「1860〜1939 一人の「元祖イラストレーター」「元祖愛猫派」の普通だけど波瀾万丈 な伝記。」ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
1860〜1939 一人の「元祖イラストレーター」「元祖愛猫派」の普通だけど波瀾万丈 な伝記。
当時の英国🇬🇧の風景がなかなか魅せる。
時代に埋もれかけている【少なくとも日本では】人物の普通な一生
普通の人間 であるから スマートではなく不器用で、不幸にも遭遇するが
1匹の子猫との出会いが、主人公に一筋の光明をもたらす。
まさに一筋の光明にすぎないのだけれども
それが、かえって人間的にリアリズムで好感持てる。
本当の主人公の本心は知る由も無いが
わずかだが、幸せを共にした妻の面影を心の支えとする主人公は鈍臭いけど、好感度MAX
ベネディクト・カンバーバッチが最後は心の病に彷徨える主人公を好演。
青年期、壮年期、老年期を演じきっている。
猫が好きな人🐈でなくてもそこそこ共感できる小作品。
ただ、進行構成がリアルすぎて
出会い とか 別れ とかのアクセント、強調が弱いのが玉に瑕。
ただ劇的な人生なんて本当は無いのだから
コレはコレで良いと思う。静かな静かな小作品。
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