忌怪島 きかいじまのレビュー・感想・評価
全82件中、61~80件目を表示
魅力的な女優が集まってるのに
南の島でVR研究チーム・シンセカイのメンバーたちに、不可解な死や謎の事件が次々と起きた。天才脳科学者・片岡友彦が、シンセカイのメンバーや、父を亡くし島にやって来た園田環たちと真相を究明しようとする話。
園田環役の山本美月、金城リン役の當真あみ、シンセカイのメンバーの生駒里奈、川添野愛ら、魅力的な女優がたくさん出てるのに、ストーリーが面白くない。
怖くもなければ、伏線の回収も中途半端だし、作品としてはイマイチ。
美しくスタイル抜群の山本美月、今回もよく走ってた可愛い當真あみ、色っぽかった川添野愛、の3人の女優を観れたのは良かった。
それだけ。
久々の本格派‼️❓1人でお風呂やトイレが出来ない‼️❓
最近、コメディみたいなホラーが多くて、怖くないものに食傷気味でしたが、久しぶりに、真摯に、丁寧に作られた作品で感心しました。
お風呂の底とか身近なところで出てくるのは、さすがに怖い。
なにわ男子の彼も演技上手い、このグループのひとはみんな上手ですね。
他は知らない人ばかりでしたが、それなりによかったですよ、生駒ちゃんの顔はホラーですが、テヘペロ。
村八分が一番怖いかも。
奄美大島きれいでした、旅行に行きたいかも。
ホラーが好きなら、是非。
ホラー要素と考察要素が◎
期待せずに見にいったからか、思っていた以上に面白かったです。
定番のホラー要素もあり、謎解きもありで、ドキドキしながら見れたので、時間もあっという間に過ぎました。
後で考察ができたのも良かったです。
謎な部分もあり、気になるので、小説も読もうかな。
俳優陣の演技も中々よかった。
終盤の失速感と物足りなさ
個人的には面白かったけど、人に薦められるかと聞かれたら、うーんという感じ。
恐怖演出は軽めな感じ。すごく怖くはないけど全然怖くないってわけでもなく、ホラー苦手な人でもなんとか見れますみたいな感じ。
致命的なのは終盤、真相が明らかになるにつれて盛り上がりを見せるはずが、場面があっちいったりこっちいったり、いつの間にかクライマックスを終えて、なんだが消化不良。そしてあれ、最後の解釈は皆さんにお任せパターン。落ち気味だったテンションが一気に落ちました。ホラー映画にそうゆうのいる??
VR発想面白い、シャーマン面白い、島の謎面白い、キャストの演技もそこまで悪くない、のになんだか物足りない、演出が足を引っ張ってる?そもそも脚本の問題?何かを少し変えたら超良作になれた気がする映画でした。
海だけにしょっぱい出来
村シリーズはけっこう面白かったが、島シリーズ第一弾は、海だけにしょっぱい出来なんてシャレになりません。
序盤のつかみは、なかなかだったんだけど、中盤以降はぬるい展開が続く。緩んだ空気のせいか、私語を喋る観客が出る始末でどうもこうも締まらない。
オカルトと似非科学は相性がいいはずなんだけど、それがうまくできていない。リンがシゲ爺の世話をしている理由もよくわからないし、会社の代表が死んだらプロジェクトはそこで終わりでしょ。
當真あみの存在感だけが救い。
湿度高めの怖さ
冒頭の血しぶきを浴びる東映ロゴから、じっとりと暗い世界に引き込まれます。声が出る怖さというより、息を飲んでタオルを握りしめる、精神的にじわじわくる湿度高めの怖さ。
主演の西畑くんはジャニーズであることを忘れる熱演です。シゲさん役の笹野さんやユタ役の女性も不気味な演技が見事で、ストーリーにぐいぐい引き込まれ、特にイマジョとの戦い?が中心の後半はあっという間でした。
最後の船に乗っている二人は、あっちにいるアバターなのか?イマジョは結局封印されていないのか?エンディングで赤い鳥居の奥に消えていったリンちゃんは、イマジョになったのか?含みの残るエンディングで、また新しい発見を探しに観に行きたいと思います。ホラー初体験、楽しかったです。
VR要素いらなくない?
