忌怪島 きかいじまのレビュー・感想・評価
全94件中、41~60件目を表示
結局焼き直し
まぁまぁ、別に期待してなかったから、裏切られた!クソ!ともならないけどさ。映画1本1本に、全く愛を感じられない清水崇監督作品。まだ、こんな古臭くて子供だましなホラー映画を作り続けるおつもりで?
牛首村>>>>犬鳴村>>忌怪島>>>>>>>>樹海村
って感じかな。樹海村は言葉にならないほどクソだったけど、牛首村は結構面白かった。大事なのは、色んな要素を詰め込むんじゃなくて、1本に絞り込んでそれを深くしっかりと描くこと。樹海村で反省し、牛首村でようやく理解できたんじゃなかったの?樹海村と同等とはいかないものの、VRとかプラットフォームとか別に大して意味も成さない要素を入れすぎて、肝心なところが全く描かれていない。ホラー映画としてなら、歴代ワースト1位です。
別に、過去の逸話みたいなの要らないから、爺さんの話をもっと掘り下げて描いた方が面白くなったんじゃないの?結局、呪いとかなんとかで片付けようとしちゃっているし、いい案が思いつかなかったからか適当こいてる感じがすっごい腹立たしい。幽霊と笹野高史の母親との関係性がめちゃくちゃ薄くて、全く恐怖を感じない。どうしても逸話要素入れたいのなら、襲うターゲットを具体的にしてください。
西畑大吾の演技は結構良くて、目を細めて見たらなんとなーく神木隆之介にも見える。村ユニバースでは女性を主人公にしていたけど、今度は方向性を変えるのかな?弱々しいけど、たくましく立ち向かう感じがいい意味でホラー映画らしくなく、好みだった。演技上手い人も多かったね。テーマも悪くないから絶対面白くできたはずなのに、で?何がいいたいの?と相変わらず観客に全投げするスタイルだから、全然気持ちよくない。割と飽きずに見れたのに、そんなラストじゃ納得できません。
せっかくの島というロケーションを〈海〉でしか生かしきれておらず、これなら8割方“忌怪村”ですよ。牛首村は結構ゾクゾクくる怖さだったのにな〜。本作は怖さゼロ。それが故に、誰でも見れるかもね。いや、そうじゃないよ!ホラーは怖くないと意味ないから!
なんか淡々と進んでいく映画
特に盛り上がるところもなく、いまじょとの最終決戦も何となく終わった感じ。
事故物件並みのラストバトルを期待してたのに!笑
まったく怖くないので、なにわ男子目当ての女子も安心して見れる内容になってます。
大勢の目の前で急に地面が水みたいになってそこに引きずり込まれたりしてたけど、これってどんな理屈なの?
現実世界だと思ってたけど、いつの間にかVR世界だったの?
現実世界の地面が水みたいになるわけないじゃんってツッコみはホラーだから無しなのかな。呪怨の屋根裏とか布団の中みたいに思っておけばいいのかな。
もうホラーだから何でもありだよね!
