「ホロコーストを題材にした物語だが美しい」ホワイトバード はじまりのワンダー ジュンヤさんの映画レビュー(感想・評価)
ホロコーストを題材にした物語だが美しい
悲しい場面ももちろんありますが、全体を通して美しいお話だったなと思いました。
つらい現実と対比のようになった二人だけの世界が、儚くも美しく、まるで夢の世界のように見えました。
動かない車に乗って、空想の中で2人だけのフランス旅行や、チャップリンの映画を再現しての遊び。
最高のコミュニケーションというか、本当の旅行や映画より楽しそうでした。
「オットーという男」でもそうでしたが、この監督は目に見えない喜びを表現するのが上手いなと思います。
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