アンビュランスのレビュー・感想・評価
全185件中、81~100件目を表示
頭空っぽで見るべき痛快カーチェイス
最初の銀行強盗が起きるところまでは多くの人物が出てくるので少し煩雑だが、犯人2人が救急車に乗り込んでからは追う側と追われる側で単純明快。
次から次へとアクションが起こるので普通に見れます。
ただ、途中から間違いにもせよ人を撃ったのになんか感動的な仕方なかったんだ的な話になってるのはちょっと疑問。
というかそこにはイマイチノれなかった。
後、途中の手術シーンがなかなかにグロかったのでそういう耐性が無い方は注意。
王道ベイ作品
みんな大好き"ハリウッドの破壊王"マイケル・ベイ監督作品。
そうはいっても世間一般の認識は「マイケル・ベイ?爆破とカーアクションの人でしょ」
てなところでしょう。その通りだと思います。
が、スタッフやキャストが口を揃えて言うのが「彼ほど"映画"を理解している監督はいない」
というものだ。本当かなあ?
そこで本作の登場です。本作を鑑賞すればベイ監督が何十年もハリウッドの第一線で大作映画ばかり監督やプロデュース出来る理由が何となく解ります。多分。
映画は金に困った主人公がギャングの義理の兄を頼るところから始まってその足で銀行強盗に行くという、ちょっと観たことないハイテンポでストーリーは進みます。
そしてハイテンポでありながら駆使されるスローモーション。ドローン撮影もただ空撮ではなくアクロバットなアングルとコマ落しで見せる工夫。
飛散物の角度まで計算しているという爆破シーンの理想的なアングル。そして監督特有の色彩感覚に如何に"映える"か理解され尽くしたカット。お馴染み青空背景のあおりショット。
ストーリーの緊張と緩和。どんどん増える登場人物もしっかりキャラ付けされていてどうなんのコレ?と、ありふれた題材でありながら先を読ませない展開。
おまけに兄弟仁義と2時間20分を退屈させない考え抜かれた演出が披露されます。
この監督は毎度ちとランニングタイムが長いのが玉に瑕だと思うんだが、じゃあどこか要らないシーンが有ったかというと思い付かないから困りものだ。
撮影時、というより恐らく脚本か絵コンテの時点で作品は完成してるんだろう。
だからこの監督にはディレクターズカットが無いのだ。(知らないだけで有ったらスンマセン)
ベイ作品は頭空っぽで観られるB級映画。
その認識で間違ってない。
が、考え抜かれたうえで我々の様なボンクラの頭を空っぽにしてくれているのだ。
ので頭空っぽで映画観たい方は是非!
あおりで写メ撮りたくなるぞ!
45秒で塗着しな‼
妻の手術費として大金が必要な男が、悪行で財を築いた義兄に相談するが、まさかの銀行強盗で金を手に入れる作戦に突入し…といった物語。
根は善人の為、義兄の強盗作戦に躊躇するも、なし崩し的に参加することになってしまった元軍人のウィル。居合わせた救急車を奪い、瀕死の警官と救命士も乗せ、警察の追跡を振り切っていく…。
終始テンションMAXのスリラー作品。
話がテンポよくポンポン進み、銀行強盗が始まってからの銃撃戦は迫力アリ。
さらにその後はマ〇オカートもビックリの障害物レース(⁉)が始まっていく。
撃った警官を死なせまいと必死になる理由はわかったけど、それ以上にもっと多くの警察や市民が犠牲になってますよね絶対w
あとは、ちょくちょく出て来る無能部下のドタバタにクスリとさせられたり、意外にも後半にはグッとさせられるシーンもあるが、粗カーチェイスの同じような展開が続く割には、上映時間も2時間20分弱と尺がある為、なんかすごーく長く感じてしまった。
あとは登場人物の唐突なログアウトやログインが多いのと、ガラが悪いので序盤は誰が警察で誰がギャング側かよくわからなかったw
そして、喧嘩したり助け合ったり、結局あんたらの関係性ってどんななのよ?