ラスト、なにわ男子と山本美月がVR世界に残ったのは分かったけど、當真あみはどうやってVR世界に行ったのだろう。
現実世界の鳥居は壊れたからVR世界と行き来できる入口はないはずだけど。
考察したい人には考察し甲斐のある映画だと思うけど、そんな気のない人にはただただ不親切な映画。
私のような学のない人間にはちょっと理解できない内容でした。
それ森の再来、立ち上がる気力もなくなる位…。
ホラーなんだからさ、怖くあって欲しい。
取ってつけたようなジャンプスケアも鼻につく。
せめて面白ければ救いになるが終始グダグダで。
ポスクレまわりも中身がスカスカのせいで小賢しくすら思える。
呪詛・女神の継承・きさらぎ駅等の創意工夫された良ホラーがあったのに、日本のホラーの手練がこれかと。
因みに個人的には村シリーズは悪くないと思ってる。
クライマックスの見せ場としは悪霊とアバターの実体のない者同士の戦いだと思うが、もっとバチバチに戦わせれば吹っ切れてログイン云々のルールも気にならなくなるし満足感も多少増すと思う。
snsみてると主演のアイドルファンが複数回通ってるようだがそんな商売でいいのか、衰退するぞこのジャンル。
このあと公開のミンナのウタのキャストも遠からずで…
これから観に行く人は日本のホラーを延命させるために金をおとしに行く位の気持ちで。
白石晃士のぶっ飛んてるのが見たくなった。
家で観賞ならビックリもしない
まず、この作品に怖さを求めて観るのは間違いです。
音でビックリさせる以外の驚きはこの作品にはありません。
ホールでも音量レベルが少々高かった気がしました。普通の会話が大きく聞こえるレベルだったから、ガン!ドン!ジャラジャラ…よーく聞こえました。
折角、VRの仮想現実空間=あの世?と言う図式を作ったのに、リアル空間にひょっこり現れ、役場の酔っぱらい職員(なだぎ)をぶっ殺すとかイマジョの設定に一貫性がない。
VFXは頑張ってて鳥居に岩にイマジョのシーンは違和感少なかっただけにもっと何とかならんかったのか?
シンセカイってVRプロジェクトが成り立っていたのは井出さんがしてた研究とそれに金を出すパトロンが居たからでリーダーの井出さんが亡くなった後、何をするでもない居残り組と合流した組が大した仕事もせず、謎解きに夢中で何やってんだか?スッキリしない。
鳥居を境にイマジョを現実に出て来れないようにするって言ってたけど、それなりの知的な集団の筈が何をどうするか相談もしない行き当たりばったりで犠牲者が増えるだけ。
ユタのばあさんの説明聞くのは良いが科学的な検証もしないし。
海に浸かってた鳥居がアッちゅう間に燃えたのも「そんな簡単に火が着いて燃え尽きるか~?」と突っ込みたくなる。赤いポリタンあったけど掛ける描写無いし、ガソリン掛けた所で濡れてる鳥居が簡単に燃え尽きるはずもない。
ラストの004とvisitorが光る手首の理由は、無人フェリーの主人公たち二人がすでにあの世=VR世界の住人になったと言う意味だと思う。
彼らが作っているVR空間では独りの世界のはずだが、二人が並んでいる点やリーダー井出が亡くなる前に友彦とVRで会ったシーンで友彦にvisitorが付いていた事から、すでに井出はあの世に片足突っ込んで居た筈。井出はあの世の誘い人に成る条件を満たしていたのだろう。
で、ラストのVR(あの世)で溺れかけてる友彦を助ける為、環はVRを使用しVRの世界で友彦を救ったと考えられる。だから彼らが存在しているVRの景色から見れば現実で燃やされた鳥居はVR世界には残っていると言う事になる。
後はほぼ説明ないけど、シゲオジを慕っていた少女が入水していく様はシゲオジの世話をする事でアイデンティティを得ていた部分とシゲオジが島民に忌み嫌われた母の遺体をイマジョとして祀っていた事等も絡んでの事だろう。
清水監督にはここを切り口にもう一本と言うのは止めて欲しい。
粗製乱造…過去のホラー作品で名声を得た監督がこの様ではいたたまれない。
清水崇監督作品の中では初心者向きかな?
ホラー?ミステリー?
余り怖く無い
コンセプトは良いが、技量が拙い。(というか、業界が悪いのでは?)
