「ケイン vs リバイス」劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
ケイン vs リバイス
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正直、令和に入ってからのライダーシリーズには全然ハマってなくて、最初のエンジンのかかり具合は良いんですが、ライダーがどんどん増えてしまうがために複雑化しているのを繰り返しているように思えます。そのため、リバイスも最初は良かったんですが中盤から、特に最近はちんぷんかんぷんな状態です。
ストーリーはだいぶおざなりでした。中途半端に家族愛を見せたり、敵の陰謀も交えたり、母の突然の覚醒だったり、ツキハギだらけのストーリーにはどうも口が合わず…。ライダーも多すぎるので画面が常にグワングワンしていました。あと妊婦は物語上必要だったのかな…と。謎に家族愛を強調させる要素はまぁ不必要です。あと仮面ライダーギーツを登場させるのは良いんですが、中盤に登場させなくても…。エンドロール後にちょろっとくらいのバランスでいいです。カッコよかったし、面白かったんですけどね。
今作の突き抜けて良いところはケイン・コスギです。彼いなくしてこの映画は成り立たないなと思いました。いつものカタコト日本語に安心感すら覚えて、それでいてアクションのキレの良さ。製作陣もそれを分かっているのか、魅せるアクションはとにかくド派手に魅せる演出に震えました。終盤の一輝との生身でのガチファイトは最高でした。ケインのキレッキレなパンチも良くて、前田くんもそれに追随する素晴らしいアクションを魅せてくれました。此処だけでも満足度は高いです。
アクション満点、ストーリー残念、冬映画に期待を寄せて。
鑑賞日 8/6
鑑賞時間 12:55〜14:40(2本立て)
座席 H-8
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