視聴しましたが、これは映画館などの大画面で見たいアクション映画です。少なくともTV以上、あわよくばポッピンアラジンなどを利用して自宅スクリーンで見たいです。
・主にカーチェイスがのアクションがとてもカッコよいのですが、車視点だけではなく、全然関係ない視点からカメラのみがトンネルをくぐりながらその先に見える車を魅せたりするダイナミックな映像演出が「ゾクッ」とさせてくれます。暑い夏の日にクーラーの効いた室内でコーラを片手にハラハラ楽しみたくなります。
【2.「この人!」という主人公を持たせない構成が物語の先を読ませない】
・ウィルが主人公のようで、ダニーもそう見えるし、救命救急士のキャムもそう見える。誰が正義で誰が悪か、みたいな部分を強調せず様々なキャラクターの視点で魅せてくれるので端的に「いい者わる者」と観れない。それが、この先の物語がどう運ばれるのかが予想しづらくて(いい者わる者がわかっていれば大体予想はつくものの)、楽しめる要素の一つになっていました。
・また、それがキャラクターへの共感性も一方向にはさせないんです。例えば、警官側のリーダーやダニーの旧友であるFBI捜査官、は例えばウィルとダニーを主軸に据えた場合、彼らに対してはアンチな気持ちが芽生えるものですが、そうではないんです。彼らにも共感できる。結局、映画を観ていて誰を応援してよいかが明確にならない。それでいて、どのキャラクターも好きになれる。観ている私にとって、敵対する何かがいなさすぎて「一体、誰が何の悪から逃れようとしているのか」と混乱します笑
【9.総じて】
・この映画は一見「諸事情を持った強盗が警官から逃げるアクション映画」のように見えて、全然違います。警官の視点、FBIの視点、ウィルの視点、ダニーの視点、キャムの視点、撃たれた警官の視点、その同僚の視点、ダニーを助けるマフィアの視点、ウィルの奥さんの視点、、、みんなの視点を複雑に交差させることで、これまでにないハラハラや共感性を創り出してくれる「鑑賞者の感情を複雑怪奇にしてくれる新しいジャンルの映画」に思いました。そしてタイトルがびっくりするほど端的に「アンビュランス(救急車)」。いやもうなんか、複雑なのかシンプルなのか笑
・シンプルな流れなのにこんなにも複雑なものをさらっと創り上げられるマイケル・ベイさん、すごすぎ!というのが感想です。
・なんか、この「観ている側を複雑にさせる」感を他の方とも共感出来たら嬉しいです笑 ありがとうございました。
#アメリカ映画 #アンビュランス #AMBULANCE #2022年 #マイケルベイ監督 #複雑怪奇な創り #全てのキャラクターに共感できる
#全体3.6 #物語3.5 #演出3.8 #演技3.7 #配役3.8 #映像3.7 #音楽3.5
とにかく派手
カーチェイスとかカーアクション、ガンアクションもすごいじゃ済まなくて、これ、戦争映画だったっけ?と勘違いするほどでした。もうほとんどがガンガン状態でした。あえてIMAXで鑑賞しましたが大勝利でした!
さて、
・ダニーの不幸への突入具合がなんとなくショートコントっぽい。奥さんのガン治療のために保険金の請求をしようとするも、なかなか保険会社に電話つながらず、保険金も降りない。さて、金策をどうするかで義兄弟に相談に行ってから・・・がジェットコースター。その不幸の連鎖に憐憫の情を感じるもクスっとしちゃうんですよねえ。その演出が素晴らしいと思いました。
・警察側とギャング側(ダニー側)の攻防、とくに情報戦だったり、が非常に面白い。まあ、そんなんありかよ(爆笑)の連続ではあるんですが。先読みと裏を読むの攻防に見応えがありました。
・ラスト、ハッピーエンドなのかなあ?
ど派手なアクション映画を堪能したいなら超お勧めです。
日本語吹き替えがおすすめ
ベイ汁100%
昨今アクションからホラー映画のお化けまでなんでもかんでもCGCGCGなので アナログ勝負で ノーCGで作品を作って真っ向勝負してましたが全く負けて無いし 好みの問題ですが自分としてはこっちに軍配があがります
いつものベイ特有の夕日シーンかナイスでしたよ、ベイもこのパターン好きやなあって思ってしまいます
あと内容がゼロで 説明すると 逃げる
これだけです
マッドマックス 怒りのデスロードくらい走ってるだけの映画ですが撮影にドローンを多用して訳分からん見た事無いような映像を作りだしていて
USJのアトラクションを延々とやってるような感覚になり 見終わった後異常に疲労してしまうんだけど
今後のドローン撮影の基準になってマネされたりして
後にドローン撮影はアンビュランスから色々発展したって言われるんじゃないのってくらい凄かったです。
あとギレンホールは演技ちゃんと出来る人だから
無駄遣いしてる感はありましたね
まあ内容皆無なのに面白いって珍しい作品だと思いますが 単に自分がベイ好きなので採点甘い感覚はあります。
ちゃんベイと スピ公(スピルバーグ)とガンちゃんワンちゃんポンちゃん(ジェームズガンと ジェームズワンとポンジュノ)は
映画好きは大抵好き ノーランは除く
次回は密室モノの暗くて重い人間ドラマをベイ感全開で作ったら逆に面白いと思うので是非
想定外に面白くさすがはマイケルベイ
期待
メイハム!!破壊、爆破、ノンストップに楽しめるアクション作品
マイケルベイ
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