カラーパープルのレビュー・感想・評価
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なんでもミュージカルにすればいいってもんじゃない
かの1985年の名作映画がブロードウェイのミュージカルとなり、その映画化が本作ですが、なんとも微妙な仕上がりにがっかりです。人種差別へ真っ向から立ち向かうべきなのに、前半において加虐の白人はまるで登場せず、黒人社会の中だけの普遍的父権主義に収斂です。言い換えれば被虐としての女性哀歌の枠においてミュージカルに仕立てる。当然彼女達が立ち向かうべきは抑圧する白人であるべきなのに、黒人の男どもが加虐となっている。
これほどの仕打ちも、全ては肌の色だけによる理不尽な人種差別、ではなく頭の固い男どもに基づくわけで、その範疇で曲作りがなされている。はけ口は神への帰依により、神の家でのゴスペルに重ねられる。後半やっと登場するホンモノのヒールである市長の妻の非業に、俄かに画面に緊張が走る。目覚めよ、本当の悪魔が現れたのだよ、内輪で揉めてる場合じゃないよ! 人種と性差を天秤にはかけられないけれど、優先順位は明白のはず。
とは言え、ラストの大団円まで、結局内輪の物語にシュリンクです。各エピソードにうねりがなく、団子状態の脚本に問題ありでしょう。主人公に行動のベクトルがまるで見えず、映画としてのダイナミックさが大きく欠損状態。あの「リトル・マーメイド」のハリー・ベイリーが早々に画面から消えてしまう作劇には違和感しかない。この姉妹の悲劇がメインなのに、しかもラストに至って別の役者が演ずるなんてあり得ない。主役であるセリー役のファンテイジア・バリーノはブロードウェイの方だそうで、歌唱には目を見張るものがあり、ソロで謳いあげるパートは「ドリームガールズ」でジェニファー・ハドソンが熱唱した「And I Am Telling You I'm Not Going」に匹敵する山場です。が、如何せん映画としては地味過ぎるのです。
諸問題の根本原因はコールマン・ドミンゴ扮するミスターであるが、本来彼の抱える苦悩の原因は別の所(白人からの差別)にあるはずなのに、単なる性悪に矮小化されてしまう。本家スピルバーグ映画でのダニー・クローバーそっくりに見えてしまうのも妙ですが、本年度アカデミー賞主演男優に「ラスティン ワシントンの「あの日」を作った男」(NetFlixで配信)でノミネートされてる役者なのに勿体ない。何故ネティの手紙を隠さなければならなかったのか、を明確にすべきだったでしょう。
素晴らしい歌唱にダイナミックな振り付けに目を奪われるのは確かです。歓喜や怒りは行動に移しやすくダンスに表現できましょう、しかし絶望の悲しみに朗々たる歌声は有用でも、ダンス・パフォーマンスは必要なのでしょうか? だからミュージカル化の際に差別の次元を無意識に矮小化した可能性も否定できません。スティーブン・スピルバーグ、クインシー・ジョーンズ、オプラ・ウィンフリーそしてウーピー・ゴールドバーグと錚々たる有力者達が本作に関わるのは当然でしょうが、アリス・ウォーカーのピューリッツァー賞を受賞した1982年の原作小説からは随分と歪んだものになってしまったと思われます。スピルバーグ版の映画での衝撃はここには残念ですが、ない。
# ME TOOによるムーブメントの今、再び再構築する必要があったのでしょう。しかしノーテンキ見えた映画「バービー」により性差の驚くべき深堀がなされた今、「メンフィスへ行く!」大決断が精いっぱいと言う状況の限界が歯がゆいのです。制作も監督も脚本も音楽も編集も衣装も、そして役者もみ~んなブラック・ピープルで頑張りました(撮影・美術は白人のよう)と迫っているわけではないげど、言い換えれば逆人種差別とも言えてしまう。
ラストシーンの大樹の下での祝祭は感無量ですが、何故に背景が霧がかかって見通せない、抜けたような緑と青空を表現出来なかった事は痛恨でしょう。ひょっとすると霧が晴れたら周囲をグルリと白人に取り囲まれたりして・・・。
