「爆走救急車VS警察」アンビュランス カイトさんの映画レビュー(感想・評価)
爆走救急車VS警察
銀行強盗×救急車で爆走という破天荒すぎる設定をマイケルベイが指揮したザ•ハリウッド映画。
冒頭の銀行強盗シーンではフラグ通りに上手くいかず、破茶滅茶な状態で逃亡シーンに繋がる。この強盗シーンから映画の8割は救急車でひたすら警察と追いかけっこをするというストロングなストーリー構成だった。しかし、随所でハラハラするシーンが設けてあり、文字通り手に汗握る場面が多かった。
目線としてはジェイクギレンホールを始めとする強盗側で物語が展開するため、追われる恐ろしさに全振りしていて楽しめた。
絶体絶命の中で描かれる兄弟愛、家族愛も繊細に表現していて、あらゆる要素を網羅した映画だった。
規模がぶっ飛んでるため、1人の命と大勢の命のフォーカス具合でここまで命の重さに差が出るとは思わず、冷静になった時に笑ってしまった。
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