エルム街の悪夢のように、VR世界と現実を行ったり来たりするのかと思いきや話の大半は現実で進む。
VR世界も、結局はあの世(?)という扱いに。
難しい話のように思えて、実際は話が無理矢理すぎてこっちがついていけてないだけ。
あの鶴の折り紙はなんだったんだ。弔い?だとしてもよく分からない。いろんなことを詰め込んで、ペラッペラ。清水崇監督の村シリーズは、くだらなくて笑えるところもあったけれど、今回はそれもない。
普通につまらなかった。
【”あの世と、この世。島に遺された様々な恨みと哀しみ。そして、村八分になっていた孤独な老人が働いていた場所・・。”突っ込み処は多数あれど、民間伝承と絡めた土着ホラーは怖いです。】
ー 序盤は、ある島(登場人物達の言葉から、沖縄諸島と推察)でVR研究をしていた”新しい世界”にある並外れたヴァーチャル技術を持つ青年(西畑大吾)がやって来るところから始まる。
イキナリ、”新しい世界”の女性リーダー(伊藤歩)が、島で孤独に暮らしていた実験の協力者の男と共に、殺される辺りは”相変わらず、粗いなあ・・。”と思いながら観賞続行。-
◆感想
・物語の設定は、VR研究をしていた”新しい世界”(あの世)に居た、且つて金持の家で働いていた使用人(奴隷みたいな感じ)”イマジョ”(島の人々に酷い目に遭わされ、最後は紅い鳥居に鎖で磔刑のように息絶えた。で、島内で怪死が相次ぐ。)が、VR研究をしていた若者達の実験に乗じ、この世にやって来る・・というお話。
ー もう、これだけで怖い。-
・そして、VR研究でひっそりと働いていた村八分になっていたお爺さん(笹野高史)を只一人、こっそりと陰ながら助ける娘。
ー お爺さんの狂ったように男漁りを始めた、母親の事を語る年老いた老女の巫女(シャーマン)のシーンの辺りから、海水がひたひたと満ちてくるように怖くなる。お爺さんが”新しい世界”で雑用係を務めていた理由も明らかになる。-
■そろそろやめて欲しい、ホラーあるある。
・”ドーン”とかイキナリ音(雷とか)で驚かすシーン。
(ビクッとするじゃない!前の席、蹴りそうになるじゃない!)
・遠くの方で微かに笑う人。
・殺される人の順番が何となく分かっちゃう・・。(今作で言うと、才能に劣る”新しい世界”メンバー(水石亜飛夢:頑張って欲しい人。))
なんていうシーンもあるが、そこは寛容に観たいモノである。
・”人と関わらない仕事を・・。”と言っていた青年が、”イマジョ”に水に引き込まれた仲間を助けるために、VR世界に乗り込んでいくシーンも、ハラハラしながら観賞。良い奴じゃん!
ー 哀しきウンディーネ・・。-
<今作は、哀しくも忌まわしき民間伝承とVR世界を上手く結びつけた作品であると思う。
再後半、村八分に遭っていたお爺さんを密かに助けていた女子(當真あみ)が、海の中の紅い鳥居に向かって哀し気に三線を弾きながら歌い、海の中に入水するシーン。
成程、彼女は”イマジョ”と関係(酷い目に遭った際に出来た水子とか・・。)があったのだろうなあ・・。>
久々に。
島にまつわる祟りの話。
VR研究チーム「シンセカイ」一員と園田環、島の人間に巻き起こる恐怖のストーリー。
作品を観ての率直な感想は、耐えてました私のバディ!全然怖くないじゃん!怖いのこの字もないじゃん!こんなの怖くねぇよ!なんて余裕かましてたんですが雷の光と音でビクッ!チクビーンでした!🤔ヘッ
4席位離れた席に座ってた女の子も雷の音でビクッ!そのビクッのタイミングが完全に私とリンクしてました!🤔ヘッ
シンセカイの女子の一人が風呂に浸かってるシーン、風呂のお湯で顔を洗ってる手の下に霊の手(イマジョ)、友彦のVRゴーグルのマイクを直してあげようとした女の子、床が水へと変わって、水に引きずり込まれるシーンからチクビーンが収まりませんでした!🤔ヘッ
体は正直ですね怖かったです!
ラストの當真あみ演じるリンは何故海の中の鳥居へ?あと當真あみさんいろんな作品へ出られて旬だね!
最後のは、、
シンセカイというVR研究チームの井出チーフが
不可解な死をとげる
そして突然のシステムエラーで出現した赤いバグ
シャーマンからイマジョという言葉を聞き
真相を解き明かそうとします。
最先端の技術とホラーが合わさってよかったと思います!
それに最初に見た感じ
SAOのナーヴギアかなって思った笑
私自身理解力があまりないので
いろいろよくわからないまま進んでいった気がします
イマジョの発端はわかりやすかったです!