パワフルな黒人女性の活躍
昔から疑問に思っていたんです。
ソフィアのようにパワフルな黒人のおばちゃんは、何故大人しく男性に従っているのだろうと。腕力で戦っても勝てるのでは?そもそも横柄な振る舞いをする男性は逆襲が怖くないのかな?と。
この映画でソフィアが拳で殴ったり、ビール瓶で殴ったりする姿を見て、やっぱりそうなるよなって納得して気持ちがスッキリしました。
ストーリーはやや駆け足で、唐突に理不尽な目にあって悲しみの歌を歌ったり、喜びのダンスを踊ったりするので、感情移入しづらい場面も多かった。
ですが、ダンスや歌のレベルが高く、見ているだけで気持ちが昂ぶりますね。
なかなか楽しめました。
1985年版再度みたい
1985年版、ブロードウェイも見てますが、この2023年版が1番印象に残りました。オリジナル楽曲が良かったからしれないです。歌やダンスは勿論、景色、建物や衣装も良かった。1985年版は再度見直したいし、ブロードウェイ版も復活してほしい。
女性の女性による女性のための物語
スピルバーグ監督による「ウエスト・サイド・ストーリー」のリメイクほどのパンチはありませんでしたが、明るく力強い音楽と辛いエピソードの対比はズルい感じを受けました。また、締めくくりはお約束な展開ではありましたが、素敵な景色に映りましたし、こんな結末が待っている可能性もあるから精進しなさいとエールをもらえた気もしました。
ひいてもらった口紅に「他の色がいいわ」と言うセリー、セリーがつくっただろうパンツで父親に会いに行ったシュグ、辛いなかを支えてくれたセリーに素直に感謝を伝えるソフィア、女性たちのカッコいい姿が印象に残りました。
最近、強い女性と惨めな男を目の当たりにする映画が多すぎる気もしますが、これが現実ということなんでしょうか。
今日は私の他は女性のお客さんしかいなくて残念でした。
まっぴらごめんだ
こないだ鑑賞してきました🎬
ファンテイジア・バリーノ演じるセリーは、小さい頃から父親や勝手に決められた旦那でありコールマン・ドミンゴ演じるミスターに虐げられる日々を送っています。
色々あって生き別れた妹のネティの行方もわからない中、ダニエル・ブルックス演じる型破りなソフィアや、タラジ・P・ヘンソン演じるブルースを歌うシュグとの交流で彼女たちに感化され、ついにミスターの元から羽ばたいていくストーリー。
スピルバーグらしい王道な展開ですが、諦めずに希望を持ち続け、実際に行動していく姿勢が大事というメッセージには共感します🙂
最後はきっちり姉妹も再会し、大団円😀
セリー、シュグ、ソフィアの歌唱パートや、大勢のエキストラが歌って踊るシーンはミュージカル好きな方には必見ですね😁
私としては、オプラ・ウィンフリーが関わってるのも見逃せないポイントでした👍
24.-022
黒人で、女で、ブサイク、
何も持たないものは踏み潰されるだけ。
なんて酷い言葉。
でも生きてきる、
私は美しい‼️
素晴らしいミュージカル映画でした。
歌とダンス、衣装に涙、
しっかり堪能できました。
魂を解放させられる歌
この作品がミュージカルとしてリメイクされたことに意味があると納得させられたのが、セリーが魂を解放して歌い上げる感動的な場面。 そこに至るまでのシーンもそれぞれ心を動かされる、音楽が効果的に意味を持って使われている優れたものであったが、自立したセリーの生きる喜びと希望と神の慈愛を受けて前をむく彼女の胸の内はドラマティックな歌で表現されてこそダイレクトに伝えられたであろうと思った。
観ている自分の魂もまた、その歌に元気をもらい、解放されていった。
時代は移り変わっても現代女性が求める自由な生き方と信愛なる賛歌!
