劇場公開日 2023年4月7日

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「人間誰しもが過ちを犯す」ザ・ホエール あささんの映画レビュー(感想・評価)

3.5人間誰しもが過ちを犯す

2023年4月20日
iPhoneアプリから投稿

かつて大学の教え子と恋に落ち、妻子を捨てて彼と一緒になったチャーリー。しかし恋人は数年前に死んでしまい、その喪失感から200キロを超える巨体になってしまい、ソファーから動くこともままならない。しかも太り過ぎることが原因で病気になり、後数日で死ぬことがわかる。
もう命がもたないと知ったチャーリーは、8歳の時に捨てた娘との再会を望み、距離を縮めようとするがーー。

全て彼の自業自得だ。
普通に考えると、なんて身勝手な男なんだろうと思うだろう。娘のエリーだってそりゃあんな態度をとっても不思議ではない。

だけど本作が伝えたいのは、人間は誰しも完璧ではないし過ちを犯す。クソッタレだけど、結局誰かを気にかけ、誰かを愛す……これが人間なんだと。
そこに宗教、LGBTQもテーマに組み込まれている。
物語としては、ツッコミどころが多くそんなに魅力を感じなかった。
だけど、本作の最も評価すべき点と見どころは、特殊メイクを施したチャーリー演じたブレンダーの渾身の演技だろう。
あの鯨とはチャーリー自身のことだったのだろう🐳

マキ
黒リネンさんのコメント
2023年4月22日

七つの大罪。
罪が重い順から並べると、
「嫉妬」「傲慢」「怠惰」「憤怒」「強欲」「色欲」「暴食」。
罪深かったのは?
正解、不正解は紙一重です。

黒リネン
黒リネンさんのコメント
2023年4月22日

男女は二項対立。
既婚、離婚も二項対立。
あささんは否定するのが正解。
別の正解の哲学が存在します。
カオスな時代ですから。

黒リネン
bionさんのコメント
2023年4月20日

共感できないですよね。チャーリーには。
家族よりも愛を選択したんだから、娘には「人生は愛が全てだ」くらい言い放って欲しかった。

bion
黒リネンさんのコメント
2023年4月20日

現代哲学。
日本は右に倣えが正解だった恵まれた国でした。過去の正解を否定して時代にあわせて生まれ続けるのが哲学。
終わらない学問です。
僕も詳しくないですけど。笑
ケースによっては、それを否定して行動できることこそ女性の素晴らしさです。
エブエブがまさに。
だからこそ男女で子育てすることが大切だと思います。
A24は現代的ですね。

黒リネン
黒リネンさんのコメント
2023年4月20日

女性の場合、設定の段階で「ざけんな!豚がー!」とスタートでツムので。笑
正解ですよ。笑

黒リネン
黒リネンさんのコメント
2023年4月20日

哲学作品は
・哲学を知っているか
・男か女か
・人生経験の差
・ジェネレーションギャップ
etcで大きく差ができると思います。
僕が「生きる」古いな・・・となるのと同じで、女性や社会人辞めて年数が経っている人には特にムリかも。笑

黒リネン
黒リネンさんのコメント
2023年4月20日

登場する女性みんな怒ってますしね。笑
なるほどです。笑

黒リネン
黒リネンさんのコメント
2023年4月20日

WWW
そーなったか~。笑

黒リネン