とは言え、退屈なシーンは全然無いし、銃撃戦にカーチェイスと、やっぱりこういう映画が何だかんだ一番安定的な面白さがありますね。
内容も分かり易いし、観る映画に迷ったらおススメです。
LA愛・映画愛に溢れた作品
救命士のキャム、湾岸戦争のヒーローながら職がなく幼い子と病気の妻を抱えているウィル、ウィルの兄弟分にして犯罪に手を染めているであろうダニー。
ストーリーが進んでいくなかのちょっとした会話やエピソードで、小ネタを挟みながら、三人を中心とした登場人物の境遇や性格が描かれていく。あぁ、こういうの好きだな。いい脚本だなと思っていたら、、。
銀行強盗にみんなが(する方も捕まえる側も)失敗して巻き込まれて、救急車での逃走が始まったらもうなんでもいいや。好きにやってくれ。
道路封鎖したらええだけやん。
もう家族のもとには帰れやんやろ。
そのお金はあかんやろ。
彼が命を救ってくれたてそもそも誰が撃ったんや。
警官殺しになったら罪が重くなるから死なさんようにしとるだけやん。
つっこみどころはいっぱいあるけど、つっこむ暇なく突っ走ってくれる。音楽も緊迫感を盛り上げてくれる。
圧巻は、「激走5000キロ」「ターミネーター」でカーチェイスが行われたLA河川敷でのヘリコプターとの追撃戦。
セイリング歌うところ笑っちゃった。
絵になるシーン満載。
最初から最後まで(ambuLAnce )LA愛に溢れた作品。もう少しで見逃してしまうところ、ここのレビューみて観に行ってよかった。
公開二週目、一番小さいスクリーン。観客2人。
人質取ってる意味なし
クリストファー・クロスとエンドロール
マイケル・ベイの監督作品なんて、最後のトランスフォーマー以来だから結構久しぶり。
銀行強盗が警察に囲まれる中、救急車で逃亡しようとする物語。設定自体はなかなか面白い。結構長い上映時間なのにテンポがいいからだれずに飽きることがなかった。さすがマイケル・ベイ。
CGはあまり使っていないって記事を見た(そのCGシーンが気に入らないとも発言)から、おぉ!これCG使ってないんだ!なんてことを楽しむことができる。いろんな手法でカーアクションを撮影したその映像は迫力があった。
兄弟の絆を感じられるシーンで、大好きなクリストファー・クロスのあの曲が流れるなんて!アカペラで聞かされている救命士の立場もうまく演出していた。最高!
ただ、脚本はどうなんだろう。流れはとてもいい。気になるのは最後のお金の扱い方だ。彼ら家族のことを考えるとそれも仕方ないって考えもありだけど、犯罪なんだよなーとも思ってしまう。
そして最後のエンドロールの早さにも驚いた。読ませないエンドロール(ロールでもなかった)。思わずニヤけてしまった。
ただのカーチェイス映画でした。
リメイク元「25ミニッツ」は未鑑賞です。ふむーーー、あまり面白くなかったなぁ。見終わっての一つ目の感想は「救急車じゃなくたっていーじゃん」でした。ただのカーチェイス物にしか見えなかったし、救急車だから、、、!のカラクリない・・・という風に思えちゃったんですよね(笑)
スピード感もタイムリミット感もなく、犯人側の計画も戦略も感じられず(よくぞ世界的な犯罪者になっているよなぁ)力技でしかなく、ただただ延々と金がかかったド派手なカーアクションを見せられちる気分でした。無駄にいい車使ってるしね、ワイルドスピード?(笑)あ、トランスポーターなのか?どうなのかな?
前半に散りばめた設定やら背景やら、人物像が全く話に反映されてないから、ドラマとしての面白みがあまりない。ラストは帳尻合わせのドラマチックエンド、しらけてしまいました、なんだかなぁって。ただ、カーアクション楽しみたいならば及第点なのでしょうかねぇ。
終始、救急車で搬送されている人、かなりヤバい状態だったはずなんだけどなぁ〜が僕の頭を占領してしまい、「えぇ〜、うっそぉーーん」ばかり思ってました。
ド派手な映像作品
B級映画のすごいやつ
予想外に良かった
VEY FILM 満喫
コロナ禍の2020年、停滞する映画界の中でマイケル・ベイ監督は逆に好機ととらえ、ロックダウンのロサンゼルスで撮影を行ったそうだ。
大スクリーンで観てこその、マイケル・ベイ監督の様式美が炸裂。NHKBSの『美の壺』のテーマに取り上げられてもいいくらい。
ど迫力のカメラワークと映像とサウンドに一気に引き込まれアドレナリンがでまくる。楽しめる。
ど迫力シーンがずっと連続するため、観ている側の興奮する閾値・ハードルが上がってしまい、沸騰するくらいの熱湯(あつゆ)なんだけど、慣れてしまってゆ〰️っくり浸かっている温泉みたいに、追跡シーンがずっと続くのもマイケル・ベイそのもの。
車内で外科処置するってか!とか、追ってくるパトカー達はあたかも動線が決まっているかのようにクラッシュしまくるでしょ!とか…… 様式はぶれない。
ファーストシーンというか、映画が始まって10分くらいまでの登場人物それぞれが映し出される冒頭が、無駄なくスタイリッシュで一気にストーリーとベイワールドにも引き込まれた。
ところで……劇中に出てくる『LAリバー(ロサンゼルスリバー)』って!!!