ハイみなさ-ん!今晩は。
お忍びのテンションでレビュ-書いてますのよ。
もうね、タイピングにちょと調子が疲れ気味で (´-ω-`)。
今日の作品は「カラーパープル」ミュ-ジカルリメイク作品の鑑賞です。
この作品は、1985年にスティーヴン・スピルバーグ監督が一度映画化してるんですね。その当時はアカデミ-にノミネ-トは多くされたけど無冠に終わったのね。
それはやっぱり当時黒人受賞への何らかの偏見は有ったかも知れませんね。
そして時を38年ほど経てミュ-ジカル作品で蘇り~。
ミュ-ジカルって言ってもそれ程激しい内容には感じませんでした。
優しい母が亡くなり、横暴な厳しい父と 愛の無い夫へ嫁ぐ姉(セリー)、そして生き別れてしまう妹(ネティ)との不遇な姉妹の運命が織り成す感動巨編。
同じ境遇の女性たちと出会いを通して、自分の価値感、自らが輝く居場所をつかみとり強く社会に生きて行く信愛と友情と希望に満ちたドラマを描いている。
黒人社会における女性への差別、偏見、激しい暴力。銃で脅され生きてゆく彼女たちを見て何も出来ない自分の無力感を感じる。
現代社会では女性は本当に強くなったと思われるが、こういった過去に男達がやってきた過ち(業)が彼女たちを造ったんだと・・・そう思う。
ちょっと盾ついて暴言吐いたら殴られ蹴られ、牢屋に6年も。酷い。本当に酷いと思う。じっと耐えて耐えて生きて来て、やっと最後に最愛の妹が、そして自分の子供が生きていて孫まで出来ていて無事に会えるなんて。
ここの心深い望みがやっと叶った瞬間がとっても輝いてて、それ総てが幸せの人生で有ったと そう思える所が素晴らしかったです。
老年期ミスター役:ルイス・ゴセット・ジュニアさん出てたんですね。メッチャ彼は懐かしかったです。
興味ある方は
劇場へどうぞ!
低い自己肯定感
自己肯定感が低いと自分に価値を感じられず、自分が粗末に扱われることを許容してしまう。なので自分を迫害する人を引き付ける。自分を被害者にする加害者を引き付けることで、逆に被害者は加害者を作り出す加害者ともいえる。
多くの欠点を抱えながらも、ありのままの自己を無条件に受容することができなければ、こうした悲劇が終わることはない。
人類の悲劇の根本には、この自己否定や自分には価値がないという欠落感がある。
歌と踊りが良い😆❗️
黒人、さらにその中でも女性はこんなに酷い目に遭っていたのか😰と衝撃でした。
あの、ものすごいパワフルな女性ソフィアの心が折れるシーンは胸が締めつけられた。
歌がみんな上手く、特にセリーが一人立ちした時に歌った歌がすごく良かった😌
「私は美しい、私はここにいる!」って歌詞に泣けた😭
まっぴらごめん!
あの「カラーパープル」をミュージカルで?!オリジナルを観たのは39年前…正直ほとんど覚えてないが、とても重い話だった印象。(当時購入したパンフ発見(笑))とりあえずスピルバーグの作品やからと劇場に足を運んだのだと思う。そして今作で改めて鑑賞して、40年も前に女性差別や人種差別、同性愛などを作品としてリリースしたスピルバーグって…この時期これや次の「太陽の帝国」などシリアス路線でガキだった私には「スピルバーグどうした?ええんやろうけどようわからん」と感じていたように思う…多様性やジェンダーレス、LGBTなどが浸透してきている今だからこそ、リバイバルする意味を強く感じる。同じ内容でもミュージカルとなるとこれほど印象が変わるんや。メッセージも受け取りやすくなった分深み重みは少し軽減したのかな。でもこれぐらいの方が良いのかも。
これでオリジナル鑑賞したら、また印象が変わってくるんやろうな。40年ぶりに観てみます٩( ᐛ )و
⑥I-10
女性蔑視の描写が辛い
女性扱いの軽さに終始心が痛んだ。
あんなのが結婚?あんなの夫でも妻でもない。
父親と男との間で物々交換されて、本人の意思なく急に決まる。
帰る道すがら馬にも乗せてもらえないし、荷物さえ持ってもらえない、振り向きすらしない。ただ夫となった人の後ろを黙って歩いてついていかないといけない。悲しい。
少しでも口ごたえしようものなら殴られて、言う通りしなければ怒鳴られ脅され、自分の子でもないのに世話もさせられ。
あんなの結婚じゃない、妻じゃない、家政婦兼小間使い兼性処理道具。悲しい。
そして冒頭に子供を2人産んでた描写があったけど、あれは父親との子供ってことだよね?