「村3部作の次は島ァ!?」
…とホラーファンを驚嘆させた(?)、清水崇監督の最新作である。
正直言って、コンセプトは悪くなかった。現実世界(此岸)/仮想空間(彼岸)の二軸でホラーを展開する…。異世界往還は古典的な手法だが、VRやメタバースといった新しいガジェットを持ち出すことでフレッシュな描写になっている。「パッと見」は良いのだが…まあいつもの清水映画である。
ダメポイントを列挙すると
①設定が浅い
VR・メタバースの取ってつけた感。小林泰三の小説のように「怪異をSF文法で再解釈する」試みがあるワケでもなく、結局いつもの土俗ホラーに落ち着いてしまう。
②陳腐な描写
設定が浅いのに伴ってか、幽霊さんもこれまたいつもの清水演出。寧ろこういう異世界往還ものは彼岸側(の怪異)を歪に描いてこそ、それが「幽明の壁を乗り越えて」来た瞬間に恐怖に変わるものなのだが。。『リング』ラストのショックを思い出してほしい。
③ぼんやり支離滅裂
「あれ?何でこういうことになるんだっけ?」と疑問符が残ること請け合いである。脚本が弱いのもあるが、(幽霊/霊能力の設定がふんわりしているせいで)唐突に見える展開が多く、更には無駄な時系列移動が難解さを加速する。なぜ清水映画はこうも観難いのか…。
結論としては、いつもの「生齧りしたけど新鮮味のない」ホラー映画である。クトゥルフ(っぽい)『稀人』、3Dブームに乗っかった『戦慄迷宮』『ラビットホラー』、お次は4D『雨女』、ダークファンタジー(っぽい)『樹海村』…。使い古されたJホラー文脈から、全く抜け出せていない。時間をかけて設定と脚本を練れば、それなりのものが出来そうなのだが…。
ただこれは、清水監督がダメという単純な話ではないと思う。監督は働きすぎなのだ。
『樹海村』パンフレットのプロダクションノートによれば、『犬鳴村』公開中に樹海製作が決まり僅か半年余りで完成に漕ぎつけたそうだ。
こんなクッソみてぇな地獄の突貫工事でまともな映画出来るかオォイ!?東映さん?清水監督は今年公開では忌怪島を監督、8月にはミンナのウタ監督、更に2本出演もしている。…過労具合がホラーだよ。
Jホラー組は、今や清水監督の独り勝ちである。辛うじて中田秀夫監督も踏ん張っているが、小中千昭/高橋洋/鶴田法男らは商業シーンから消えてしまった。なんつーか、もうちょい心あるホラー企画を大手配給さんには望みたいところなのだが…。
劇場予告編で見飽きたけれど…
奄美の孤島に伝わる忌まわしき記憶と、VRの世界とを重ね合わせる発想は面白い。現実世界と仮想世界を行き来するモンスターという新趣向も興味深い。
ただ、だからこそホラー描写にあまり目新しさを感じなかったのを残念に思う。
自分が観た回は、主演のなにわ男子西畑大吾クン目当てと思しき女子高生がいっぱい入っていた。
すれっからしのオッさん映画マニア向けではなく、こういう若いファンがターゲットならば、これくらいのマイルドなホラーになるのもやむなしか。
散々劇場予告で観たショック映像でお腹いっぱいになり、当初は優先度を下げていたのだが、當真あみちゃん案件だと知り劇場へ。
ミステリアスな島の少女役で、出番はそれほど多くはなかったが、アップの多用で表出される憂いを讃えた瞳が印象的だった。
使い古された話だけど、最後まで緊迫感があった
島シリーズになるのかな
脚本が残念な感じのあまり怖くないホラー映画。 本年度ベスト級。
ホラーが苦手な上、予告編もいまひとつだったけど當間あみさん目当て。
って事で割引dayで鑑賞する事に(笑)
ちょい役だと思われた當間あみサン。
予想外にスクリーンに多く登場。
セリフも多目で満足度はソコソコ。
ふくらはぎの下腿三頭筋が素晴らしい(笑)
最近観た広瀬すずサン主演の作品から引き続き、彼女の運動神経が良さげな感じが良好。
マジでアクション映画も行けそうな感じ。
劇場内の女子率がメッチャ高め。
多分、主演のなにわ男子の西畑さん目当てと推測。
無難な演技は評価したいところ。
本作は現実とバーチャルの世界を行き交うホラー映画の設定。
