「面白いけれど・・・モヤモヤ」オペレーション・フォーチュン モロもろきゅうさんの映画レビュー(感想・評価)
面白いけれど・・・モヤモヤ
ステイサムとガイリッチーのタッグということで、楽しみにしていた一作です。
ストーリーラインは最近公開していたミッションインポッシブル:デッドレコニングにそっくりなのですが、こちらの方が先に作られていたそうです。
AIを敵にすると言うのはトレンドなのでしょう。
ガイリッチーの映画はしてやられた感があって好きなのですが、今回はベルトコンベヤに乗っているような単調な感じがしました。
序盤で、"ハンドル"という中身は不明だけど大変重要なモノが盗まれた(マクガフィン)と、対立するマイクの組織にどこからか情報が漏れているという2つの謎が提示されます。
ハンドルの中身は終盤で明かされるのですが、結局情報が誰から漏れていたのか不明のまま。
私はてっきりサラが不二子ちゃんポジションで全てを攫っていくのかと思っていたので、少し肩透かしを食らった気分。
でも全く悪い映画ではなく、ちょくちょく笑いも起こっていました。ベンハリスの下りとか。
この映画の白眉は間違いなくヒューグラント演じるグレッグでした。
特にクライマックスの啖呵を切るシーンは風格があって、この人だけで1本作ってよかった気がします。
ゲオで借りてたら100点の映画でしたね。
でも最近レンタルビデオ店なんか見かけませんよね。
時代かなぁ〜。
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