「振り返ると青空、海、裸」ビリーバーズ sasakiさんの映画レビュー(感想・評価)
振り返ると青空、海、裸
1999年ぐらいのどこか終末感のある頃の漫画なのに
2022年にもなって今も変わらず、カルト的集団の異様で独特な雰囲気が
昔と思えない肌感で観れるのが、なんとも異常なことではあるのだが
そういったストーリーが一瞬で消し飛ぶほど裸で海に立つ北村優衣さんに奪われるものがあった。
徐々に加速するエロと閉鎖世界で歪んでいく人間関係がグチャグチャになって
この3人の結末はきっとこうなってしまうだろうなと思ったけど
二人の会話にはどこか影があって、もっと恐ろしいことになってしまう予感さえ感じた
磯村勇斗さんの優等生でありどこか危険な顔もみえてしまう、危うさが
配役のオペレーターさんのなにかわからないが何かある感じに深みが出ていて良かった!
ストーリー的に人を選ぶ物語ではあるが、海岸で交わる画は、この夏最もエロくて人恋しくさせる
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