エノーラ・ホームズの事件簿2のレビュー・感想・評価
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ベストシャーロック
シャーロックホームズやスピンオフの映画ドラマは沢山あるけど、ベストと言っても良いかも。内容は前作よりずっと良い。謎解き要素は増え、お兄さんであるホームズもお互いの事件が関係し良い感じに絡んでくる。エノーラは相変わらず可愛らしく、視聴者への語りかけも良い。彼氏もちょっと成長して頼もしい。ストーリーも女性の権利を軸に上手くまとまっているし、キーになる女性が、始めて女性ストライキを起こした人という設定は、最初に一つの真実があるみたいな説明があったがなるほどと唸らせられる。モリアーティが女性であることも、一貫したテーマに沿ってるので、単に奇をてらった感じではない。ロバート・ダウニー・Jrのホームズよりも上と言っていい。
3も出してほしいなぁ
私のお気に入り作品!エノーラホームズ!
今度はデビッドシューリスがでているだと!、!
めちゃくちゃ渋おじになっている…!!
さすがネトフリ〜使う俳優陣がいつも豪華!
めちゃくちゃ楽しみにしてたので正直期待しすぎて事件部分はまあまあでしたが、
見どころもたくさんあって今回も予想できない展開がいっぱい起きて面白かったですねぇー
まあでもやっぱり1にはかてないけど、!!
一作目が好きすぎて期待しすぎてしまったのか、
二作目は個人的にはまあまあだったかなー?
なんでだろうって考えてみたんですが、
今回のは前作に比べて中々暗かったしテーマ的にスッキリしなかったからでしょうか、犯人が見つかったからハイスッキリ解決!!て感じではなく…
前作同様女性メインのテーマでいいんですが、
結局なんだかんだ沢山の人が死んじゃったし、
犯人もまた逃げ出しそうだしっと言った感じで中々モヤモヤっと終わったかんじがしました。
あとは前回はテンポも良くて犯人も最後まで分からずワクワクしましたが、もうなんかあからさまに怪しそうな女性が助っ人してくれてww(そこであ、なんかあるな)
あとは明らかに悪そうな警官、警官が悪い奴って案外あるパターンですよねー
まあでも舞踏会シーンだったり見どころもあったし、推しカプ、エノーラとテュークスベリーの2人が見れただけで満足なところはあります😂😂
この作品はもう出てくるキャラクターから好きだし、世界観も好きだし…
どんな事件でもいいからずっとみていたいなという感じ…3作目もでるのかな??
火種(エノーラ)が起こす変革の世界
あのシャーロック・ホームズに“妹”がいた…!?
…という設定で人気のYA小説を基にしたNetflixオリジナル映画の続編。
先日続編が配信されたばかりで、2作続けて鑑賞。
前作で“テュークスベリー事件”を見事解決したエノーラは、探偵事務所を開業。
兄シャーロックや多くの名探偵に晴れて仲間入り!
…ところが、
依頼は全くナシ。新米や女の子だからと冷ややかな目。さらには名探偵の兄と比べられ、兄の方に依頼したかったとまで言われる始末…。
利発的で自立精神溢れるが、世間知らずな面もあり。世の中そう上手くいかない。
開いて早々畳もうとした時、遂に初めての依頼!
一人の少女ベッシーが、行方不明の姉サラを探して欲しい。
“探偵”として初の仕事に張り切り! が…
開幕早々、警察に追われるエノーラ。
単純な人探しじゃなかったの…??