終盤で実の父ではないということが判明したけど、実の父だと思って子どもを産まされるってなんて地獄?
そしてセリーがいなくなってすぐに妹のネティに手を出す父親。
女性の人生がハードモードすぎる。
それが当たり前の世の中で、シュグとソフィアはどうやって強くあれたの?
シュグは歌手として成功している立場があるから自立しているけれど、その立場を守るためには性を犠牲にしてきた、またしているんだろうかと考えてしまった。
ソフィアはどうやって強くなったの?性格、育った環境なの?
何よりミスターが最悪すぎる。自分の妻は奴隷のように扱うのに、好きな女には自分で料理を作ってそれを不味いと放り投げられても😭みたいな顔するだけで、なんなの情けない。最後まで許せなかった。終盤はそんなことしても許されると思うな、と出てくるたびに思ってしまう。
なんでセリーは許せたの?友人になれたの?
生き別れの妹と再会させてくれたからって、そもそもの別れた元凶お前だし、なかなか引き合わせてくれなかったのもお前だし、お前が父親に結婚を言い出さなければ全てがこうなってないし、うん、絶対許せない〜!
ミュージカルになってたおかげでオリジナル版よりは辛いシーンがポップになってたというのを見て、オリジナル版は見れないかもしれないと感じた。
ミュージカル化
レンタルビデオでVHSを借りて鑑賞したのはおそらく高校時代。
メインテーマは忘れ得ないものの、薄れつつある記憶を呼び戻すために
鑑賞しました。
よかったですね。
ミュージカル映画はあまり得意ではありませんが、重みのあるテーマだからこそ、
出しにくい感情の起伏や情景が歌によってうまく表現されていましたし、見ている側も
その気持ちをわかりやすく受け止めることができました。
スカッとしました。
環境や生き方を変えること、意思を示すこと、悔い改めること。
生きていればそのすべてが可能なのです。男女問わず。
男尊女卑が酷すぎる
横暴な父から性的虐待を受け、2度も妊娠、出産し、2人の赤ちゃんを取り上げられ、父の言いなりだったセリーは、父の決めた相手と結婚し、その夫の3人の子育てと家事全てを行い、自由のない生活を送っていた。さらに、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティも父から性的虐待を受け、家出し、セリーの所へ逃げてきたが、セリーの夫から暴行を受けかけ、追い出され、ネティと生き別れになってしまった。そんな時、セリーは自立した強い女性ソフィアと、歌手になる夢を叶えたシュグと出会った。彼女たちの強い生き方に心を動かされたセリーは、自分を愛し、自分を変えていこうとし、DV夫から離れるため、家を出る決意をし・・・という話。
幼い自分の娘とセックスし、2度も妊娠・出産させてしまう父親は鬼畜だと思った。
結婚も牛一頭(だったかな?)と交換とか言ってたし、嫁ぎ先の夫も気に入らないとすぐ殴り、家事、子育て、夜の相手と奴隷のような生活が続くセリーに、明るい未来は有るのかと、悲しくなって感情移入して観てた。その上、妹からの手紙は本人に知らせないし、根性も腐ってた。
同じアフリカ系アメリカ人なのに、男尊女卑が酷い所もあったんだと知った。
ソフィアとシュグの強さは際立ってて爽快だった。そして、あの市長婦人は女性では唯一憎らしかった。
ミュージカルでみんな歌もダンスも素晴らしかった。
幼い時の妹ネティ役のハリー・ベイリーとスクイーク役のH.E.R.は可愛いかった。
ネティ役をハリー・ベイリーからシアラに変える必要性は感じなかった。
おっも
2024年劇場鑑賞35本目。