これは面白い設定と評価したいけど、それを前面にかなり出していた感じが逆に仇となった感じ。
終わってみれば本作のストーリーから、悲しい過去からの物語なのに、それがあまり伝わって来ないのが残念だった感じ。
生意気だけと脚本が良ければもっと素晴らしい作品になってた感で残念。
マジでホラー映画は苦手なんだけど、本作は安心して鑑賞出来たのでホラー好きな方は満足度は低いかも。
自分同様にお目当てのキャストの方を目的に鑑賞する作品かもしれません。
本作のキーワードの鳥居。
海水に浸ってたのに意外と凄く燃えるシーンが謎でした( ´∀`)
忌怪島/きかいじま上映中
1
シンセカイ
村シリーズの勢いもいよいよ衰えてきたなと思ったら今度は島へ。予告は驚くシーンもあったので少し期待して観に行ったのですが…。空振りでした。
まずストーリーがシンプルに面白くないです。島で起きる怪奇現象とVR内の世界が繋がり、過去と現在が繋がり異常事態が起きていくという流れですが、その過程があまりにも唐突かつ超展開で進んでいくので何度も振り落とされそうになりました。
シンプルに進められるはずの物語を、ITの発達やら知り合いの死が重なりまくって無駄に複雑になっているようでした。
怪奇現象を起こした女の霊が、現実で村八分にされていた状況は中々痛々しかったですが、そこから島民が謎の死に陥る理由はかなり雑に展開されてる気がしました。
殺し方に統一性が無いのはまだしも、並行世界とかとは関係ないところで殺しが起きているのでもう何でもありじゃないかと思ってしまいました。
余計なお世話かもしれませんが、島なのに村八分なんかい、村シリーズでやりないよ…とこっそり思ってしまいました。
その息子のシゲ爺が何故島に居続けるのか、というか島民もなぜシゲ爺を差別し続けるのか、リンは何故シゲ爺の元へ足繁く通うのか、ここら辺の問題もサラッと流されたので最後まで理解できなかったです。折り鶴も飛んでいっただけで大した役割を果たしていないのでもうこんがらがりました。
鳥居をノコギリであんなに簡単に切れるもんかね?とか、マッチの火でびしょ濡れの鳥居が簡単に焼け散るかね?とか最後の方はツッコミが止まりませんでした。
VRと現代を行き来しまくるので、現在どの時間帯で進行しているのかが本当に分からなくなります。終わっていってるなと思うたびにどんどん盛り下がっていきました。
役者陣は概ね問題はないように思えました。當間あみさんは今作でも魅力的でした。等身大の少女の姿がスクリーンに投影されていました。彼女を観れるだけでも今作に価値はあると思います。
ホラーなのに怖くないという中々致命的な問題を抱えており、清水監督どうした?という疑問を抱えざるを得ませんでした。ミニシアター系で活躍しているホラー映画監督をもっとメジャー作で起用して欲しいなと思った次第です。
鑑賞日 6/20
鑑賞時間 13:30〜15:30
座席 K-12
清水組の限界
忌々怪々
あっちでもこっちでも
あの世でもこの世でも
シャーマンの婆やの言う事には、この島には怨霊的な存在の女がいて、その女自体は伝説なので存在の真偽は定かではないが、モブキャラだと思われたシゲ爺の母親が、伝説の女と同じ悲劇を辿った…と
行方をくらました母親の所在は実は…
と、ネタバレモードで書いてますがここは敢えて伏せます
つまりモブだと思っていたシゲ爺が
というか、シゲ爺の脳から読み込んだデータがキーだったのですね
あっちとこっちが混ざったキッカケは、作中の主人公らが開発したVR装置で、いわゆる島を丸ごとスキャンしてメタバースを作るというもの
人と関わらなくていいようにと若き脳科学者の主人公が開発した、その装置を使って事件の謎に迫る
しかし、霊界とある種の電波が繋がるとか、死んだ人間から電話がかかってくるとか聞いた事があるから、あながち無いハナシじゃあないなとしっくりきた
ただ、映画の展開としてはそこまで起伏はなく、割と直ぐに謎を説明してくれる感じかな
最後、主人公とヒロイン?が手を繋ぐシーンなんて、いやそれはいいんだけど、まったく共感できない急展開
。
全94件中、41~60件目を表示










