「何とも切ない ! 何とも美しい ! 何とも愛おしい !」ホワイトバード はじまりのワンダー 月イチひとりでシアターへさんの映画レビュー(感想・評価)
何とも切ない ! 何とも美しい ! 何とも愛おしい !
何とも切ない、何とも美しい、何とも愛おしい作品かと思いました。
祖母の昔語り、誹謗中傷の的となるボーイ、趣味のレベルを超えた絵画、窮地に陥る若いカップル・・・
モチーフは大作の「タイタニック」ですね。
ストーリーを語るのは野暮でしょう。
たいへんな秀作でした。躊躇することなくシアターに足を運ぶべきです。
愛情にあふれた環境で育った人は、優しい人になる可能性が高いと聞きます。
逆のパターンもありますね。気の毒だなと感じることがあります。
「kindness(優しさ)」という単語は英語学習の初期に習った覚えがあります。
覚えるべき必須単語なのでしょうね。
一方、「love(愛情)」はかなり後だったとおぼろげながら記憶しています。
「I love you(アイシテイル)」は・・・恥ずかしくて言えません。
この年になって、家族には言えるかもしれません・・・かな ???
本作、愛にあふれて優しく美しい人がたくさん登場します。
そのたびに「自省しろ ! 」と耳に痛い声が聞こえてきます。やはり自省ですね・・・
アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワートの若手2人が大好演 !
「何と健気な優しく可愛い子たちなんだろう ! 」と心震えました。
むろん、ヘレン・ミレンの気高さ、美しさにも圧倒されました !!
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