「設定とストーリーに無理があり過ぎてアクションが滑稽にしか見えないのが残念」ザ・マザー 母という名の暗殺者 徒然草枕さんの映画レビュー(感想・評価)
設定とストーリーに無理があり過ぎてアクションが滑稽にしか見えないのが残念
ジェニファー・ロペスのアクションシーン満載で、これでもかというばかりに次々に山場を作り出しては、次々に敵を倒していくジェットコースター・ムービーとなっている点では「ジェイソン・ボーン」シリーズを真似たのかもしれない。
いかんせん、設定とストーリーに無理があり過ぎなのと、有名映画の物真似シーンがやたら目につき、せっかくのアクションが滑稽にしか見えないのが残念だ。特にキューバでの追いかけっこなどは、いろいろな映画で嫌になるくらい見せつけられたものに過ぎず、ウンザリさせられる。適当に混ぜ込んだ母と娘の愛情シーンもバカげている。
アクションシーンのパクリをたくさんつなげるだけでは、いいアクション映画は出来ないことの見本だろう。
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