あとシゲルさんの母親はイマジョに
取り憑かれてたってことでしょうか?
それともイマジョ?笑
そして最後のはVR世界の中ってことですよね、、
それで島を出てゲームクリアみたいな笑
あんまり怖くなかったので
もうちょっと怖くして欲しかったです😔
あまりホラーに慣れてない人は観やすいと思います!
面白い映画をありがとうございました😊
004とVISITOR
奄美の境島で開発中の仮想空間「シンセカイ」が、島の因縁とリンクして巻き起こる不穏な話。
開発者と被験者が同時に亡くなった原因を調べる中で、赤い服を着た片目の潰れた女の映像が見えてきて…。
VR世界の出来事が現実世界で具現化したり、何もないところから突然現れたり、手口も水だったりぶっ刺したりと規則性や一貫性がなくて考えてしまう人には何がしたいのか…という感じだし、いつでもどこからでもなんでもありでホラーとして盛り上がりに欠ける。
ログインしている時ならまだしも役所のオッサンはどういうこと?
シゲルはなんでこんな状況で島に残り続けているんでしょう?
ラストもあれ?鳥居?からの良く判らないループの様な展開だったけど、ということは全てがVR空間の?
それなら全ては納得だけど、ちょっと解りにくいし中途半端にも感じる。
ホラーとして楽しめる映画
ハウスの中にでてきた鳥居はどこにいったのか?とか
コンピュータ壊れててもバーチャルの世界に行けるの?とか
気になる点もいくつかありましたが、
ホラーとして楽しめる映画でした。
メタバース位置の妙
忌怪島
土着信仰もデジタルも関係ない、寂しさが残る。全ては迫害から始まっている。
メタバースは手段でしかない。そのことは一貫している。
三味線の旋律は現実に印象的に響く。辛くても理解し合って、引き継がれるものもあるはずだが報われない
異次元 並行世界をテーマにした ホラーミステリー
ホラー映画を観たくて、本作を選びました。
映画製作者達が、たくさん集まって、あれやこれや のアイデアを多々机の上に並べた結果、自分達では、それを整理できず、
軸を通せないまま、中途半端に寄せ集めて創った映画なので、支離滅裂に仕上がってしまった。
沢山のアイデアが出たら、ごった煮 にしないで、アイデアを出した人とは 全く別な 第三者目線で冷静に観れる "優秀な脚本家"に、、整理整頓は任せるべきです。
そうでないなら、何か良い原作を みんなで手分けして探して、別な味付けをした オリジナル映画 を創る冪。
坊主に説教ですが。。。
1号から、4号までの”呪い”を描くなら、爺さんを串にした 本 を書けば良かったと思う。
小集団をつくる時、友達グループなら、完全に”類は友を呼ぶ”集合体なのだが、
仮にも、給与が派生する研究営利団体。
人数が少なくても、それぞれが 必要な役割を担った人選がある冪だが、
本作のキャスティングでは。。。
どう観ても、大学のサークル。
何もしない 指示待ちさんが多々存在する リアリティない ショボい少数精鋭研究集団。
いっそうのこと、設備を小規模化して、サークル活動にしてしまった方が、逆にリアリティがあったかもしれない。
“難しいことを考えている”さまを表現するのに、難しい計算式を ホワイトボードに描くシーンを演出したかったのだろうが、
高校で習う"三角関数(Sin・サイン計算式)"を書くだけでは、中学生映画に成ってしまいます。
数学者でもなく、医師でもなく、プログラマーなのだから、考えた事は キーボードに打ち込みましょう。
この映画を観たら、小泉八雲さん原作の怪談映画を配信で観る冪だったと反省した。
(6/16 22:17追記あり)日本映画の本格的なホラー映画としては十分に推せます。対抗以上。
今年195本目(合計846本目/今月(2023年6月度)20本目)。
前の作品から5分差でこちら。
日本で放映されるホラー映画というといろいろなものがあり、ホラー映画という分類でもあまり怖くなかったり、ガチで怖かったり(セルビアン・フィルムなど。精神に来そう…)といった類型ですが、本作品は日本発のホラー映画の中ではホラー映画の要素を入れつつ(一応PG12扱い)、ここ最近かあるいは10年後にはありそうなコンピュータサイエンスを半々程度に混ぜたタイプです。この点、ホラー映画に関しては「程度の差」が激しく(それがものすごく言われたのが「それがいる森」だった)、正直心配はしていたのですが、ガチで来ていたのでそこは良かったです。何を見るか本命対抗(競馬新聞じゃないけど…)は人それぞれと思いますが、もう6月も半分が過ぎて「ちょっと涼しみに行こうか」というなら十分推せます(PG12なので描写にも配慮はあります)。
