「ハムナプトラからの…」ザ・ホエール きいさんの映画レビュー(感想・評価)
ハムナプトラからの…
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ブレンダン・フレイザーといえばハムナプトラ‼︎
子供の頃にハムナプトラを観て以来、超娯楽映画として大好きで何回も観てきました。
ハムナプトラ以外でブレンダン・フレイザーを観る機会がなかったのですが、久しぶりにでてきたと思ったら、今回アカデミーをとったので嬉しくなって劇場に。
役のためとはいえすごい増量でした。
はじめて主人公チャーリーの体型を目の当たりにした登場人物達とまったく同じ反応しました。衝撃
物語は、宗教観が深く関わってきたり、突然登場した娘エリーとそんな頻回に会ってないのに最後の最後で急に距離が縮まったり。チャーリーは大学のオンライン講義で文章・エッセイの書き方を教えていて、娘とも文章、エッセイをとおして心を通わせようとするのですが、なんかそのストーリー展開も中途半端でした。
冒頭チャーリーが発作を起こした時から、「死ぬ直前にこの文章を読みたい」と言って頻回に朗読してたエッセイは、実はエリーが数年前に書いたものだった…ってすごい感動するはずの展開だったんですが、そこまで。
難解な部分を読み解くことのできない私には、物語自体あまり人に勧められないなぁと思いました。
宣教師のくだりは必要だったのか、元妻の登場は必要だったのか。
自分の過ちを悔いあらためて、魂を解放させるエンディングに向かうのであれば、
もうちょっと、エリーとの物語に注力ほうがよかったのではないかと思っちゃいました。
リズとの友情、よかったです。
エリーの最後にみえた笑顔、可愛すぎる。
映画自体のよさではなく、演者一人一人が素晴らしかったです。
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