ロサンゼルスを流れる、川底、護岸が全部コンクリートで覆われ固められた、もしかしてT2(ターミネーター2)の舞台にもなった川ですか!?
あらゆることでコーフンした。
期待しすぎたかなぁ・・・
「マイケル・ベイの最高傑作!」 という宣伝文句を見て期待満々で観に行ったが、誠に残念な結果に終わった。 チェイスが始まってから最後の最後まで、煩雑すぎるカット割りに意識を奪われ、とうとう物語に入り込めない。 まず、脚本の出来が悪過ぎだと思う。 ベイ監督の演出手法も、ことごとく裏目に出てしまったという印象だ。
まず、臨場感と切迫感を出そうとしたのかもしれないが、カメラのブレが過剰過ぎ。 登場人物のカット割りが目まぐるしく入れ替わり、途中、誰が何をしようとしているのかがわからなくなるほどだった。 それが延々と続くため、正直、後半は飽きさえ感じた。 これほど単純なストーリーなのに、経過が捉え辛くなる瞬間があるなんて、 う~む、 これはやはり「失敗作」なのではないのか…。
ベイ監督の過去の作品では、主人公を含めたキーマンが深刻な状況の中でシニカルなジョークを言うシーンが多かった。 その粋なセリフまわしが主要な登場人物の個性を輝かせていたのだが、 今回は、雑多な登場人物が皆一様にそういうセリフを吐くのである。 これで主役と脇役が並列に置かれ、メリハリがなくなるばかりか、 物語の盛り上がりも削いでしまっていた。
せめて結末が面白ければと期待を託したが、結局、しまらないまま終わってしまった。 最後まで、低速のままラストへ突入していったという感じだ。 爆発シーンを見ると、金は相当にかかっている。 今回も製作を兼任しているが、 ヒット作メーカーでもあるので予算は使えるようだ。 しかし、アルマゲドンやザ・ロックで観客をスクリーンに釘付けにした監督としての才能は、 今回に限っては発揮されなかったと思う。
次回に期待しよう。
トランスフォーマーが登場しないトランスフォーマーが見たい人に勧めたい
トランスフォーマーで地味に思っていたことで、
なぜか軍人たちの戦いに熱さやダサさや笑いがあるなあと。
その人間くさい部分のみを詰め込んだような作品。
最後まで緊張しっぱなしで、いつ誰が脳天を撃ち抜かれてもおかしくない状態が続く。
何が正しいか間違いかといった説教じみたシナリオも無い。
運命を決めるきっかけは銃弾であったり、言葉であったり、家族の存在だったりする。
あとはGTAを彷彿とさせるメチャクチャ展開。
・救急車を盗んで運転する
・ヘリやらパトカーがずっと追いかけてくる
・ギャング仲間が協力してくれる
・車体にペンキを塗る
・車が走らないような変なところを走る
・弾数無制限。
↓ストーリー
弟は妻の手術のためにお金がほしいので兄に相談。
兄弟と仲間たちで銀行強盗をするために侵入。
制圧したあたりで偶然にもパトカーが到着。
警官Aが降りてきて、なんと銀行員をナンパし始める。
警官Aが異変に気づいた時既に遅し、あえなく人質に。
逃げる途中で警官Aを撃ってしまう。
パトカーに乗っていたもう一人の警官B、激昂する。
警察がわんさか来て追い詰められる手前、救急車が警官Aを助けるために入ってくる。
警官Aを乗せて発進したところで兄弟が救急車をジャックする。
警官A、救命士、兄、弟の4人で逃走開始。
弟の運転さばきでパトカーをまく。
警官Aいよいよ死にそうになる。
兄弟にとって警官殺しはやばすぎるので、救命士に助けさせる。
救命士が抵抗やら脱出やら試みるが失敗する。
手が足りないので兄弟も協力する。
銃弾を取るためにリモート手術を行う。
弟と救命士が変な友好関係になる。
兄弟の仲間が協力しにきて、警官が沢山死ぬ。
警官Bはギャングの一人を殺害。
救急車は無事に仲間のアジトに逃れ、大金ゲット。
しかし救命士と警官Aはギャングの顔を見てしまったので殺す必要あり。
兄は同意。弟は猛反対。
兄弟でギャング仲間まで皆殺しにしてしまう。
救命士は状況が分からず、手違いで弟を撃ってしまう。
弟は盗んだ金の一部を妻に渡すよう、救命士に言い残す。
兄、救急車で病院を目指す。
病院は警察に包囲されていて詰み状態。
兄は弟が撃たれた怒りで、救命士を見せしめに殺そうとする。
弟、兄を撃つ。
兄は「すまない」と謝りながら絶命する。
弟は手錠をかけられて突っ伏したまま、泣き叫ぶ。
警官B、重傷の弟をすぐに連行しようとする。
救命士、弟を放っておけず助ける。
弟も警官Aも命を救われ、一部のお金はこっそり妻の元へ。
AMBULANCE。
ぶっとんだ人間たちがきちんと大暴れするアクション娯楽作品だった。
心が宿った救命士
スピード感はあるけど
スピーディな展開を期待したんだけど、スピード感は感じるけど中盤同じようなことを繰り返してて間延びして様に思った。
また登場人物の設定も中途半端な感じがしました。
銀行強盗を行うのに、あんなに集団性が欠けるメンバーでやること自体無理があるし、急遽弟を誘うってあるのか?って思ってしまった。
銀行強盗は念密に計画を練ってやるイメージがあるのに。
ベイ監督の勢いのみで押し切った作品って感じです。
とても良い映画
…メチャおもろかったんですけど!