映画のネタばらしというか「この人が犯人ですよ」というのは、物語半分程度で明らかにされてしまい、あとは主人公たちが島に持ち込んだITテクニックを使っていかに「よりよい解決手段を目指すか」という方向に後半うつるところ、その後半の中でもホラー要素は絶えず登場して(まさかこの人は関係なかろう、という人も出ます。詳細ネタバレ回避)、ここは最後まで「なるほど、こういうことなのね」というのはラストまでわからないような工夫がされているのは明確によかったです。
ホラー映画といっても日本では映倫がレーティングをつけますが、ホラー映画ということを考えたときにPG12「程度の」ホラーをホラーというか等は人それぞれですが、個人的にはよかったです(なお、PG12なので配慮はあり、食事ができない、ドリンクが飲めない等のことは起きないものと思います)。
気になった点は下記2つで、4.4を4.5に切り上げたものです。後者のほうが傷が大きく、やや改善が必要かなぁ…という点になります。
------------------------------------------
(減点0.2/主人公たちが持ち込んだIT技術に関する画面の表示等(翻訳漏れ))
・ 要はバーチャル技術等の話ですが、表示されるエラー表示や画面の表示ほかがすべて翻訳されておらず、何がどうなっているかわからない点があります(かつ、日常一般に使うような語句ではないので、準1では厳しい)。ただ、個々わからない点はあってもエラーならErrorとでますし、警告ならWarningと出ますし、「何がなんだかわからない」というほどの傷ではないです。
(減点0.4/島の人たちとの交流パートで聞き取りづらい点があり、ストーリーの理解に支障をきたす)
・ おそらく長崎弁か何かかな(長崎は島が多いので。この映画はタイトル通り、「島」が舞台です)と思ったら、どうも鹿児島方言のようです(ラストで協力として鹿児島県ほかが表示される)。
同じ日本語圏に属するとはいえ、明確に聞きロりづらい点(YesかNoか、それすらもわからないほど早口だったり方言が独特)があり、その部分がちょっと惜しいな(この映画の「半分」を占める、「島パート」ともいえる、島の住民たちの会話の大半が聞き取りづらい)、と思えました(一応、趣旨的に「ご当地枠」にはなりそうですが、鹿児島なりで先行上映されているようではないようです)。
-----------------------------------------------------------------
(個人的な思い/監督さんのこれまでの作品について)
この監督さんというと、ここのサイトや他の映画評価サイトでも大荒れした「樹海村」があることは事実で、それを理由に避けるという方もいると思います。
確かに「樹海村」は、比較的「良いところ」を評価して高めにつける私でも、ストーリーが理解できないような展開(謎の呪い箱がどうだの)や、飲食が不可能になるような表現(当時は緊急事態宣言だった)等で、私もこれはどうか…と思い、ここでも評価2.3は稀にみる低さです(私も3.5評価)。
※ 3.5評価: DAUナターシャ、樹海村、怪物、 僕の町はお風呂が熱くて埋蔵金が出てラーメンが美味い。、それがいる森、の5作品のみ。
※ 3.0評価: 大怪獣のあとしまつ(のみ)
一方、次作の「牛首村」は、法律系資格持ちとしては気になる点はあったものの(廃村等への無断立ち入り)、「一応」上記の批判をくみ取ったのか理解できる点も多く、それでもここでも平均点2.6と「若干高め」ではありますが、それでも低いのが特徴です(私は4.5評価/行政法規の説明不足)。
翻ってこちらの作品になると、前2作のここや他の映画評価サイトの評価を参考にして作られたと思われるフシがあり、少なくとも「飲食すらまともにできない」という樹海村の無茶苦茶さはまったく見当らないところです(せいぜい1か所程度に過ぎない)。
いろいろな考え方があろうと思いますが、日本映画としてホラー映画を主軸に作られる監督さんは決して多くなく、「一度のミス」をもとに「この監督の方の作品は絶対行かない」ということではなく、いろいろな評価や公式サイトなどを見て(換言すれば、色眼鏡で見ることなく)決めていただければ、というところです(数少ないこうした映画を主に作る方の芽をつぶすという好ましくない結果になってしまう)。
全82件中、61~80件目を表示