「全然強そうに見えないヒロインのアクション映画」JOLT ジョルト カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
全然強そうに見えないヒロインのアクション映画
些細な事でも怒りを覚え、衝動的に暴力を振るいたくなるというメンタルの病を抱え、自ら全身に強い電気を流す事で気持ちをコントロールしながら生活している女性が、付き合いたてだが自分の事を心底理解してくれた男性が殺害されたことで復讐に走るというお話。
主演は「アンダーワールド」シリーズでアクション女優のイメージが強いケイト・ベッキンセールだが、20年ほど前に「パールハーバー」で初めて見て以来その美しさは変わらずではあるものの、あまりに華奢過ぎで大男達をステゴロでバンバンぶっ倒して行くという設定にはかなりの無理は感じた。
監督は女性のようだが、下品な脚本も笑えず、街中を破壊しまくっても裏の大きな力が働いたのか特別大きな罪に問われる事もないという、なんとも言えないヘンテコリンな映画であった。
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