仕事帰りの週末金曜日、寝落ちする気満々でしたが、寝させてくれませんでした、この作品。
"ノンストップ"なんちゃら"とか"ノンストッパブルなんちゃら"とか、そんな映画沢山ありますが、そのタイトルは正にこの作品にこそ相応しい!…そんなアクション映画でした。
2時間越えを感じさせない、観る方も一度走り出したら止まれない、止まらない…トイレに行くのも忘れてしまう事…必至です。
ツッコミどころ満載の作品ですが、そんな時間をこの映画は与えてくれません。
ちなみに…
映画が始まって5分…もう泣いてました…涙腺ユルユルにさせられます…。
マイケル・ベイ監督、観客の感情を、いきなり揺さぶりまくります。
まぁ、"子ども"は使ったらいけません…あんな場面、誰だって泣いちゃいます。
(ちなみに、エンディング前に"レイジー"という名前がもう一度出て来ます。週末仕事帰りのオッサンには、すぐには思い出せません…笑)
救急救命士、元軍人と"銀行強盗"、そして瀕死の警官を乗せた救急車ほど世界最強の乗り物はありません。
そして、恐らく彼らに"出来ない事"って…
…たぶん無い。
最大の見どころは、もちろん"手術"の場面…彼女なら、外科医の助けもいらなかったんじゃないんでしょうか…久しぶりにハラハラドキドキしました(オンラインで手術って、最高でした!)
でも、"脾臓"潰したら、いけません…スプラッターな場面に大笑いです。
(思わず、救急救命士って、医療行為どこまで出来るのか調べてしまいました)
『モービウス』だの『余命10年』だの『SING2』だの、週末の映画館はどこも一杯です。
でも、この作品は、ファースト・デイの今日も適度に空き空きで快適に鑑賞出来ました!
ゆったりとした席で、最高のカタルシスを感じたいと思っている貴方、そして貴女!
超オススメです!この作品!
どうぞ!(笑)
*ジェイク・ギレンホールに悪役はあまり合わないかも…。
マイケル・ベイ監督作品らしい作品。
タイトルなし(ネタバレ)
今どき銀行強盗て。絶対逃げられないだろう展開が続く。
ぼーっとしてたからいつの間にか銀行強盗が始まっていた。銀行強盗に失敗すると激しい銃撃戦が起きて、強盗犯の殆どは死んでしまう。
今の時代、カーチェイスては逃げ切れないだろうと思うが、強盗犯のウィルとダニーは二人の人質を連れて救急車で逃げる。
人質の一人はウィルがつい撃ってしまった警官。逃走中、ウィルは警官を救おうと必死だった。だったら撃つな(笑)
もう一人の人質は救命士の女性。彼女はずっと警官を救おうと必死だった。強盗犯のウィルが悪い人ではないと見抜く。強盗犯なんだけどね。
ウィルには幼い子供と病気の妻がいて、妻を救いたいと思っていた。しかしお金がない。そこで強盗に協力してしまった。
結局最後は捕まるんだけど、最後にダニーは救命士を殺そうとしたから、ウィルに射殺されてしまう。
ウィルには病気の妻を救いたいという大義名分があるから、無理矢理ヒーローに仕立てようとしているような作りだったが、強盗犯なわけだから観客を欺くのは難しいと思う。
救命士がウィルの妻のベビーカーに大金をこっそり忍ばせたのも良くない行為だし、その金を黙って自分のものにするウィルの妻も悪いと思う。
映像は凄かった。ドローンだろうか、空撮が何度も入るけれどカメラワークが凄かった。
スピードのような走り出したら止まらない、みたいな作品だ。
全185件中、81~100件目を表示