「前半に困惑」スピリットウォーカー コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
前半に困惑
見応えある韓流ジョン・ウィック的アクションでした。
前半は「どういう状況なのか」に困惑する主人公以上に、観客側が困惑します。
何が起きてるの?と、戸惑っているだけで1時間近くが過ぎます。
そしてなんとかついて行って、状況が分かった後半。
魂が離脱して生霊化し、他人に憑依しまくる設定は、SFというよりドラッグによるオカルトって感じ。
12時間ごとである理由には、もっともらしい設定を入れてるが、かなりトンデモ。
根っこに激しい純愛を入れるあたりも、韓国的。
敵がステレオタイプすぎて、そこがマイナスだし、韓国映画の流行を面白いと思えるかどうかで賛否は分かれそう(私は面白かったけども)。
憑依移動の瞬間の視覚的表現が面白かったので、ハリウッドでCGバリバリにリメイクするのに向いてそうだな、と思ったら…
もう決まってるらしい。
そっちでは、もう少しわかりやすい作りになることを祈ります。
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