「素晴らしかった」ザ・ホエール 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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主人公が、憎らしい態度をとる娘に「素晴らしい」と称賛する。その心の広さがすごい。娘も態度は悪いが、常に嘘がない。正直すぎて刃になっているのだけど、その正直さを主人公は絶賛する。
元奥さんが非常に刺々しい。
宗教2世の問題と、里子の問題も描かれる。
食生活がひどい。糖質をとり過ぎだ。そのパンやピザをオートミールに替えるだけであの体形ならすぐに体重が減るのではないだろうか。
(追記)
あまりに素晴らしく現時点で今年1位であることを確認したくて上映最終日に2回目を見る。最終日とあって多めにお客さんが入っていた。
主人公のチャーリーは体がでかいけど心もでかい。死にかけのチャーリーに対して3人の女は皆そろいもそろってケンケンしている。もうちょっといたわってやってほしいのだけど、チャーリーの大きさに甘えているようにも見える。娘以外はチャーリーの横に座って体を預ける。
クライマックスのドカ食いがすごい。ピザ2枚重ねなんて初めて見た。リズは看護師なら、あんなホットドッグみたいなのではなく低糖質高たんぱくの鳥のササミ的な食べ物を用意してあげてほしい。
チャーリーが生徒に正直であることを求めて授業をしている。そういう意味では娘のエリーは非常に正直に育っていて、確かに明るい将来がありそうだ。
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