劇場公開日 2022年6月17日

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「「人間を超えた存在」だと、わかっていても愛してしまう、英国女王陛下の広告映画!」エリザベス 女王陛下の微笑み zy suさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0「人間を超えた存在」だと、わかっていても愛してしまう、英国女王陛下の広告映画!

2022年9月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

英国が威信をかけて作り上げた、『英国の権威を守り続けるための、コマーシャル映画』!

エリザベス女王の
●少女時代 から
●美しく若い女性だった頃の、ロマンス と、ご苦労話。
●英国は、世界のほとんどを植民地など制覇した という風な国民鼓舞話。
そして
女の子の憧れの「お城」や「ドレスのお姫様」までも、すごいテンポで、リアルに登場!
時代考証の勉強になった。

●ティディベア・パディントンから
●007の、ジェームス・ボンド
●エリザベス女王の「バービー人形」
●ビートルズ
●ラッパー
まで、登場し
BGMも、クラッシックから、ラップ、ブレイクダンス音楽まで使用!

「全世界」の
「全年齢」の 人の心を動かすよう

英国が偉大だと訴求するように描かれて
大英帝国の権威を世界へ示す、世界最強の営業ツールに仕上がっている!

2015年に、宮殿から逃げた裸の黒髪男性が死亡していたり
瞳のシェイプシフト画像が出回って「見守ってほしい」談話を出されたり
多くのニュースがあり、今の時代、隠そうとすると余計に疑って広がり残るが

それでも、陛下を愛さずにはいられない、秀作映画であった。
ダイアナ妃暗殺?や、差別表現も入っていたが、純粋に楽しめた。
こんな素晴らしい映画を、日本で作れる人はいないのか?

96歳(=6)で出された映画なので、そろそろお亡くなりになるご予定なのか?
と思っていたが
2022年(=6) の、9月9日 に御逝去されたと報道があった。
8日にはお元気に歩かれているので、「蘇生機」にでも入られたのかな? と
生きていらっしゃるように思ってしまうのでした。

女王陛下以外に、女の子のロマンを具現化できる人はいないでしょう。
おとぎ話から覚める時が来たのですね。

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zy su