タイトルが「カラーピープル」だとずっと思っていたので「えっ、有色人種?すげぇタイトルつけるなぁ」と思っていて最後の最後に違うとわかりました。いや、ちょっと弱いなタイトル。
冒頭から近親相姦レイプ、実の子殺し、モラハラ、DVとミュージカルの陽気な音楽ではフォローしきれない重い話がどんどん出てきて、今日観た映画3本とも親が子供殺す映画じゃねえか、どうなってんだと思いました。まぁ、そのうち実際殺されている映画は一部なのですが。
黒人しか出てこないので、黒人の中で男尊女卑があってこれが相当ひどいのに黒人差別まで加わったらどうなるんだよと思っていたら中盤ちゃんと黒人差別も出てきていやまじですくいようねぇなこの映画、と思いました。
それでもやっと重い腰を上げて抵抗するのですが、あの時どうしてそうしなかったのか不思議でならないシーンがあり、まぁ結果的にはそのおかげで最後につながるのですけれど、あくまで結果論なので素直に最後良かったねと思えない自分がいます。
歌の力
時代とはいえ、女性を、妻を何故ないがしろにする?それにも増して暴力を振るうなんて!
とても人生の伴侶とは程遠い存在で、見ていて嫌悪すら覚えます。
自分のだな妻であるセリーにはそんな扱いのくせして、セリーと同性のシュグには尻尾を振ってすり寄るミスターの存在、だけどどんな世の中にもその理不尽さに対し声を上げる者は現れるのですね。
それでもそんな風に声を上げるソフィアだって人種の壁に阻まれ、心を折られかけてしまう、なんとも息苦しい展開が続きます。
その鬱屈感を取り払ってくれるのが歌声!ゴスペルって元々力強い感じだからでしょうか、椅子に座っているワタシの身体も自然と揺れてきます。
この作品はミュージカル仕立てが最適だったですね、ラストに向けて爽快感がどんどん強くなっていきました。
それにしても時代(不平等の解消)が変化するにはなんと時間を要することか!
結局本作にしてみたって40年以上の歳月を経ているわけですよね。人の人生ほとんどを費やさなければならないなんて・・・
まあ、先人たちのそんな努力があるから我々は今、過去よりもちょっぴりだけど辛い思いをせずに暮らせているのだけれど。
歌声に圧倒されて時間の長さが気にならない素敵な作品でした。
あまりに歌が上手すぎて
スピルバーグ版は今は亡き新宿ピカデリーで観たのは覚えてるけど、ストーリーはほぼ忘れており、新鮮な気分で観れました。シュグが歌が上手い設定ですが、全員が上手いからなんかむしろ影が薄く感じてしまった。しかし、映画館でのシュグとセリーの歌は素晴らしかった。
前半ハードな流れはあったが、実際にはもっと悲惨で命にかかわる残酷な事が罷り通っていたであろうが、かなりマイルドに表現されていたように思う。また、後半はあまりに事がうまく進みすぎて、まさに夢物語で、よかったと思う反面、全くリアルに感じられなかった。ストーリーは前作とさほど変わってないだろうが、本当に舞台チックになっているように思いました。
これ、共和党トランプ支持者に見てほしいなあ。
オリジナル観たくなった
実はオリジナル未視聴。ということで、予断なく観る。
まだ女性の地位が低い時代に力強く生きた、セリーの生き様がパワフルでソウルな歌声でストレートに伝わります。明るい歌もあるが、気持ちを伝える迫力ある歌が多くて良い。歌手のシュグやソフィアや個性的なキャラは最高でした。男性陣の悪役っぷりも見事。ただ罰を受けるだけでなく、改心するのも単純でなくて良い。クライマックス、泣かせにくるとわかってても泣ける。
オリジナル版違う?
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