まず、サラの職場であるマッチ工場へ。
経営者ライオンは財務大臣マッキンタイア卿と昵懇で、僅か2年で業績を伸ばした。
その一方、チフスで多くの女性従業員が死に…。
そんな中サラはある書類を盗み、姿を消した。
エノーラは、ライオンとマッキンタイア卿と書類には何か関連があると睨む。
マッキンタイア卿の秘書ミラ・トロイの後を追って、エノーラはサラの夜の職場である劇場へ。
サラの同居人メイと接触。その帰り、何者かに尾けられている気配が…。
兄シャーロックともばったり出くわす。相変わらず高名の兄だが、ある難事件に頭を悩ましていた。
メイのアパートへ。が、殺されていた。
直後に現れたレストレード警部とグレイル警視。
グレイル警視に疑われ、エノーラは逃走。(ここが開幕部分)
シャーロックに匿って貰うも、危険な事に関わるなと苦言を呈される。
それで大人しくするエノーラじゃない。
再会したテュークスベリーとの会話からヒントを得て、舞踏会へ。
ライオンの息子ウィリアムに接触。
が、エノーラは殺人の罪でグレイル警視に逮捕されてしまう。
絞首刑になるも、ある人物の助けで脱出。
数々のヒント、我が身に起こった出来事、ピンチ…。
それらを繋ぎ合わせ、エノーラはいよいよ核心に近付いていく…。
前作はまだ探偵ではなかったが、今回は晴れて“新米”ながら探偵になった事により、前作よりミステリー度はアップ。
前半~中盤に散りばめられた意味ありげな台詞、キャラ、アイテム、描写…。
それらを全て把握して謎解きするのは容易ではないが、後々繋がり謎が紐解かれていく終盤にかけての展開は、YA小説原作の名探偵のオリキャラ妹とは言え、ミステリーの醍醐味充分。
武術に長け、今回も襲い掛かる敵をねじ伏せる。加えて、高所にぶら下がったり、逃げて走って、馬車チェイスに、アクション要素も前作増し。
引き続き快テンポの展開で飽きる事なく、こちらに話し掛けてくるユーモアが楽しい。
再会したテュークスベリーとはより親密になり、仄かなロマンスから恋愛感情へ。美少年美少女のダンスシーンはティーンの憧れ。
着こなす衣装もエレガントで、立派なレディ。
言わずもがな、ミリー・ボビー・ブラウンのさらに増した魅力にKO。
ヘンリー・カヴィル、ルイス・パートリッジ、ヘレナ・ボナム=カーターも続投。
特に、シャーロックの出番も増えた。エノーラはエノーラで自分の事件を追うが、シャーロックも自分の事件を追う。
実は、両者の事件には知らず知らずの内に接点が…。
シャーロックをも悩ます難事件と、背後に存在する黒幕。
アナグラムの中に隠されたその名は…。
察しは付き、ニヤリとさせるネタ。
新キャラでは、デヴィッド・シューリスが憎々しさ満点。
事件の渦中となる若いキャストたちも奮闘。
サラは女性の職場環境改善の為にストライキを起こした実在の人物がモデル。
キュートな女の子探偵が活躍するエンタメながら、女性の独立や尊厳を掲げるテーマ性は前作から一貫。
事件の真相もそこに集約。
工場でのチフスによる女性従業員死亡は嘘。マッチの元となるリンが原因。
ライオンとマッキンタイア卿はそれを隠蔽し、貧困女性の人命より利益を優先。
その証拠(盗んだ書類には犠牲になった女性従業員たちの名が)を握ったサラは、父の不正に気付いたウィリアムと共に公表しようとしていたが…。
悲劇も。
男たちの悪欲。
グレイル警視やマッキンタイア卿が首謀者と思いきや、彼らをも容易く操っていた真の黒幕は、すぐ近くで事の成り行きをゲーム感覚で見張っていた…。
それに立ち向かうエノーラ。
いつも孤軍奮闘だが、今回ばかりは独りでは難敵。強大な陰謀、力が蠢く。
その力には、こちらも力で。
助けを求めるのもまた勇気。力。
兄シャーロック、テュークスベリー。今回のキーキャラ。陰から見守る母…。
エノーラが繋げた、独りじゃない世界。
ラストシーンの女性たちの解放は、まさにその象徴。
火はたった一つの火種から起きる。
世界は、変えられる。
第1作第2作と続けて見て、いやはや楽しい~。面白い~。
第3作も当然期待。是非!
晴れて結ばれたテュークスベリーとの関係や、“名探偵”の第一歩を踏み出したエノーラの魅力や活躍、名推理をもっともっと見たい。
シャーロックを訪ねてきた“相棒”の事も気になるし♪︎
しかしちょっと引っ掛かったのは…
幾ら多様化社会とは言え、“宿敵”や“相棒”の性別や人種が変えられていた事。
これも“変革”のメッセージなのだろうけど、オリジナルへのオマージュ精神も忘れないで欲しい。
狂言回しにしなくても良いと思うが。なんか、うざい。
一話目よりは、大分、シャーロックホームズの味が出ていると思う。
資本主義の矛盾点を、サラ・チャップマン(架空?)の運動を使って、一つの主題にしている。この頃はマルクス、エンゲルスの資本論が出来た頃の話だと思う。
それは兎も角、話が『火曜○スペンス劇場』のように説明で締めくくっていて、緊張感がいっぺんに崩れた。
ストーリーが複雑。モリアティで驚けるか?
ワトソンもインド系イギリス人の様で、印象とは違う。彼は『イエスタデイ』に出ていた俳優だと思うが。(ワトソンはインドで従軍していた設定だからかなぁ?)
閑話休題 パート3がありそうだ。
追伸
赤リン、黄リンと精製した白リンとがあり、白リンだと、発火点が44℃と大変低く、マッチに向くのかなぁ?また、毒性はどちらも同じだと思う。マッチは赤リン。
バランスが取れていた!!
前回より良かったと思います。労働者の貧困とチフスの蔓延といった近代イギリスの暗黒面を背景としつつ、主人公のノリとBGM含めたノリでエンタメに仕上げていました。お兄さんの助けを借り、「探偵は依頼人に固執し過ぎる」等の覚えておきたい台詞も楽しめました。労働者たちの無言の抵抗も良かったです。おおっ!となるラストカットもありました。
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