「罪と罰と贖罪と救済‼️」ザ・ホエール 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
罪と罰と贖罪と救済‼️
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ちょっと難解なイメージのあるダーレン・アロノフスキー監督作にしては、大変わかりやすい罪と罰と贖罪と救済の物語‼️妻子を捨て、ボーイフレンドのアランとの生活を選んだチャーリー。しかしアランは亡くなり、そのショックで過食と引きこもりで健康を損ない、体重は272キロへ。自身の死期が近いことを知ったチャーリーは、死ぬ前に娘エリーと和解しようとするが・・・‼️妻と娘を捨て、愛する人は亡くなり、健康を損ね、娘と和解、思い残す事なく昇天‼️自らの全てをさらけ出し、娘のもとへ一歩、また一歩と一生懸命歩くチャーリー‼️そして光に包まれて昇天していく姿はなかなか感動的‼️やはりブレンダン・フレイザーの狂気がかった演技は素晴らしいの一言‼️そして容赦なく父親をなじるエリーとチャーリーの関係を、「白鯨」のエイハブ船長とモビーディックに例えた着眼も素晴らしい‼️そして宣教師の若者の罪と罰と贖罪と救済の物語でもあります‼️人は誰でも罪を犯し、罰を受け、償い、許しを得る‼️ちょっと宗教的ではありますが、考えさせられるテーマですよね‼️
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Uさんさんのコメント
2024年7月11日
共感を有り難うございます。
そうですね。「罪と罰と贖罪と救済」とは、正にワンフレーズ。巨大であればあるほど、贖わねばならないものもデカい。それを抱えて、少しずつ楽になりつつ、光の中で昇天する物語でしたね。