「ひとつの捕鯨問題」ザ・ホエール ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)
ひとつの捕鯨問題
デニーロが役作りで30kg体重増やしたという話があるので、今年のアカデミー主演男優賞を本作で獲ったこのブレンダン・フレイザーさん(よく知らない)は270kgまで増量したんか!と思っていたが、そうではないらしい。世間の作品の評価は高く、その理由のひとつはフレイザーさんの超肥満演技と思われるけど、これって動物の形態模写なんかとあまり変わらない気も…(失礼!)。昔のびっくり人間大集合でこういう人は出ていたので(失礼!)絵的なインパクトも特に感じられず。
限られた登場人物たちはそれぞれの理由で心に傷を負っていて、そんな彼らの気持ちに自分も寄り添って…と理屈では理解するのだが、人生の経験値が低すぎるのか感受性が乏しすぎるのか感情面で共振できず、結果的に話にまるでピンと来ず。ラストも、エリーのひたすら邪悪な態度・行動にはちょっとわくわくしていたのに、なんでそうなるの?かと…。
ちなみに自分が体験した糖質制限ダイエットの知識からすると、ピザやチョコバーはNGだけど、フライドチキンはいくら食ってもOK!
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